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慶應文学部の3年生です。

2年次専攻を決める際には文学系を選択したのですが、自分の学びたかったことと方向性が違うのではと去年辺りから悩み始め、特に今年ゼミに入ってからそのずれが決定的なものになりました。

他専攻の講義を受けてみて、どうやら教育学系統、具体的には「教育心理学」が自分の関心テーマに最も近い領域らしいと判明しました。
専攻そのものの変更は出来ませんが、教育学専攻のゼミは兼ゼミも可能ですし、拙い独学ではありますが今関連する文献などを必死に勉強中です。残りの大学生活についても、可能な限り教育学専攻に近い形でカリキュラムを組む予定でいます。

質問なのですが、

(1)大学院進学を考えています(教育学研究科教育心理学専攻)。
実質「転向」に近い形になるのかもしれませんが、院試対策として具体的に何をすべきなのでしょうか。心理学に必須な英語および心理統計、また教育心理学の先行文献等を読むのは良いとしても、何をもって「学部で教育心理学を専攻した人」と同程度勉強した、と言えるのかがわかりません。

(2)進学すると就職が厳しくなる、ということがもはや定説のようになっていますが、院卒後の就職対策として今のうちに出来ることは何があるでしょうか。
院生はとても資格の勉強や就活に充てる時間の余裕はないと聞いているので就活に当たることは出来る限りしておきたいのですが、院試との兼ね合いもあり、民間企業への就活は今のところ考えていません。
中高の教職はとっています。
このほかに何か就職対策として学部の3年生がすべきことはありますか?


不安要素ばかりなので、どのようなことでもアドバイス頂けたら大変ありがたく思います。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

うん。

さすが慶應義塾大学の学生ですね。文章がしっかりしています。ふつうなら,「専攻の特徴なんか,1年生のガイダンスで説明を聞いたはずだろ」と思って回答しませんが,できるだけまじめに答えましょう。

大学院進学が,専門分野を変えるための手段なのか,専修免許をとるためなのか,もともと大学院指向だったのか,いまひとつ判然としません。主に「専門分野を変えるため」と解します。

専門分野を変える手段として手っ取り早いのは,学籍上の専攻変更を願いでることです。おなじ学部のなかなので比較的に垣根が低いはずですが,学務課などに可能性を尋ねてみましたか? 教育心理のほうに空きがあるかどうかもかかわります。たぶん,たずねてみて「2年生から3年生になるときなら変更できたんですがねえ」ふうの回答をもらった結果,この質問かもしれません。それでも「3年生をだぶってもかまわない」と食い下がる学生も(うちの大学には)いますから,考えてみてください。

いま専攻を変えるにせよ,大学院で変えるにせよ,教育心理のほうでも優秀である必要があります。これは当然にご承知のようです。
>何をもって「学部で教育心理学を専攻した人」と同程度勉強した
教育心理の専門講義科目を履修しており,教育心理のゼミでその筋の学生と互角であること。大学院入試の専門試験は,学部講義をきちんと理解しているかが問われるでしょう。ゼミでは,教育心理の先生から,「君はとても文学専攻とは思えないね。大学院はうちにするの?」と言われるくらいでないといけません(面接試験で「君,だれ?」じゃまずいでしょう)。自分の文学専攻で定められた必修科目(どうでもいい選択科目はとらない)と掛け持ちになりますので,時間割上で重複することもあるでしょうし,なにより勉強量が増えます。

>中高の教職はとっています。
>このほかに何か就職対策として学部の3年生がすべきことはありますか?

教職志望なら,放課後に受験講座を受けるなりして,きっちり試験勉強してください。

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たいして役にたちませんでしたね。がんばってください。
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No.2のまたまた補筆です。



>まあ慶應義塾大学なら,そんなに心配しなくていいでしょう。

これだと両義的に解釈できますね。おぎなうと,「まあ,慶應義塾大学文学部に合格する語学力なら,専門論文を読んでも地の力で7割はわかるでしょうから,そんなに心配しなくていいでしょう。」
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No.1の補筆です。



>教育心理の専門講義科目・・・大学院入試の専門試験は・・・

大学院入試の専門科目と,その過去問を調べてください。専門試験が特化した「教育心理学」ではない可能性が高いです。つまり,「心理学」で受験して,発達心理学,社会心理学,教育心理学,感情心理学,臨床心理学の5問中から3問選べ,みたいな形式もありえます。もしそうなら,なにか3科目を勉強しておく必要があります。

ついでにいうと,むかしのぼくらもこういう形式でした。自分の専門(上述でいうとたとえば社会心理学)だけはなんとか解けたが,1問は半分くらい,あと1問は白紙で,面接試験でこってりイヤミを言われました。それでも合格した牧歌的時代でした。ただし,語学(英語・ドイツ語)は満点でしたから,これでずいぶん合計点をかせいだはずです。だから,語学も過去問をみてください。一般的な科学英文(ぼくらは理学系共通で易しい問題だった)なのか,心理学に特化した英文(専門用語が難しい)のかで,ずいぶん対策は異なります。後者なら,その筋の論文誌を読める力が必要です。まあ慶應義塾大学なら,そんなに心配しなくていいでしょう。
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この回答へのお礼

これほど早く、ご丁寧な回答をいただけるとは思いませんでした。
まずはお礼を申し上げます。

心理学研究なさっておいでとのこと、大変参考になりました。

院へ行く主な目的は、仰るとおり「専攻を変える」ためです。
専攻の特徴をしっかり把握していなかったことも不手際ですが、何より1年間なんとなく違和感を覚えながらも文学専攻に所属したままだったせいで、このままストレートで就職してしまうと、学業がとても中途半端で終わってしまうのです。

>専門分野を変える手段として手っ取り早いのは,学籍上の専攻変更を願いでることです。おなじ学部のなかなので比較的に垣根が低いはずですが,学務課などに可能性を尋ねてみましたか? 

変更は何度か申し出ているのですが、「基本的には認められない」と却下されました。留年しないかぎりはやはり難しいようです。

>入試問題

入試案内によると、発達心理や教育心理の知識、及び心理統計(文学系出身者にはかなりのネックかもしれません)が出題されるようです。

なるほど、大学によっては第二外国語が使えるところもあるのですね。
現在の専攻は仏文なため、語学すら英語ではなくフランス語がメインなので、英語の試験についてもいささか不安が残りますが、1年間頑張ります。

詳しい情報を頂きとても助かりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/08/12 00:53

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