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ある参考書に、

<not...any>はany...notの順ではなく、not→anyの語順にするのが原則。
(誤)Any of them didn't get injured in the accident.
(正)None of them got injured in the accident.

と記されていました。

any...notの語順では何故駄目なのでしょう?

また、(正)の文だと語順というよりany自体が入っていないのですが、これは省略された形なのでしょうか。。

少し戸惑ってしまったので質問させていただきました><

何卒、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「否定」というのは「~ではない」ということですが、この否定の表し方に2通りあります。


1)否定する語の前に否定語をつける=英語
2)否定する語の後に否定語をつける=日本語
3)否定する集合Aの上にバー(━)をつける=数学(これはここで終わり)

●たとえば、「(A)ではない」
1)not (A)
2)(A)ではない

●ここは英語なので、英語の考え方でいきます。「(A)ではない」ということは「(A)を全部否定」したことだとします。数の場合、全部否定するとは「ゼロ」にしてしまうということです。

●英語でゼロにするには「1を表す語」の前に"not"をつけるという決まりがあります。なぜ?って言われても困るのですが、とりあえず「1を表す語、句」などを調べてみましょう。
・"a"
・"one"
・"(A) or (B)"=(A)か(B)かどちらか1つ
・"either (A) or (B)"=(A)か(B)かどちらか1つ

●これに"not"をつけた文を作ってみましょう。
・"Not a sound was heard."「音ひとつ聞こえなかった。」("not a"は「ひとつも~ない」と強調)
・"Not one word was uttered about it."「そのことに関しては一言も発せられなかった。」(同上)
・"I don't like meat or fish."「僕は肉も魚も好きではありません。」(両者否定)
・"I don't like either meat or fish."=「僕は肉も魚も好きではありません。」(両者否定)
この文は"not (either meat or fish)"と因数分解されていますので、カッコを開くと
・"I like neither meat nor fish."となります。

●それでは"any"ということばは何者だということになります。この語は、今では単数形・複数形両方に使われますが、本来は「any←an←one←a」と「1」を表すことばだったのです。ですから"not any"は"not a"ほど「ひとっつも」と強くは否定しませんが、「ゼロ」を表すことには変わりないのです。

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ここからちょっと飛躍しますが、理屈からは飛躍していません。
●"not any"=ゼロ="no"(この"no"は"YES・NO"の使い方ではなく、後ろに名詞が来ます。)
上の規則を覚えてください。

●先ほど"one"を説明しましたが、これはある数えられる名詞のかわりに使われることもあります。
"not one"="none"=ゼロ「この"one"は「人」でも「物」でもどれでも数えられる名詞に使われます。」
"not anyone"="not + any + one"="no one"=ゼロ(これは「人」の場合に使われます。)

●さて、ここで初めて質問の文に移ります。正誤いずれの文も示されてありますが、これを元の肯定文に戻してみましょう。
(肯定文)They got injured in the accident.「彼らはその事故で負傷しました。」

●これを「彼らの誰もその事故で負傷しませんでした。」という文にしましょう。
"They"を「1」を表すものに変えなければなりません。すると"one of them"となります。これに"not"をつけるのです。そうすると
"Not one of them got injured in the accident."これでも分からないことはないのですが、先ほど申しましたように"not one"を"none"にします。すると下の(正)(誤)の文になるということです。 
(誤)Any of them didn't get injured in the accident.
(正)None of them got injured in the accident.

★結論:英語では否定する語句の前に"not"をつける。日本語では否定する語句のあとに「~ない」をつける。
したがって、"any ... not"という形はありえない。かつ名詞をゼロにするには「1」を表す語に"not"をつける。

ちょっと回り道をして説明したようですが、すべて必要なことですのでじっくりお読みになってください。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます!
助かりました(*^_^*)

お礼日時:2011/09/16 00:01

前半についてはそういうものだと割り切ってください。


not ... any という語順で用いる。
これは重要なことで、中学のハイレベル、高校の標準レベルでは必ず教え込まれることです。
any は There aren't any books ~とか I don't have any ~という形で用いる。

主語で「何もない」は基本 no ~を用いる。あるいは None of ~

any が関係代名詞で修飾され
Any people who were there didn't know about me.
「そこにいた人たちは誰も私のことを知らなかった」は可とされています。

Any 名詞で didn't などといきなりくると、「何もない」「誰もない」と感じにくいのだと思います。

逆に some 名詞 didn't ~はきわめて自然なのです。
否定文では any というのは正確でなく、not any で「一つもない」という全否定。

否定文で some を用いれば、「いくつかはない」「ないものがいくつかある」
Some people didn't know about me.
「何人かの人々は私のことを知らなかった」
中学で最初にやる、I don't have any brothers. このパターンで
some にすると、「いくつかは持っていない」でおかしいだけです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます!
助かりました(*^_^*)

お礼日時:2011/09/15 23:54

後半の質問だけ。


まず、not ... any = no です。

I don't have any brothers.
= I have no brothers.
not any の「一つもない」の意味が no で出ます。
no は名詞を否定するものですので、any はなくなります。

no の後には名詞がきますので、them という代名詞について「誰もない」
とする場合は、none of them とします。
any なら any 名詞 も any of them も使えます。

すなわち、not ... any of them = none of them ということになります。

Not all ... という主語はあり得ますが、
not ... any は aren't any ~とか、don't have any ~のように用いるべきで、
Not any ~という主語で使うことはできません。
語順的に any not もだめ。

そうすると、「誰も~しなかった」と主語で全否定にしようと思うと、
No 名詞 あるいは None of ~という形にするしかない、ということです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます!
助かりました(*^_^*)

お礼日時:2011/09/15 23:53

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