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No.9
- 回答日時:
語彙の違い、ということになるかと思います。
時に、
>なお、以下のことについては、ご回答では引き合いに出さないことをお願いします。
>・「重さ」は「力」だ
>・キログラム重(kgw、kgf)は質量ではなく重さだ、力だ。
>・慣性質量と重力質量
こういう条件付けをされているのは、ひょっとしてご自信の質問の本質を見極めていらっしゃるのかなぁ、という気もしますが。
まぁ、それはそれとして、一部、あえて触れさせて頂きます。
質量 ・・・ 物質の性質のひとつで「動かし難さ」を表す値
重さ ・・・ 物質が重力場で質量の大きさに応じて受ける力の値
質量は物質固有の絶対値。重さは場に応じた値になる相対値。
それを同じにしてしまうと、意味が混乱する可能性があるが、地球表面にいる人間にとっては、会話・文章等の中で互いに齟齬がなければ、同じに言っても構わない局面が殆どでしょうから、「質量」のことを「重さ」と言ってはいけない、かどうかは、個人の判断によるのかと。
実際に同じモノが、極地と赤道では「重さ」が違っていたとしても、その僅かの差は、量らない限り殆ど顕在化はしないでしょう。(赤道では遠心力の効果で、高緯度の地域よりもエンピツやコインが立て易いという事実はあるようですが。)
私個人は、同じには言わないですけど。
ありがとうございます。
No.4様への謝辞で書き間違えましたが、「月の上では重さ60kgの物体が地面を押す力は地上の6分の1になる」と同様、「赤道上では重さ××kgの物体が地面を押す力は(地球に引かれる力は)・・・」でよいのではないかと思いますが・・・。
また、「重さは…力の値」につきましては質問文に書いたとおりですので、欲を言えば、なぜそう決まったのかが、どういういきさつだったのか、というところまでわかるとよいのですが・・・
No.6
- 回答日時:
質量とは、
質=量 質×量=単位
という、多くの漢字がそうですが、漢字を作った者の知恵。
東洋的、老子的弁証法の考え方が含まれています。
重さ、とは。質量の反面しか見ていない、発生言語に近い言葉
と見ることが出来ます。
綿1トンと鉄1トンは同じ重さである。とは言えても
綿1トンと鉄1トンは同じ質量であるとは言えない、
量が違う。量が違うとは質が違うから、となります。
もう少し。言いますと。(あまり言うと、勉学中の子供、学生を
惑わせる、として消されまが?)
距離=引力 距離×引力=質量
引力=質量/距離
(引力×引力)=重力=(質量×質量)/距離二乗
となるものです。
No.5
- 回答日時:
私より専門的に学を修めた方への回答は憚られるのですが。
E=MC^2
質量はエネルギーの一形態ですよね。
そうすると、一般的な用途なら「重さ」でも構わないけど、物理での厳密な表現には適さない。
非常に曖昧でザックリとした表現ですが「重さ」が外からの力によるものに対して「質量」はそれそのものが持っているエネルギーと考えられないでしょうか。
No.4
- 回答日時:
私は「質量」のことを「重さ」というのは,日常で一般に認められた用法なので,使ってかまわないと思います。
しかし,本来「重さ」というのは重力によって生じる抗力に対する人間の感覚に由来する言葉ではないかと推測します。したがって,重力とはっきり分離する必要から「質量」という用語が作られたのだと思います。「質量」には重力とは相対的に切り離された物質の量,すなわち物体をつくる原子の種類と数だけで決まる量という意味が込められていると思われます。力学の理解にとって,「重さ」と「質量」の分離は,やっかいだけれどどうしても必要な通過点だと私は思います。「質量」と「重さ」が違うって?冗談じゃない!…こうした混乱は「重さ」を質量の意味として使ったとしても依然として残ります。述語として「重さ」を質量の意味で認めた場合,逆に今度は重力と重さの分離という課題が残るわけです(この課題は実は現時点でも重力と抗力の分離という課題として存在しているのですが)。
