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中学生に英語を学ぶ意義をA4一枚の紙にまとめたいのですが、何か参考となるページや書籍などが
教えてください。中学校の英語教員をしているものです。

A 回答 (1件)

えーと、中学の英語の教員なんですよね。


ご自分ではどのように考えておられるのでしょうか?

はっきりいって、中学生にもなれば「人の言葉」を借りてアピールしているのか、「自分の言葉」で訴えているのかぐらい見抜きますよ。ぜひ、自分で「中学生が英語を学ぶ意義」を考えて、生徒たちに訴えかけてほしいと思います。
そうしなければ、相手のこころに響きませんよ。

で、仕事で海外視察にいくたびに感じるのは、
「日本は狭いところに縮こまっている」という印象です。
実際に東南アジアに行ってみれば「英語を使える人材」はチャンスがたくさんあることが分かります。
彼らの国は経済規模が小さく、一国では成り立たない上に欧米に比べればお金がありませんから、自国の中で食べていくだけでも、外国の力(資本や技術、商品、サービスなど)を借りる必要があります。
ようするに電柱を見ても外国の技術であり、ガソリンスタンドは外国資本で、スーパーに行けば外国製の食品(特にお菓子やインスタント食品など)や日用品(洗剤など)、車は外国産(そもそも自国に車を作る工場もメーカーもない)ということになります。

どこの国でも海外進出している会社なら、英語は公用語に指定していますから、英語さえ出来れば自国内でも外国の会社に就職できますし、自分で商売をするにしても英語で外国の商社と商談ができます。
自国語しかできなければ、小さな国内マーケットしか活用できませんし、そもそも英語教育自体を誰でも受けられるわけではありません。

その点日本は自国語(日本語)で複雑な技術まで構築できる数少ない言語です。たとえば、はやぶさやこうのとりのようなロケット技術でも(全部ではありませんが)かなりのところまで日本語で技術を確立できています。
このように自国語でロケットまで飛ばせるような国は英・米・露・中・仏そして日本ぐらいなものです。韓国はロケットに挑戦していますが、1段目はロシアの技術であり、当然ロシア語ですべてが進行する世界になるのです。

このような技術力や(世界3位になったとはいえ)経済力を持つ日本人が、世界で通用する英語を身につけたらどうなると思います。
日本の技術、サービス、文化を背負った世界中で活躍する世代が誕生するのではないでしょうか。

逆に言えばだからこそ、小学生までは日本語できちんと勉強し羽ばたくための基礎を固めるのです。
これからは、自分の将来のために英語を勉強すれば、日本で世界で活躍することができるかもしれません。

日本は現状、とても冷え切ってチャンスが少ないように見えますが、日本を背景にして世界に出ればたくさんのチャンスが待っています。

そのための扉が開かれるのが中学の英語です。さあ、なりたい自分になりましょう。

と、私なら言いますね。
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