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出版系エディトリアル・デザイナーの将来

紙媒体の出版物を専門にやっている、エディトリアル・デザイナーの者です。

出版業界でも、一般世間でも、じきに電子書籍が浸透してきそうな気配になりました。
近い将来には、CDでもそうなったように、オンラインの電子書籍の需要が伸び、
紙の書籍の制作(および、紙のエディトリアル・デザインの需要)が少なくなるかもしれませんが、
これまでエディトリアル・デザイナーでやってきた人は、
将来のキャリアをどうしていけばいいのかと思い、質問を立てました。

電子書籍化へのプロセスや、生成の知識に関しては、
恥ずかしながらまだこれから、というかんじなのですが、
電子書籍への変換作業は印刷所がやったりすることになるのでしょうか。
それともデザイナーが、紙と電子を平行して行うことになるのでしょうか。

一人で仕事をしているため、紙の仕事が少なくなっていくであろうという、
職業としての生存の危機感を感じ、怯えています。

また、電子書籍の技術を取得するために
企業に所属していなくて大丈夫なのだとうかという不安があります。
(写植指定からDTPへの移行の際には、
独立されていた方は独自で習得されたのだと思いますが…。
ちなみに、私はDTPからこの業界に入りました。)

まだ具体的な動向が確定していない状況なのかもしれませんが、
電子書籍の展望について、詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>企画・編集・ライターは必要だと思うのですが、デザイナーも生き残れるのでしょうか。



生き残れます。
デザインが無くては、どんなに良い企画も文章も編集も完成しません。
内容が良くても見づらい構成やバランスでは読む気も起きません。
また、紙面では何処にまず目線を置いて貰いどう誘導していくか?色はどうするか?大きさは?など色々な事を考えますよね?
こういうのは、デザイナー以外には無い発想ですからデザインがなくなる事はありません。


>本当に必要ないでしょうか?

勿論出来るに越した事はありませんよ。
全ての業務をデジタル対応ができれば、知らないお客様からのオーダーにあれは出来るあればコストが掛かるなどアドバイスも出来ますし、他の紙媒体しか経験のないデザイナーと比較してもアドバンテージにはなります。
しかし、いくらデジタルに慣れ詳しくても肝心のデザイン能力が低い人には仕事は回ってきません。
デザイナーにはデザインを頼んできますので、紙であろうとデジタルであろうとやはり一番重要視されるのはデザイン能力です。

頼みやすいという面では、経験してるに越した事はありませんが焦る必要は無いと思います。
実際電子書籍専門でやっている人はまだまだかなり少ないです。
やはり紙媒体は、安く手軽に持ち運べ何といっても読みやすいので紙書籍は相変わらず無くなりませんし電子書籍の双方をやっているものが多いのが実情ですよね。

私の会社でも出版社さんから電子書籍をやりたいとオーダーが何度か入っています。
出版社側は今ブームだからやっておかないと他社に遅れを取るかもしれないという理由でやりたがっています。
決して大きい利益を見越しては居ませんし、事実本と匹敵する売り上げはまだ見込めないでしょう。

この先電子出版物は増えていくでしょう。
しかし、紙媒体が無くなるには相当の時間が掛かると思います。
ネットの世界は別ですが、電子出版物用だけにデザイナーは、あまり必要とされては居ません。
スキャン、読み取り、自動変換という自動化システムが作れるプログラマーの需要は多いです。
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この回答へのお礼

再度、ご回答ありがとうございます。
回答者様のご職業が気になるところですが・・・。

>デザインがなくなる事はありません

紙面の場合、書体の設定や、レイアウトなどが必要でしたが、
電子書籍は、既存のフォーマットに即してやってしまう=デザインをあらためて起こす必要がない
と勝手に想像していました。

>電子出版物用だけにデザイナーは、あまり必要とされては居ません。

私も、完全に電子に特化しようとしている訳ではありません。
紙用のデザインの知識がしかないので、
電子書籍をつくる知識がなくて大丈夫なのだろうか?と大きな不安感を抱えているような状態です。

>スキャン、読み取り、自動変換という自動化システムが作れるプログラマーの需要は多いです。

私が知ろうとしているのは、そのところなのかもしれません。
そういった知識は、個人でも取得可能なのでしょうか?

お礼日時:2010/11/10 15:22

書籍関係は、今過渡期ですよね。



現在電子書籍の制作方法は色々あってどれが一番効率的かという部分でこれというものがありません。
それは、紙媒体での書籍を電子化している場合もありますし元々電子書籍としても販売する目的でデータを作っていたりする場合はもありますから流れが一方向では無い状況です。
また、書籍が電子化した事でマルチメディア展開も容易に出来るようになり付加価値を付けていこうという流れもあります。

ファッション紙などは、専門の電子書籍変換オフィスが変換しているケースが多いです。
ゲラが上がって3時間とかで自動変換かけちゃいます。
そして電子化ならではの動きやコンテンツを付加して配信します。
印刷屋さんは、電子化に対応出来ていないとこが多いです。

今後電子書籍はハードの広がりと共にもっともっと需要が増していくと考えられています。
流通コストが掛からず印刷代も必要としませんので、版元としても企画と編集、ライターやデザイナーが居れば本ができてしまいます。

紙の仕事をやってこられているのであれば、電子書籍の技術なんて必要ないですよ。
結局紙面構成は、センスですしパソコンでそれを行うのは一緒ですから。
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この回答へのお礼

お礼、遅くなりました。

>制作方法は色々あって

そうだったんですか?

>ファッション紙などは、専門の電子書籍変換オフィスが変換

デザイナーがやるわけでもないいですね。

>版元としても企画と編集、ライターやデザイナーが居れば

企画・編集・ライターは必要だと思うのですが、デザイナーも生き残れるのでしょうか。

>紙の仕事をやってこられているのであれば、電子書籍の技術なんて必要ないですよ

本当に、電子書籍の技術は、必要ないんでしょうか???

お礼日時:2010/11/05 12:00

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