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学校用の教科書や補助教材の採用プロセスを調べています。

特に補助教材について、どのように出版社からアプローチがあり、
どういった機関・ひとが採択を決めているのでしょうか。
補助教材を一堂に集めたフェアなど開催されているのでしょうか。
生徒の父母やPTAからの推薦もかなり意味があるのでしょうか。
業者の新規参入を拒む慣例などあるのでしょうか。

ネットで一般検索すると、不透明な部分も少なくないようですが、
現場をご存じの方、教えていただけるとありがたいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

>・一般人が入れる本屋さんとは違いますよね。


>・補助教材のみならず、教科書も売っているところでしょうか。

私の知っている限りの話となるので、全体がこうであるとは言えませんが・・・

取引している教材屋さんは普通の本屋さんとは違います。
教科書を売っているかは存じません。頼めば持ってきてくれはすると思いますが・・。

会社に例えるなら「A4用紙を頼んでエーヨン」といったCMを流している
オフィス用品を扱っている備品屋さんのような感じです。
一般の人がお世話になることはあまりないかと思います。
コクヨとか三菱とか大手のオフィス用品を扱っていて、注文があればでそれらを取り寄せ、
注文先に必要数を納入するお仕事です。

また、教科書を頼んでいる主体は学校ではないので
学校(各学年)が依頼をする教材屋と、教科書を扱うところは別のところであることが
多いのではないでしょうか。
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>ちなみに業者さんというのは出版社でしょうか。


>あるいは教科書供給会社といったところでしょうか。

業者さんというのは、「教材屋さん」を指してのべました。
補助教材が動く流れとしては、

参考書を作成している出版社

町の教材屋さん

学校現場

となっているところが多いのかなと思います。

ですので、同じ教材が、別の教材屋さんから見本としてきているなんてことは
しばしばあります。

それと、別の回答者様のお答えにもありましたが、
当然、まず「使いやすさ」「見やすさ」「教育的効果」などを見て補助教材を決めてから、
その後にその補助教材を扱っている教材屋さんを決めます。
先にも述べたとおり、教材屋は違えど同じ補助教材を扱っていることも多いので・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
状況がよく分かりました。
ネットによく載っている「不透明なプロセス」
というのは現実にはごく1部みたいですね。

町の教材屋さんをネットで別途調べてみましたが、
よろしければいくつか教えていただけないでしょうか。
・一般人が入れる本屋さんとは違いますよね。
・補助教材のみならず、教科書も売っているところでしょうか。

お礼日時:2010/12/16 09:43

付け加えと多少違う意見を。



私自身小学校の教師をしていますが、大量の見本を比べて選びます。選ぶときの基準は、「この教材で教えて効果があるか」の1点です。誰が推薦しようが関係ありません。

「効果」の中には、適切な問題を数多く掲載しているかどうか、という当たり前のこととともに、たとえば子どもの気に入りそうな図柄かどうか、筆記具で書き込みにくくないか(分厚い本を開くと中心部分は盛り上がってしまい、書きにくい場合が多いため)などあらゆる基準があります。

そして、私の場合、そういった教育的な理由以外の部分については一切考えません。たとえばまんべんなく多くの会社のものを採用するとか、出入りの多い業者さんのものを選ぶとか、そういうことには興味はないです。そもそも年度始めの教材選定の時期は時間に追われてそんなことを考えている余裕がないです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
新規参入を考えていなくても、嬉しい回答です。
やっぱり子どもたちの教育のための教材ですし!
中心部分が盛り上がりを見るなど、現場ならではの観点もありがとうございます。

お礼日時:2010/12/14 21:43

小学校の場合では次のような形をとっていることもあります。



先の回答者様と同じく
「各学年の先生が」
「学校に業者さんが持ってきてくれた見本を見て」
決定します。

保護者を交えず先生が決めるというのは、一長一短ありますが、
補助教材を選ぶのにいちいち保護者の方を呼んでいたら
かえって迷惑をかけてしまうでしょう・・。
指導の方針もあるので、手っ取り早く教員が決めたほうがいいと感じています。

また、業者さんについてですが、
学校は公的機関なので特定の業者のみを採用することはありません。
学校に見本を持ってきてくれる業者さん自体がそんなに数が多くないので、
2~3の業者さんからまんべんなく購入するようにしています。
例えば漢字ドリルはA社から、算数ドリルはB社からといった具合です。

蛇足ですが・・
ただ、よく顔を出してくれたり融通を利かせてくれる業者さんのところは
その後の教材(図工の教材とかその時々で必要になるもの)を買うことは当然多くなります。
来てくれたついでに頼む感じです。
逆に、過去に納入が遅れちゃったり数が違ったりといったトラブルがあった業者さんからは
その後の教材購入は少ないのも事実です。
そういった実態からも、新規参入は個人的なつてがないと結構厳しかったりします。
値段はどこも同じなので、どうしても融通が利いて信頼できる業者さんを選ぶことになります。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなりすみません。
ご回答ありがとうございました。

現場の様子がよく感じ取れました。ちなみに業者さんというのは出版社でしょうか。あるいは教科書供給会社といったところでしょうか。
宜しければ教えていただけると嬉しいです。

お礼日時:2010/12/14 21:40

追加です。


小学校の場合には各学年会で決めていきます。
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この回答へのお礼

小学校の場合も教えていただいて、ありがとうございました。
ネットでみた「不透明な決定プロセス」と大分違うプロセスを
教えていただきました。

お礼日時:2010/11/28 22:02

中学の現職校長です。

学校の補助教材について説明します。
まず3月の下旬に、出入りの書籍店から、全教科・全種類の補助教材の見本本が持ちこまれます。
その量は膨大なもので、職員室のかなりのスペースをとるほどです。その見本本をすべての学校に配るのですから、全体としたら大変な量になります。
業者の新規参入は、取り扱う書籍店で見本の中にいれるかどうかで決まります。

4月当初に、異動者を含めて新しい学年配当が決まります。その前後に各教科部会を開き、補助教材の選定を当該の教師だけで行います。保護者の関与する余地も時間もありません。生徒の意見なんて聞くことはありません。だいたい、1時間くらいで決まります。

決まったものは、学年の人数分発注し、見本本はすべて業者に返却します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とてもよく分かりました。学校ごとに独自に決めているようですね。

新規参入者は、見本品を大量に配って、採用されないリスクも負うわけですから、
資本力がなければ不可能だとわかりました。
職員室のかなりのスペースをとるほど膨大な種類があるというお話にも驚きました。
1時間で決まるというのもかなりスピード決定のような感じもします。

非常に参考になりました。

お礼日時:2010/11/28 22:00

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