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耳鼻科で中耳炎といわれ、9歳で27kgの子供に処方された薬に疑問があります。
量的に成人と同じなので子供が服用しても大丈夫かどうか教えてください。
処方された薬は次のとおりです。 

(朝・夕:各1錠)
 パセトシン錠250mg、
 ロキソニン錠60mg、
 ソロムコ錠15mg

(朝:1錠) 
 エピナジオン20mg

(夕: 1錠)
 ペリアクチン錠4mg

A 回答 (1件)

「大丈夫かどうか」を回答すると薬事法違反、医師法違反となりますので、


一般論としての情報提供のみ致します。自己責任でご判断ください。

まず、子どもは例え体が大きくても肝機能等が未熟ですので、
投与量等は基本的に大人と同等に考えることはできません。

以下は、各薬剤の医家向添付文書から小児への関連部分を抜粋転記します。
(情報が少ないものに関しては、医家向の治療薬ハンドブック最新版の
 情報を参考にしています。)
※小児用にシロップ剤があるものが複数ありました。

■パセトシン錠(抗生物質・原因菌と戦う薬)
通常成人1回250mg(力価)を1日3~4回経口投与する。
小児は1日20~40mg(力価)/kgを3~4回に分割経口投与する。
※計算すると、27kg×20~40mg=540~1080mg(1日あたり量)になります。

■ロキソニン錠(炎症を抑え熱と痛みを抑える薬)
通常、成人1回60mg、1日3回経口投与する。
頓用の場合は、1回60~120mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
【小児等への投与】
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
※ハンドブックにも小児への投与に関する記載は一切ありません。

■ソロムコ錠(痰を切る薬)
通常、成人には、1回1錠(15.0mg)を1日3回経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
※小児に関する記載は一切ありませんでした。
※ハンドブックに小児投与量の目安の記載があり、
 1日あたり0.9mg/kgを分3(3回に分ける)とありました。
 計算すると、1日量0.9mg×27kg=24.3mg/1回量8.1mg となります。

■エピナジオン錠(抗ヒスタミン薬・アレルギーの薬)
成人1回10~20mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
【小児等への投与】
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
※ハンドブックに小児投与量の目安の記載があり、
 1日標準投与量(7歳以上、体重24kg以上)10~20mgとなっていました。

■ペリアクチン錠(抗ヒスタミン薬・アレルギーの薬)
通常成人1回4mgを1日1~3回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。
【小児等への投与】
※新生児~乳幼児に対する記載がありましたが、
 学齢に達した小児に関する記載は一切ありませんでした。
※ハンドブックに小児投与量の目安の記載があり、
 1日あたり0.25mg/kgを分3(3回に分ける)とありました。
 計算すると、1日量0.25mg*27kg=6.75mg/1回量2.25mg となります。

医師はあなたのお子様を治療するという意図と責任をもって
処方しているはずですので、ご判断は自己責任でお願いいたします。
あくまでも一般論としての情報提供です。当方は責任を持てません。

私も子どもを持つ親です。私の個人的な経験談ですが、
「よく効いてすぐ治る」と評判の医者は、良心的な医者より投与量が
多かったということは多々ありました。
解熱剤の座薬を大人と同量で処方していた小児科医さえいました。
そこに子どもを連れて行っている親が
「すごくよく効くわー!熱なんて下がりすぎて冷たくなっちゃうくらい!」と
とても嬉しそうに話していたのが忘れられません。
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この回答へのお礼

解り易い回答ありがとうございました。

今はあまり痛がっていないので、ロキソニン錠の服用は自己判断で止めました。

薬は飲み方を間違えると怖いので、耳鼻科医に問い合わせます。

小児科では必ず体重を聞かれますが、耳鼻科では体重など聞かれたことがありません。

それもどうかと思いました・・・。

自分で信頼のおける病院を探さないといけないですね。

お礼日時:2011/03/18 07:53

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