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酸化還元反応の色の変化を知りたいです。
化学の宿題で、

酸化剤として
塩素、過マンガン酸カリウム、二クロム酸カリウム、希硝酸、濃硝酸、熱濃硝酸、過酸化水素、二酸化硫黄。
還元剤として
ナトリウムなど、鉄(II)イオン、ヨウ化物イオン、シュウ酸、スズ(II)イオン、硫化水素、過酸化水素、二酸化硫黄。

の変化前→変化後の色を答えなければならないのですが、
色については授業でほとんどやっていないし、教科書や資料集にもすべては載っていなかったので、質問しました。
答えか、調べ方を教えてください。

また、こういった色の変化は覚えるべきなのでしょうか?

A 回答 (2件)

#1に書かれている物質、またはイオンはすべて教科書に載っています。


書かれていることをうのみにしないで自分で調べてみてください。
1つずつwikiで調べてもいいです。

>あと、熱濃硫酸→真っ黒け

これは何ですか。
濃硫酸も、熱濃硫酸も無色です。
熱濃硫酸を銅と反応させても黒くはなりません。
無水の硫酸銅ができますので薄く汚れたような感じの白い沈澱が出ます。
砂糖に濃硫酸をかたのとごっちゃになっているのではありませんか。

>硝酸→窒素酸化物の褐色
高校で出てくる反応は2つあります。
濃硝酸と銅の反応ではNO2が発生します。この気体は褐色です。
少し薄めた硝酸と銅の反応では無色の気体NOが出ます。窒素酸化物がすべて褐色であるのではありません。(教科書では希硝酸と書かれています。濃硝酸を5倍ぐらいに薄めるとこの反応になります)

>Fe^3 赤さび色
というのはFe(OH)3のような化合物の色です。
高等学校でもよくでてくるFeCl3は水に割合とよく溶けます。
溶かす前はオレンジ色ですが水溶液はオレンジが薄くなって黄色っぽくなります。
水酸化鉄のコロイドの実験では黄色い水溶液を熱水の中に入れてかき混ぜると透明な赤褐色の溶液になるというのが出てきます。水酸化鉄の細かい固体の粒ができて分散しているという説明が付いているはずです。

>塩素水が黄色

塩素に色が付いているというのは、大量の塩素を扱っている人の認識です。試験管やフラスコに入っている塩素ガスであればうっすらと色が付いているというレベルです。試験管に入ったNO2の色のように濃いものではありません。水にとかしたものは無色です。
色のついた塩素水を作ろうとすればかなりの濃度がなければ駄目でしょう。
二酸化漫画と塩酸で、またはさらしこと塩酸で発生させた塩素を水にぼこぼこと通じて作った塩素水のレベルであれば色は付いていません。

色の変化というのは反応が起こったということの重要な手掛かりです。反応によって何ができたかの反段にもなります。

試験管を見ても反応式が見えるわけではありません。
なにができているかを見極めて反応式を作ることができるのです。

CuとHNO3の反応では色のついた気体が発生する場合と無色の気体が発生する場合があります。
色は反応が異なるという判断の重要な手掛かりになっています。  
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この回答へのお礼

丁寧に説明してくださってありがとうございました。

お礼日時:2010/08/29 00:34

>こういった色の変化は覚えるべき


以下の五つは覚えるべきでしょう。
塩素(黄色気体、溶媒に溶かしても黄色)→塩化物イオン(無色)
過マンガン酸イオン(濃紫、Mn^+7)→マンガンイオン(ほぼ無色、Mn^2+)なおこれは酸性の場合。中性、アルカリ性だと二酸化マンガン(Mn^4+)で止まる。
二クロム酸イオン(オレンジ色、Cr^6+)→クロムイオン(ほぼ無色、Cr^2+)これにも酸が必要。
鉄(II)(ごく薄い緑)→鉄(III)(赤さび色)
ヨウ化物イオン(無色)→ヨウ素(濃褐色、薄めてからデンプンを加えると紫)

あと、熱濃硫酸→真っ黒け
硝酸→窒素酸化物の褐色
は酸化反応が起きるときだけで、実際見ないと何とも表現のしようがないです。酸として働くときは無色のままです。

残りはみんな無色。^^
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この回答へのお礼

素早い回答ありがとうございました。
大体わかりました。
説明つきで助かりました。

お礼日時:2010/08/23 23:24

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