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映画「自転車泥棒」を見たのですが、自転車に鍵がないんです。
1948年制作です。
そりゃ盗まれるわなと思いました。
そのころの日本の自転車に鍵はついてましたか?

A 回答 (3件)

当時の自転車・・殆ど全てが実用車・・で魚屋や米屋、氷屋などが使う実用車は前後でタイヤの太さが異なり頑丈に出来ていました。



鍵は後付。
大抵は後輪に差し込み式で別に購入して取り付けてもらいます。

当然こう云った実用的な自転車は持ち上げようにも重すぎてどうしようもない。

また、軽快自転車もありました。

伯父が自転車製造と卸をしていたので私が昭和25年に乗っていたのは、タイヤは細く車体もスマートで今のサイクリング用と同じくらい、タイヤは競輪自転車と同じ太さでリムも細いものでした。

ハンドルはアップ型ハンドルが多く、ブレーキはハンドル固定金具のリム式。(替えゴム式)

メッキ仕上げは悪く3日磨きをサボるとブツブツとリムやハンドルに錆が出る代物でした。

その頃は自転車税があり確か年間600円、役所で後輪の泥除けに登録番号をつけられます。
中華蕎麦20円(ラーメンという言葉は無し)バス代が15円の時代です。

映画、自転車泥棒は3回見ました。

戦前の自転車(昭和初期のもの)も家にはありましたがごく普通の軽快車で車高は24インチ。

三段変速機が付いたサイクリング車が出廻り始めたのは昭和27年くらいからです。

進駐軍の子供達が乗っていたのは押しなべて今のマウンテンバイクタイプ、タイヤも太く頑丈でしたが、スタンドや鍵が付いているのは見た事がありません。

おそらくそう云う鍵類は外国では一般的では無かったのかと思います。

自転車泥棒の映画は衝撃的でしたが、当時市販されていた雑誌「リーダースダイジェスト」にはヨーロッパ、特に北欧ではベンチに財布が落ちていても1週間たってもそのまま残っている、それに比べ日本じゃそんな事は考えられないとの賛辞記事がありました。

イタリアでは泥棒がいるのかなぁと漠然と思った記憶があります。

余談で失礼しました。
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当時は自転車は実用車と称していました。

^○^

#1様の証言を裏付けるのは、
>角形の大型後輪錠。

1台盗めば良いお金になります。
せっかく買った貴重な財産です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E7%94%A8% …

一方、軽快車の方ですが、当方も殆ど把握出来ておりません。
(上記は官公庁で十分に入手可能な反面、下記は販売業者と流通量自体を洗う必要もある)

逆に教示を頂きたいぐらいの状態です。

>そりゃ盗まれるわなと思いました。

軽快車ではなく、それ以下の安価品(バッタ品など)の可能性は高いです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E5%BF%AB% …
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ついていました。



 ただし後ろの車の軸とサドルを結ぶ音叉型の鋼鉄部分に取り付け、鉄の棒が出て来て後輪が回転しないようにするもので、解錠は、番号を合わせるか、鍵により、その棒を引っ込ませるものでした。

 これは後輪を持ち上げるか、車輪のついた台に載せれば、盗める訳ですが、いずれも目だつので、衆人の目が盗難予防の要素だったとも言えます。

 僕は祖父の自転車を借りようとした経験があるので、こういう仕組みを見ました、子供には大人の自転車を抱え、グニャグニャ曲がる前輪で遠くまで持って行くのは技倆を要しました。

ご覧になったのがデ・シーカの Ladri di Biciclette なら、イタリアでは日本の様に鍵をかけなかったのでしょうね。
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