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興味本位で調べてるのですが
【日本最古の怪談】とゆうのは
いつ、誰が、どんな体験をしたのか
わかる方いますか??


日本最古の心霊写真は
結構出てくるのに
怪談になると全然で…
(o-ω-`o)


情報提供をお願いします!

A 回答 (5件)

 こんばんは。

日本の文学史で怪談話を集成した作品は江戸時代の『雨月物語』が有名です。読本作家の上田秋成が中国の博物学の論集である『五雑爼』や日本の古伝承などに基づいて構成された作品集とされています。
 本編は九つの物語から構成され以下のタイトルが付いています。
・「白峯」………… 西行が讃岐国にある在俗時代の主崇徳院の陵墓、白峯陵に参拝したおり崇徳上皇の亡霊と対面し論争する。
・「菊花の約」……親友との再会の約束を守るため、約束の日の夜、自刃した男が幽霊となって現れる。
・「浅茅が宿」……戦乱の世、一旗挙げるため妻と別れて故郷を立ち京に行った男が7年後に幽霊となった妻と再会する。巻之二収録。
・「夢応の鯉魚」…昏睡状態にある僧侶が夢の中で鯉になって泳ぎまわる。
・「仏法僧」………旅の親子が高野山で、怨霊となった豊臣秀次の一行の宴に遭い、怖い思いをする。
・「吉備津の釜」…浮気者の夫を裏切られた妻が、夫を祟り殺す。
・「蛇性の婬」……男が蛇の化身である女につきまとわれるが、最後は道成寺の僧侶に退治される。
・「青頭巾」………稚児に迷い鬼と化した僧侶を、旅の僧である快庵禅師が解脱へと導く。
・「貧福論」………金を大事にする武士、岡左内の寝床に金銭の精が小人の翁となって現れ、金とそれを使う主人との関係を説く。
この中、六番目の「蛇性の婬」は歌舞伎や浄瑠璃、能の「日高川」でも知られる「安珍清姫」をノベライズした作品です。他の作品も何度が映像化されています。
 また所謂怪談話とは少し性質が異なりますが「怪異譚」の歴史は古く日本最古の仏教説話集である「日本霊異記」その流れを組む「宇治拾遺物語」「今昔物語集」「古今著聞集」にも怪異譚は収録されています。
 この他「源氏物語」に登場する六条御息所も生成り(きなり)となって葵の上に取り憑くシーンが登場します。
 絵画の分野では中世鎌倉時代の「地獄草紙」や百鬼夜行の名で知られる妖異の姿を描いた室町時代の「百鬼夜行図」そして江戸時代の「江戸化物草紙」も有名です。
 東京の夏の風物詩として定着した感のある谷中の全生庵で開かれる「圓朝忌(圓朝まつり)」では作品として「牡丹灯籠」や「真景累ヶ淵」「階段乳房榎」などを創り新作落語に怪談話をジャンルとして定着させた三遊亭圓朝を偲び、怪談話と共に幽霊画が公開されています。
 怪談話の研究者としては「妖怪博士」の異名で知られる井上円了(東洋大学の創設者)を始め、「遠野物語」の著者でもあり民俗学の柳田国男、現在では同じく民俗学や宗教学の見地から日本人の「あの世感」を研究している小松和彦氏がいます。
 そうそう、陰陽師で知られる安倍晴明もこの世界では代表的な人物でしたね?。 
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この回答へのお礼

細かい説明、ありがとうございました
\(^^)/


『雨月物語』ですか…。
タイトルはなんだかロマンチックなのにww
ちょっと読んでみたいです☆
(↑調べてみますね)


陰陽師の安倍晴明は
あたしも好きで
個人的に調べてるのですが…
昔と現代の幽霊の違いに
少し驚きました(o-ω-o)

お礼日時:2011/07/05 18:02

こんにちは。


横からお邪魔します。

日本最古の怪談については、私には分かりませんが・・・

足の無い「幽霊」を考えついたのは、江戸時代の歌舞伎役者で初代坂東玉三郎が、舞台で初めは両足を白く塗って白装束で登場していましたが、
「どうも迫力がない」
と、言うことで、白い着物の裾を長くし、足を見せないようしながら裾を引きずって登場しました。
これが大うけして、
以後、幽霊には足が無い・・・と言う定説ができあがりました。
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この回答へのお礼

足のない幽霊は
元々、歌舞伎から生まれたんですか
ヾ(゜Д、゜)ノ!!!



ぢゃあ…長~い黒髪ストレートや
白装束も、もしかしたら
実際にそう見えてたのではなく
迫力を求めた結果なんですかね?笑


この話、ちょっと興味でましたww
面白いお話をありがとうございました☆

お礼日時:2011/07/05 18:06

 いざなぎを黄泉まで尋ねていったににぎのみことの経験は怪談でもありましょうか。

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神代の昔の入れるならスサノヲノミコトじゃないでしょうか?



有名な京都の祇園祭は「祇園御霊会」と言い、疫病を起こさせるスサノヲノミコトの魂を鎮めるためのお祭りですから…

もともとスサノヲノミコトや、その子孫のオオクニヌシが出雲を治めていたのを大和朝廷が倒したわけで、その恨みだという事なら怪談なのかな?


神話はちょっと…って事でしたら、蘇我入鹿もしくは蝦夷ですかね。
事件直後は、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)に斬られた入鹿の首が、逃げる二人を追っかけて行きますし、その後も、斉明天皇(中大兄皇子の母)の前に鬼と化して現われ、その2ヶ月後に斉明天皇が亡くなったと…
さらに、その斉明天皇のお葬式にも現れ、大騒ぎになった事が記録されていて、書物の中には「豊浦大臣(蝦夷か入鹿のどちらか)の仕業である」とはっきり書いている物もあるようですから…

「殺された人が恨みを持って、殺した相手の前に出て来る」というのが怪談であるのなら、これが最初のような気がしますが…
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%AA%E8%AB%87

17世紀末から18世紀前半からというような感じ。

源氏物語での「生霊」にしても今昔物語の(現代人から見ての)怪談にしても、当時の人にとっては、この世と連続した世界の物。
17世紀末から18世紀前半から「これはこの世とは連続していない、あの世の話しよ」という認識がされるようになったので、怪談が成立するようになった。
認識する人間側のスタンスで、同じ話が怪談になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E7%94%9F% …

http://gogen-allguide.com/u/ukiyo.html
憂世が 浮世に代わるのが、18世紀前半。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E4%B8%96% …
浮世草子の成立がこのへんなので、この浮世草子的な見かたの裏返しが 怪談の成立になるんじゃないかと
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この回答へのお礼

確かによく考えてみると
昔は【あの世】とゆう存在が
薄かったのかもですね…
(´・ω・`)


17~8世紀頃ですかぁ☆
HPありがとうございました!
早速、調べさせていただきますね
\(^^)/

お礼日時:2011/07/02 01:40

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