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日常的によく使われる「手際」「要領」「頭の回転」の意味の違いがわかりません。辞書で調べるとどれも似たような意味で違う気がしますが、果たして多くの日本人は使い分けて使っているように思えません。意味を教えて下さい。また、具体例などを挙げてもらえれば助かります。

※意味が複数ある語は、日常でよく使われる意味だけで構いません。


○手際
 手際が良い
 手際が悪い
 手際よく~

○要領
 要領が良い
 要領が悪い
 要領を得ない
 要領よく~
 要領を掴む

○頭の回転
 頭の回転が速い
 頭の回転が遅い

A 回答 (2件)

言葉の意味は結果として似ているようでも、


それぞれ言葉の性質自体が違うと思います。

「物事の処理」がうまくできる/できない を軸に考えると、

「要領」は原因ですよね。
 コツを掴んでいるから、うまくできる。
 大事なことが分かってないから、うまくできない。
 そうしたとき、「要領が悪い」「要領を得ている」といった表現ができます。

「手際」は処理する動作そのものですよね。
 要領を掴んでいないから、「手際」が悪い。
 頭の回転が速いから、「手際」もいい。
 このように、「手際」のいい/悪いには、色んな原因があります。

「頭の回転」は情報処理が速いか、遅いかという意味ですね。
 結果としてそれは物事の処理に関わってくることもあります。
 その善し悪しは、手際や要領とも関係してきます。

 結果としてどれも似通ったものを表現できますが、
 それぞれ違ったニュアンスを持っていますね。
 同じことを説明するのにも、色んな表現ができるわけです。
 「言葉」が少しずつ違っていることで「機微」が表現できるのです。

 だからみんな日常的に、考えるまでもなく
 無意識に相応しい言葉を選び取っているのではないでしょうか。
  
例)
・最初はなれなかったが、要領を掴んでからは手際が良くなった。
・部長は頭の回転が早く、すぐに状況を把握できたが、部下への指示は要領を得なかった。
・頭の回転が早くても、要領を掴んでなければ、手際よく作業はできない。
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・手際 …動作のこと。


・要領 …重要なポイント。
・頭の回転 …思考スピード。

「手際が良い」というと、手先が器用だとか、技術的に熟練しているとかいう感じになります。

「要領が良い」というと、ムダを省くとか効率的とかいう感じ。また、ずる賢いという意味でも使われます。

「頭の回転が速い」というのは、何か問題が起きたときに適切に対応できること。

だいたいこんな使い分けだと思います。
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