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会計ソフトの導入にあたり部門別管理の導入を企画しています。
質問にあたりこちらのことを簡単に説明します。

会社は社員数100名ほどで三つの部門があります。
業種はタクシー・貸切バス・旅行業です。
輸送実績等(輸送キロ数や輸送人員数・売上高など)を協会や陸運局に毎月報告する必要があります。
現在の会計処理は仕訳帳のみ記入して、あとは税理士事務所にすべて任せており部門管理などは一切されていません。
私の会計の知識レベルですが、去年日商簿記1級を取得しています。
入社1年目です。
導入予定の会計ソフトはPCA会計のシステムBです。

質問内容は、部門管理の導入をした場合の売上高の計上についてです。
旅行業部門が貸切バスの仕事を10万円で受注し、社内のバス部門に依頼した場合、
従来の方法どおり   

売掛金10万円/バス売上10万円
と売上を計上します。
(事務処理上、業務が煩雑になるため部門管理導入後も同じように計上します)
その後、観光部門に手数料として売上の10%を付け替える場合、

(1)バス売上1万円/観光部門売上1万円  又は
(2)支払手数料1万円/観光部門売上1万円
という仕訳が考えられますが、
(2)の仕訳で処理した場合に会社全体として売上高が11万円になってしまいます。

外部の旅行会社からの仕事の場合、当然のことですが(2)の処理をしています。
(部門管理していないので貸方は単なる売上になります)

しかし同じ会社の部門間の売上なので相殺する必要があると思うのですが、
関連会社の財務の責任者に確認したところ、利益額はどちらも同じ額になるので(2)の方法で問題ないだろうといわれました。(その人は税理士試験の簿記論・財務諸表論を持っています)

PCA会計のシステムBは管理会計仕訳として部門間の利益の付け替えを財務会計仕訳と区別して処理することができるようで決算資料などには管理会計仕訳を影響させないようにすることができるようです。

(1)の仕訳の様にバス売上と観光部売上を相殺して会社全体の売上を実際の売上と一致する必要があるのか
(2)の仕訳の様に利益額が同じなら会社全体の売上が多少多く表示されても問題ないのかを教えてください。
よろしく願いします。

A 回答 (3件)

旅行業の売上げは、1万円


貸切バスの売上げは、9万円ですね。

売掛金(売上先:顧客企業)10万円 / 売上高(部署:旅行業)    1万円
                 / 買掛金(仕入先:社内貸切バス)9万円
            +
売掛金(売上先:社内旅行業)9万円 / 売上高(部署:貸切バス)  9万円

  ※旅行業は、コミッションを売上高とする会計が一般的に行われています。
   (ビジネスモデルによって一部異なりますが)

これだと、買掛金と売掛金が五月蠅いので

売掛金(売上先:顧客企業)10万円 / 売上高(部門:旅行業) 1万円
                 / 売上高(部門:貸切バス)9万円

帳簿会計上も、管理会計上も問題ありません。

>(1)の仕訳の様にバス売上と観光部売上を相殺して会社全体の売上を実際の売上と一致する必要があるのか

これは、バス売上げを10万円としなければならないのでしょうか?
本件を外注のバス会社に依頼すれば、旅行会社の売上げが1万円でバス会社の
売上げが9万円です。
 ※管理会計と帳簿会計を分けるのも一つの選択肢ですが、個人的には煩雑に
  なるので、お奨めはしません。
 ※勿論、御社の管理に関わりますので、御社の管理し易い方法で管理して
  ください。

>(2)の仕訳の様に利益額が同じなら会社全体の売上が多少多く表示されても問題ないのかを教えてください。

税務的には、売上高が水ぶくれになっても所得額に問題がないならば、税務調査
時に問題になる事はありません。
(説明に時間を要しますが、問題にはなりません))

会計的には、(親会社があるならば)質問者さんが記載された方法で親会社がOK
すれば何も問題はありません。御社が上場しているのであれば会計原則に従がい
売上高が水ぶくれする会計処理は止めましょう。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって大変申し訳ありませんでした。

大変参考になりました。
自分の考えが間違ってなかったことがわかったので安心しました。
また疑問がでたらよろしくお願いします。

お礼日時:2010/07/27 22:34

細かいことを考える前に外部への売上・仕入と内部の取引とに分けて考えるほうがすっきりするのではないでしょうか。


お話を聞いているとバス売上10万円は外部への売上で売掛金の回収も外部からできるということですよね。その際に売掛金の管理と売上の管理はどうなっているのでしょうか。
売上の管理は複数部門で、売掛金の管理は単一部門で行っているということじゃないでしょうか。

例えば一つの部門で
売掛金10万円バス売上10万円
と仕分けして
その一部を観光部門に振り替えるなら
バス売上1万円売掛金1万円
売掛金1万円観光売上1万円
というふうにやるなら部門単位での売上と売掛金の管理とができるようになります。
ただ、これでは財務会計と業績管理会計とで齟齬が生ずるのでこういう処理はしないという前提に
なっているのか、あるいは観光部門への振替はあくまでも内部取引ということになるのでしょうか?
そうであるならば
支払手数料1万円というのも支払いを伴わない内部取引(費用の付け替え)といことですか?

後のほうならば
売掛金10万円バス売上10万円
と外部仕分け

支払手数料1万円観光売上1万円
と内部仕分けをするなら
月末に
共通部門などで
観光売上1万円支払い手数料1万円
の仕分けを起こして内部取引の控除をして置けば
各部門の実績は損なわずに全社では内部取引の控除はできます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/27 22:36

企業会計原則注解11によれば、・・・本支店等の合併損益計算書において売上高から内部売上高を控除し、仕入高から内部仕入高を控除・・・と規定されています。

従って内部売上高によって会社全体の売上高が水膨れとなることは許されておりません。

この場合は、「社内売上高」「社内支払手数料」という勘定科目を設けることで解決できます。
社内向けの管理資料では、これらを外部に対する売上高、支払手数料と同列に扱い、外部公表決算ではこれらを無視すればよいのです。
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この回答へのお礼

素早いお返事ありがとうございます。

私も内部取引を相殺するのが正しいと思います。
そもそも部門管理するのは部門ごとの損益などの経営成績をきちんと把握し役立てるためであるので
それによって売上高が二重に計上されのは本末転倒だと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/26 21:44

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