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ステロイド服用、減量中の症状や副作用について教えてください。
(1)発熱
自己免疫疾患により入院し、9月からプレドニンを服用中です。60mgからスタートして2~3週間ごとに5mgずつ減量してきましたが、25mg(朝3錠、昼2錠)から20mg(朝4錠)に減量した次の日から、午前中のみ39度近い高熱が出るようになってしまいました。でも高熱は午後になると自然に36度代まで下がります。検査もしていますが現在のところ原因になりそうな感染症や炎症は見つかっていません。(ステロイドでブランドされている可能性もありますが)。ステロイド減量中に原因不明で発熱することはよくあることなのでしょうか?

(2)血小板の急激な減少
ちょうど上記の発熱と同じ時期に、血小板が急激に減少(2週間で24万から2千)してしまいました。発熱と関連があるのかは不明で、検査結果からの推測では特発性血小板減少性紫斑病ではないかとのことでした。
発熱もですが、血小板の急激な減少は不安も大きく、ステロイド減量と関係があるのかとか、特発性血小板減少性紫斑病も怖いけれどもしかしたら別の命に関わる急性の病気だったらどうしようかなど考えてしまいます。主治医さんたちも慎重かつ丁寧に検査や治療を行ってくださっているので、それについては信じて治療を受けていこうと思っていますが、もし詳しい方がいらっしゃれば体験談や助言などをよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

(1)ステロイド減量による一過性の離脱症状でしょう。

ステロイドはミトコンドリアの働きを抑制してエネルギー代謝を阻止します。これが免疫抑制の正体です。
ステロイドをやめたり減量することでミトコンドリアがまた息を吹き返しますので代謝が促進されエネルギーが発生しはじめます。ステロイドのやめ方や減量の仕方によって、あるいはその人の体質、体調によっては一過性に急激な反応として現れることもあるでしょう。これが発熱。

(2)おそらく血小板の減少もステロイドによるものだと思われますが、この場合は減量による離脱症状とは違うでしょう。発熱と同時期とおっしゃっていますが、そうであればたまたま時期が重なっただけではないでしょうか。これは減量のせいというよりステロイドを大量に使い続けてきたストレスが原因ではないかと思います。もともとストレスが原因で発症した病気ですので免疫抑制剤としてのステロイドはストレスを上乗せしていきます。
心や体がなにかと活動的だと血球群の骨髄産生が活発化してきます。つまりある程度のストレスでは血小板は増えることはあっても減ることはありません。しかし、さらにストレスが増して交感神経の緊張度が増すと増えた顆粒球の放出する活性酸素で血管や組織が破壊されていきます。この修復の一環として血小板が消費されていきます。すると一転、血小板や血液凝固因子の働きが異常に高まり血小板が使い果たされる流れになることもあるのです。極端な場合DICです。

いずれにせよ、心や体のストレス、あるいはクスリのストレスを減らすことが大事です。ステロイドを使う期間が長くなるほど体が冷えて他の病気の引き金になる可能性もありますので注意しておいてください。また、体の冷えは心の冷え(心が不安定)にも繋がることがあります。
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この回答へのお礼

回答者様

とても詳しくてわかりやすいご説明をいただき、ありがとうございます。
何もわからないままの急展開だったため不安ばかりが募っていたのですが、回答者様のおかげで自分の体の状態を理解することができました。今後の治療も前向きに頑張れそうです。本当にありがとうございました!

お礼日時:2010/11/29 22:52

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