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大学でニワトリ卵白からリゾチームを精製する実験を行いました。
精製するのに陽イオン交換法を使いました。ちなみに用いた緩衝液はpH=8でした。

このような精製操作では、夾雑物を含む可能性があるそうですが、それは何ですか?

卵白の中にはリゾチームと等電点が近いアビジンというたんぱく質が入っているので、それなのかなぁと思ったのですが、電気泳動の結果では分子量がやや一致しないので、不思議に思って質問しました。
(リゾチーム:等電点10.7 アビジン:等電点10)
ほかにはどんな夾雑物が考えられるのでしょうか?

それとさらに精製純度を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。

アビジンならばリゾチームと分子量が異なるので、分子量の違いによって精製できそうですが、肝心の方法がわかりません。

質問ばかりですいません。
いろいろ考えましたが、よくわかりませんでした。
どうかわかりやすく教えてください!
よろしくお願いします!!

A 回答 (1件)

夾雑物についてはよくわかりませんが、精製純度を上げるための手法について


お答えしておきます。

"クロマトグラフィー"という語で検索するといろいろと出てきます。
http://www.lasoft.co.jp/chromat.asp
http://www.lasoft.co.jp/chromdoc/chrom.asp?sub=c …

この中のゲルろ過という手法は、タンパクの大きさ(分子量)で精製する一般的な手法です。
http://www.gelifesciences.co.jp/newsletter/biodi …

簡単にいうと、
1. ゲルを大きな筒につめ
2. 上から精製したいものを流します。
3. ゲルには穴があいているので、小さな分子は穴にひっかかります
4. つまり大きな分子ほど早く下に流れていき、小さな分子は後からでてきます
というものです。

これによって、分子量の差で精製することができます。
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