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どの開業医がいいか分からず、近くの歯科大学病院で根と虫歯の治療を受け、完了し、
「また何かあったらいつでもいらっしゃい」 と言っていただきました。

とても信頼できる先生で、できれば今後歯については全部この先生に相談したり診ていただきたいと思うのですが(適宜、他科にもつないでくれると思います)、 大学病院なのでちょっと気がひけます。

虫歯などでこれからも行ってもいいのか・・

何かあったらまたどうぞと言っていただいたときに確認すればよかったのですが、
治療が終わってほっとしたところで、そこまで頭が回らず。

大学病院の先生にずっと診ていただくことも可能なんでしょうか。

A 回答 (2件)

大学に籍を置く歯科医です。



結論からいえば可能です。
どちらでも構いません。
虫歯程度で大病院は・・・と思うかもしれませんが、開業医が多くなっている昨今、逆に歯科大学
病院では虫歯治療が少なくなりつつあり、意外かもしれませんが、学生や研修医の教材としては貴重
になってきています。
もし気を遣われているのであれば、心配は不要です。
虫歯でも大学病院的には歓迎です。

あとは質問者の方が歯科大学病院に通うことにメリットを見いだせるかどうかではないでしょうか。
私の思いつく限りでは歯科大学病院のメリットは・・・

1.治療が丁寧。
学生や研修医に説明しつつ、見学して学ばせなければいけませんので、開業医のようなスピードで
治療することはありません。
開業医的には省略可能な手順もきっちり踏まえて行います。

2.材料や機器を出し惜しみしない。
保険診療なら保険で認められている高価な材料を採算度外視で使用してくれます。
また、開業医にないような高価な設備もありますので、必要ならば最先端の治療が受けられます。
採算を考えなければならない開業医では無理ですし、大手の歯科医院でも限界があります。

3.専門性が高い。
開業医のように器用ではないですが、一方面にずば抜けている専門家が必ず一人います。
困難な症例になっても、そのようなエキスパートが治療にあたってくれることがあります。
また開業医では困難な治療、例えば口腔外科手術など行うのは大学病院の役割です。

デメリットは・・・

1.時間がかかる。
都内、府下、県下、広い地域から患者さんが紹介されてきますし、事務手続きや問診、さらに初診
と儀式(笑)が多いので、待ち時間が長くなります。
また、専門科によって分業していますので、開業医なら一人ですることも他科に紹介され、移動に
時間がかかります。

2.学生や研修医の教材になる。
これをデメリットと言うかどうかは議論の余地がありますが・・・
学生の場合は治療に手出しはできませんが、見学者に囲まれて治療を受けるので、開業医のように
先生と1対1で落ち着く、ということはないかもしれません。
今は下手くそな研修医も翌年には普通の歯科医師として開業医で働くのですから、今は彼らを遠ざ
けても結局は自分たちに却ってきます。
研修医の練習台になるかもしれませんが、後で必ず教官の先生がチェックし、修正が必要な場合は
研修医を怒りながら上手に治療してくれますので、時間がかかることはあれど、術者が研修医で未
熟であるという理由で大事に至ることは、ほとんどありません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、どうもありがとうございます。

とてもていねいにご説明いただきまして、よく分かりました。
感謝申し上げます。

お礼日時:2011/05/02 13:10

いまは歯科大も患者が少ないので、ウェルカムだと思いますよ。



200床以上の病院の場合は紹介状がないときは
選定療養費として2000円~8000円別途かかります。
組織的に医学部附属病院と合併している場合は200床以上になり、
上記の料金が発生することがあります。
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この回答へのお礼

ご回答いただきまして、どうもありがとうございます。
とても親切にしていただきましたので、これからも行きたいと思いました。

お礼日時:2011/05/02 13:08

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