A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
ドロップショットはネットに近いところに打球を落とすショットですが、プレイヤー側の打球軌道のイメージが現実的ではない場合、それが原因でミスショットになることがあります。
打球軌道のイメージが現実的でないというのは、以下のようなケースです。
短く落とすためにできるだけ低く打とうとして、ネットをギリギリで越すくらいの低い打球軌道をイメージします。そして、その打球がネット近くに落ちることを期待するのですが、現実的にそれは無理です。その軌道イメージに従ってボールを手に持って移動させてみれば分かりますが、ネットを越えてから急激に下降することが必要なことが分かるでしょう。
サービスライン上に立って、ネットをギリギリの高さで越えるボールを打った場合、どんなに弱く打っても、着地点はネットから3mくらいは離れてしまうでしょう。
その結果、着地目標ポイントを強く意識するとネットに掛かり、ネットにかからないことを強く意識すると球足が長くなってしまうということが起こりやすくなります。
つまり、このイメージでは、ネットとアウト(球足が長くなりすぎる)の二つのリスクを同時に背負い込むことになるのです。
でも、物理的に正しい軌道イメージを持てば、サービスライン上から打って、ネットから1mのところに落とすことが可能です。その正しいイメージとは「高く打つ」ということです。
サービスラインとネットとの中間くらいの位置で、ネットより2mくらい高くなる打球軌道をイメージして下さい。高さのピークはネット上ではなくて、ネットと自分の中間地点なのです。その打球が下降しながらネット近くを通過すれば、着地点は限りなくネットに近付きます。高く打つことでネットするリスクは避けやすいわけです。
これについては、ドロップショットだけでなく、ショートクロスにも同じことが言えます。自分とネットの中間地点で高さがピークになる打球であれば、ショートクロスがアウトする率が大幅に減らせるでしょう。
ただ、ショートクロスの場合はスピン系の打球がメインになるのに対し、ドロップショットではスライス系がメインとなります。これは、ショートクロスの場合は、コースが厳しければ着地後に長く弾んでも良いのですが、ドロップショットの場合は長く弾んだら命取りだからです。
そしてさらに、高く打つのにはスライス系の打ち方が適しています。もともと面が上を向くショットだからです。具体的なスイングイメージとしては、打球の深さに比べてフォロースルーを長めにするというのが有効です。短く打つためにスイングを小さくするというイメージではなく、逆回転を最後までかけきるイメージでボールを包むように長く振り抜くと良いでしょう。ボールを止めるイメージよりも、逆に送り出すイメージといっても良いかもしれません。
高く打ち出されたスライスショットは高くは弾みますが、前には弾みません。うまく逆回転がかかっていれば、着地点で弾む感じです。もっとうまく行けば、ネット側に戻ってきます。
短く短く打とうと意識するより、着地後に弾んだボールがその場で止まれば良いと考えれば、気が楽になります。
ドロップショットのうまいプレイヤーは、ドロップショットを「しっかり打っている」のに対して、ドロップショットで失敗するプレイヤーは「打たないで入れようとする」という違いがあります。しっかりスイングしてボールを短くコントロールするのと、スイングを縮めて、力を抜いて弱く打とうとするのとの違いです。後者のほうが難しいのです。
短く打つというイメージではスイングが縮んでしまいますが、高く打つというイメージだと振り抜くことができます。
ドロップショットを武器にするためには、それに向けた特別の練習が必要です。まず、コートに立って正しい打球軌道のイメージを作って下さい。そしてボールを送ってもらい、ストロークでもボレーでも、その軌道に沿ってボールが飛ぶまで打ち続けて下さい。
正しいイメージさえ持っていれば、それほど難しくはないでしょう。大事なのは打たず落とすのではなく、振り抜いて入れるということです。
シングルスでドロップショットを有効に使うためには、通常のバックハンドストロークでもスライス系の打ち方を取り入れて下さい。そうすると、同じフォームから打たれるため、相手が予想しにくくなります。
ダブルスでも、ドロップボレーはとても有効です。是非、自分のものにして、相手を悔しがらせて下さい。
No.2
- 回答日時:
おっさんです。
テニス歴だけ長いっす(苦笑)。ドロップショットは、相手のやる気をそぐっていう武器であるとともに、
浮くと相手のチャンスボールになるという自爆装置なので、スリルあり
ますよね。
ドロップショットだけの練習って見たことないっす。ただ、うまくなる
のにつながる練習は、お互いにサービスラインに入れ合うショート
ストロークをする時に、ゆったりとドライブで打ち合わずずに、早めの
スイング&薄く当てるスライスを打つことだと思います。これで柔らかく
打てれば、後ろに下がってもドロップはある程度は打てると思うっす。
コツは、とにかく薄く当てる・・・だから難しい球ではなく、自分に
余裕のある球でしかトライしないことだと思うっす。相手が後ろから
悪い体制で打ち返してきた=だからドロップではなく、相手の球が
ヒョロヒョロだから悪戯しちゃえ・・こういう余裕のあるドロップは
意外と相手がそんなに深い位置にいなくても効果ある球になるっす。
ご参考まで。
No.1
- 回答日時:
バックスピンをあまり意識すると、コントロール性を失いやすいので、
スライスショットを練習する上で、距離・深さを感覚的に
コントロール出来る様になることが重要だと考えます。
また、ボレーのスイングの応用でドロップボレーを打ちますので、
練習のコツといえば、いかにラケット面でとらえてから、面上で
転がせるか、また相手の勢いを殺せるかが重要ですので、まず
しっかりラケットを立てて、手のひら(フォア)・甲(バック)で
ボールをつかむイメージでスライスショット又はボレーを、
少しずつ短くなるように練習していくのが良いでしょう。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/09/24 14:05
ありがとうございます。
ボレー、ドロップともにスライスからの派生ということですね。
面上で転がすという表現は、ひとつイメージしやすくなりました。スイングはゆったりとするのでしょうか。
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