用語に厳密さを要求するなら,「質量」の用語は妥当であると思われます。一方「重さ」は日常用語として質量の意味を持ってはいますが,重力と切り離されていない点で難点があります。ですから,厳密な用法としては,質量を用い,一方「重さ」は質量または重力の大きさ(本来は抗力の大きさ)を表す俗語的なあつかいとするべきだと思います。その上で一部に見られる,「重さ」として質量を答えるのを誤りとするようなあげ足とりはやめるべきだとも思います。「重さ」は俗語であり,それを問題として問うことはしない方が無難であるという立場です。
ありがとうございます。
>>>すなわち物体をつくる原子の種類と数だけで決まる量という意味が込められていると思われます。
それには、なるほど、と思いました。
>>>逆に今度は重力と重さの分離という課題が残るわけです
「月の上では重さ60kgの物体が地面を押す力は10kgになる」でよいのではないかと思いますが・・・
>>>「重さ」として質量を答えるのを誤りとするようなあげ足とりはやめるべきだとも思います。
質問の第一の趣旨は、なぜ「重さ」と言ったら誤りとされてしまうのか、ということです。
No.3
- 回答日時:
では逆にお聞きします。
「国際キログラム原器の重さ」はどんな環境下においても1kgですか?
ご存知のとおり、冷温・高温環境下、励起状態など物質の状態に応じて、
物性は変化します。
質量は質(物質を構成する)量の大きさなので、その大きさが常に1kgで
変化しない「国際キログラム原器の重さ」があれば、全て重さでもよいでしょう。
厳密には全てのものを「国際キログラム原器の重さ」で量ることは
できず、質量という概念が必要な感じもします。あくまで個人的な意見です。
No.2
- 回答日時:
「重さ」という言葉は、日本語では物理に関係するものだけに限っても様々な意味があり、曖昧だからです。
例えばある物体を、
上に持ち上げるときに感じる「重さ」は、重力です。
地面を引きずるときに感じる「重さ」は、摩擦抵抗です。
摩擦のない車に乗せて押すときに感じる「重さ」は、慣性です。
他にも粘性やら圧力抵抗やら様々な意味があります。
このように曖昧な言葉なので、特定の意味に限定して議論するためには、新しい言葉を作る必要が(少なくとも日本語には)あったのです。
逆に言えば、「重さ」の意味が聞いている人にも誤解されるおそれがないときには、「質量」の代わりに使ってもいいのです。
ただし最初に質量のことを授業で教えられるときには、ごっちゃになりやすいのでしっかりと区別するように教えられるのです。
ありがとうございます。
・(持ち上げずとも)物体に下向きかかる力は、重力です。
・地面を引きずるときに感じる力は、摩擦力です。
・摩擦のない車を加速あるいは減速させるときの妨げになるものは、重さであり慣性質量でもあります。
ではないでしょうか。
No.1
- 回答日時:
重さとは重量とも言い換えるときがあります。
この重さは重り(おもり)というもので置き換えることもでき、
重量=なにかの重りを基準に定量的に図ったもの、その大きさ
となります。
しかし、地球上とその他の環境ではそのものの重さを
定量的な同じ重りで量ることができません。
だから以下の質量と同じ言い方はまずいでしょう。
質量は質(物質を構成する)量の大きさを表すので
質量を重量と置き換えることはできません。
国語チックな回答ですがよろしいですか?
ありがとうございます。
SI国際単位では基本単位があり、秒はセシウム原子時計、メートルは光の速さと秒のコンビネーション、アンペアは2本の導線の間に働く力の強さが規定の強さになる時の電流、などという風に物理現象で規定されていますが、キログラムは国際キログラム原器という厳重に保管されたプラチナ・イリジウム合金の質量をもって規定されています。
ですから、「国際キログラム原器の重さ」と言ってしまえば、「質量」という言葉を引き合いに出さずに済むと思うのです。
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