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社会保険を法律によって強制加入とすることとなった原理・理由をお教え頂きたいです。
日本人の国民性と関係があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします!

A 回答 (3件)

「社会保険に全国民を強制的に加入させることになった理由」


昭和30年代中頃に
医療技術の進歩にも拘わらず
医療保険証を持たないために
医師にかかれず病院にも行けず
死亡する病気を放置する現象が多発して
果たして先進国といえるのかと言う世論が高まりました。
イマで言う救急車のタライマワシでヒトが死ぬ憤激ですわ。
そこで時の政府は国民皆保険制度を普及させると共に、無医村を撲滅させたのです。
「政府管掌健康保険」「船員保険」「生活保護者保険」「職場健康保険組合」「職能別国民健康保険組合」随分遅れて「地域型国民健康保険組合」が出来まして、国民なら有職無職を問わずどこかに加盟できるようにしたのです。時の厚生大臣中山マサ女史に感謝。
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明治以降、社会保障制度は少しずつ整備されており、


第二次世界大戦時には、一定の基盤を持っていました。
大きく動いたのは、大戦後です。

一つには、現憲法の制定でしょう。
これによって、一つの節目となります。
同時に、戦争に敗れたことで、大量の失業者や引揚者を抱えることになり、
貧困の救済は、新政府の重要課題だったのです。

そして、昭和30年代に空前の好景気が訪れます。
急速に生活環境が良くなり、同時に、社会福祉にお金を廻せるようになり、
国民皆保険・皆年金が実現しました。

国民性との関係ですが……
戦争に敗れたとは言っても、「天皇制」の長い歴史は、
国民性に影響を与えていると思います。
一つには、「勝ち取る」のではなく、「与えられる」という発想です。
これは、今も、続いています。
この国民性と、好景気によって、政府に社会福祉を整える財力があった
ことが皆保険を実現させたのだと思います。
つまり、勝ち取ったというより、政府から与えられた。

一方、与えられるという発想が強いために、
税金を納めて、そこから福祉に回す、という発想が弱く、
今日の財政破綻を招いた一因だと思います。

米国では、全ての権利は「勝ち取る」ものだとされています。
つまり、自主独立の精神が強い国です。
だから、医療などの福祉も自分で用意するという発想があり、
皆保険がなかなか実現していません。

英国も長い歴史の中で権利を勝ち取ってきた国ですが、
福祉には応分の負担があるのが当然という発想があり、
日本の消費税に当たる税率は、17.5%です。

以上、私の意見です。
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社会保険は、資力のある人が納付した保険料を、病人や老人の生活を維持するのに必要な金額を受給することによって成り立っており、任意加入にすれば、資力のある人が加入せず、受給権者だけが加入することになって、根底が崩れてしまいます。


少子高齢化社会では、制度設計した当時のピラミッド型人口が、逆ピラミッド型人口になっているため、保険料納付者よりも受給権者の数が多くなって、破綻しつつあります。
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この回答へのお礼

回答大変ありがとうございます!

お礼日時:2010/07/17 23:36

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