あなたの習慣について教えてください!!

自宅(木造軸組構造)のリフォームを計画中です。
増築して柱位置を変更することで、梁の曲げスパンが増大するため、梁の補強が必要です。

既設の梁には、集成材が使われています。
地元工務店は、補強方法として、既設の梁の下部に補強梁(集成材)を設置して、両者を一体化させることを提案してきています。
一体化の方法として、エポキシ接着剤とコーチスクリューボルトの併用で考えています。

・集成材自体の接着剤には、レゾルシノール樹脂接着剤やイソシアネート樹脂接着剤が使われているようですが、集成材同士を接合するのにエポキシ樹脂系接着剤で強度的な問題はないのでしょうか?

・コーチスクリューボルトにより既設梁と補強梁を圧着させるわけですが、接着剤が所定の接合強度を発揮するのに必要な圧着力を得られるのでしょうか?

このほか、何かお気づきの点やアドバイスをいただけると有り難いです。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

プレカットの技術を担当している者です。



質問者様が提案されている方法は、増築の物件をする場合たまにやることがあります。
(既設の梁の入れ替えが難しい場合。)

先ず、補強梁をエポキシ樹脂系接着剤での強度が出るか否かですが、
その状態で、強度試験や検証を行った事はないでしょうから誰も保障はできない
と思います。
梁が下がる等、構造上問題が出た時は責任を持って無償で直してもらう等の
覚書を取り交わしておく位かと。

他の回答者様の仰るように、レゾルシノール樹脂接着剤やイソシアネート系接着剤は
は現実的ではないと思います。

私が提案するなら下記のようにします。
1)補強梁の大きさは、それ単体で持つような大きさの物を入れる
 例えば、柱移動後の梁の大きさが、スパン表などで105×300と判定された場合
 補強梁自体105×300の物を入れる。
 (既設105×150+補強梁105×150等 で105×300相当とはしない。)
2)既設梁と補強梁との接合はボルト締めとして、
 接着剤はあくまでも補助的に使うことにする。
 ※施工後の木材のキシミを抑えるために接着剤は入れた方が良いと思います。

繰り返しますが、メーカーも施工者も接着補強で強度試験をしている訳ではないため、
強度の保障はできないはずです。
従って、既設の梁自体で荷重が負担十分でない場合、
補強梁単体で負担できる位の方が安心できると思います。

参考になればと思います。

集成材の接着剤等の参考になるサイト(某住宅メーカー)のURLです。

参考URL:http://kikorin.jp/dictionary/000149.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
ご提案を参考に、以下のようにチェックして大丈夫なことを確認しようと思います。
既設梁105×180
補強梁105×150
この2本がそれぞれ単体で分離しているものとして、断面力を分担する、という考え方です。

お礼日時:2011/05/26 22:08

柱の欠き込みも、添え柱もなしですか?それはないか。

さすがにしますよね。

ちなみに古い工法では接着剤に期待しませんので、ボルト締めに期待して施工しました。
工場のように圧力を十分にかけない接着に私なら期待値を持たせません。
(制作時は5トン以上の力で圧着するそうですから)
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この回答へのお礼

接着剤に期待しないという考え方、参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 22:02

構造用集成材自体の接着剤にレゾルシノール樹脂接着剤は使われが、


イソシアネート(ウレタン)樹脂接着剤はあまり使わないように思います。
いずれにしてもこれらは加圧が必要ですから現場施工には向かないです。

エポキシ樹脂の場合は常温、無加圧で接着できますから、
ボルト締め併用でいいです。

この回答への補足

常温・無加圧のエポキシ樹脂接着は、工場施工(加圧施工等)のレゾルシノール樹脂接着と同等の強度を確保できると解釈して宜しいのでしょうか?

補足日時:2011/05/22 22:30
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この回答へのお礼

施工に当たっては、常温、無加圧でよしとのこと、少し安心しました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 22:01

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