全身麻酔の際の人工呼吸器について

来週、卵巣のう腫の手術を行います。
手術の際は全身麻酔のため人工呼吸器を装着しますが、装着する際は麻酔下にあるので良いとして、意識が戻った時に苦しくてパニックになったりしないのでしょうか。
口から、かなり奥の方までパイプが入るのですよね？
私は口から何かを挿入することにかなり強い反射がはたらくため、歯科の治療や胃カメラなどでもかなり先生をてこずらせてしまいます。
術後、意識が戻った自分が人工呼吸器に過剰な反射をし、呼吸ができずに死んでしまうのでは・・・と、手術そのものよりも不安に感じています。
人工呼吸器をつけた経験のある方、どのような感じだったか教えてくださると助かります。

No.4 ベストアンサー 回答者： yamahaseca 回答日時： 2011/01/31 19:31

　卵巣膿腫でしょうから、通常は術後ICU、人工呼吸管理は無いでしょう（稀にそういう方も居られますが）。

　
　で、麻酔中の気管挿管と人工換気ですが、まず最初に気管に管を入れる時は、「ほとんどの場合」意識が無い状態で行います。ただ、患者さんの状態によっては、「意識がある状態で、なるべく苦痛は減らしながら、ご協力をいただきながら」でないと気管に管を入れられない場合もございますので、一概に「絶対大丈夫」とは言えなかったりします。そのあたりは、事前に患者さんを診察すると「多分ならないだろう/なるかもしれない/絶対あぶない」みたいな事はある程度判りますので、麻酔科の先生のお話を伺ってください。
　
　さて、問題はsoota1968さんもおっしゃる通り、意識が戻った後の話です。
　実は、麻酔による事故を防ぐためにも、一般には「完全に意識が戻り、筋力も戻り、咳き込みや飲み込みが出来る事を確認するまでは、気管の管を抜いてはいけない」と言われております。ですので、苦しませるのは可哀想なのですが、生命の安全を確保するために、多くの麻酔科医が上記のような手順で管を抜いております。
　マトモな病院であれば、患者さんが覚醒する時には必ず麻酔科医が立ち会っておりますので、意識その他が戻って苦しがるようなら速やかに気管の管を抜くことと思います。また、麻酔科の先生のポリシーによっては、患者さんの希望を汲んで「意識が戻る前に気管の管を抜く」という方法で麻酔をしてくれるかもしれません（私のように、気管の管を抜いた後に呼吸が出来なくなって患者さんが死にかける、なんて経験を何度か見ていると、なかなかその様な事はしたくありませんが）。
　本当に酷い病院では、手術が終わって意識が戻っても麻酔科医がそばに居らず、人工呼吸器と患者さんの呼吸が上手く同調しなくて・・・なんて事も無い訳ではありませんが、そのあたりは担当麻酔科医の先生（もしくは主治医の先生）に、半分冗談めかして（←ここ、大事）『～なんてことは、この病院では無いですよね？」と事前に一言尋ねておくと、まず大丈夫かと思います・・・（汗）。。。

　いずれ、一番大事な事は、「不安を、きちんと麻酔科の先生に伝えておく」という事だと思います。直接言いづらければ、看護師さんを通してでも相談なさってはいかがでしょうか？なんなら、「自分が質問した」ということを内緒にして、このページをプリントアウトして「こんな事を見ちゃって、不安で不安で・・・」という手もあるかもしれません。

　手術が無事終わる事を、祈念しております。

この回答へのお礼

回答をありがとうございました。
とても具体的な内容で、、、病院関係の方でしょうか。

麻酔科医がそばにいてくれるのなら、
むせかえったり、えづいている状態に気づいてもらえると思うので
苦しいのさえ我慢すれば、よほど運が悪くない限り命を落とすことはまずなさそうですね。
怖いですが、ちょっと安心できました。

事前に念押しをするなど、具体的対処がとても参考になりました。医師とのコミュニケーションが大切なのですね。

ベストアンサーにさせていただきました。

お礼日時：2011/02/01 00:35

No.3 回答者： kiyocchi50 回答日時： 2011/01/31 12:48

来週とのことですから、まだでしょうけれど、手術の前日に麻酔科医から手術の麻酔に関しての説明があると思いますので、そこで不安な点があったら聞いてください。

一応、標準的な麻酔の手順です。

まず、手術室に入室してから、酸素と麻酔薬の流れてくるマスクをあててもらいます。
しっかり酸素を吸ったら、静脈から別の麻酔薬が注入され、筋肉の緊張をとる薬を入れます。そうするとあっという間に意識がなくなって、そしたら呼吸ができませんので、速やかに麻酔科医が気管挿管を行います。
で、手術開始です。

そして、手術が終わったら、筋弛緩を解いて、麻酔から離脱していきます。
この時点で、呼吸ができそうだったら管を抜きます。
たいていの患者さんはここで結構苦しそうな感じをするのですが、本人に聞くと殆どの人がなんにも覚えていません。

ですから、多分大丈夫だと思いますよ～

この回答へのお礼

回答をありがとうございました。

考えてみれば、麻酔の技術ってすごいですね・・・。
意識が覚める前に呼吸できるようになれば、さほど苦しくはないのでしょうか。
こればかりは、やってみないとですね・・・。
他の方も仰る通り、あんまり心配しすぎないようにします。

お礼日時：2011/02/01 00:29

No.2 回答者： superski 回答日時： 2011/01/31 12:46

手術後、覚醒してＩＣＵに戻ってからのことでしょうから

人工呼吸器ではなく、酸素吸入マスクの装着だと思います。

（全身麻酔が利いている最中に）
タンなどの詰まりを防止するため、
片方の鼻の穴から気管支の辺りまで管が挿入されると思います。
風邪をひいて片方の鼻が詰まった感じに似ています。

抜くときも痛みなどを感じることなく、スルッと外してくれますよ。
中には、勝手に抜いちゃう患者さんもいるそうですが、
再度、挿入することを考えたら数日のことですのでチョットだけガマンです。

覚醒して暫くは酸素吸入マスク（高酸素濃度100％近い）で吸入するため
わずかな吸入でも十分な酸素量が入ってきますのでとても呼吸は楽に感じるので
パニックを起こすことは無いでしょう。

どちらかというと、酸素マスクを外した時に
楽に呼吸していた分「息苦しい!」と感じるかも知れませんが、
これとて、今これを読んでいる状態と大差ないので、安心下さい。

息苦しい、と思ったときは「息を吐く」ことを意識すれば
自然と息を吸うことになります。

人工呼吸器は、肺炎などを起こしている患者さんが使うことが多いと思います。

この回答へのお礼

回答をありがとうございました！
酸素吸入マスクだけで済むのなら、それに越したことはないですね。
病院によって使う機材はまちまちなのでしょうか？
担当医に直接確認してみたほうがいいかもしれませんね。

お礼日時：2011/02/01 00:26

No.1 回答者： 396tec 回答日時： 2011/01/31 12:16

状況にもよるでしょうが、麻酔から覚めたときはチューブは外されていると思います。

私の経験では、麻酔で意識が無くなる時も一瞬です。今から麻酔を入れますといわれて、1秒とたたないうちに真っ暗になり、手術が終わり覚めるときも初めは何が起きたのかわからない状況でした。
あまり、心配せずいに医者を信じて任せましょう。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
麻酔から覚めた時点で、チューブが外されていたとは！
うらやましいです。

確かに事前にあれこれ心配しすぎるのも、よくないのかもしれませんね・・・

お礼日時：2011/02/01 00:24