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簿記で棚卸減耗費と商品評価損を繰越商品勘定に転記する際繰越商品の相手科目として諸口としてはいけない理由はなんですか?

A 回答 (2件)

商品評価損とは、


仕入れたときには、100円であったリンゴが、
古くなって80円の価値になってしまった。
この20円分の損をいいます。

棚卸減耗損とは、
10個仕入れて8個売ったので、2個残っているはずだが、
調べてみたら1個しかなかった。
この1個分の商品が、棚卸減耗損です。

期末の実地棚卸高と、帳簿棚卸高とのズレは、
なぜ起こったのか、解るようにしなければなりません。
諸口とまとめれば、少なかったことはわかりますが、
商品そのものがなくなってしまったのか、価値が減ってしまったのかがわかりません。

そのために、商品評価損と棚卸減耗損と別々にします。
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この回答へのお礼

解答者さんのおかげで解決しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/09/16 14:32

理窟の上での仕訳は下記のとおりです。



繰越商品  9999/ 期末商品棚卸高  9999
棚卸減耗費  999/ 商品他勘定振替高  999
商品評価損  999/ 商品他勘定振替高  999

商品他勘定振替高は売上原価以外に商品を払い出す時の科目です。
棚卸減耗費と商品評価損は売上原価以外の販売費等になります。
小額の場合はこれも売上原価に含めて、この仕訳をしない場合もあります。
複合仕訳を諸口を使って仕訳してもかまいませんが、上記の仕訳では別にそうする必然性はないですね。

ということで禁止しているというより、そうする必要はないということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

解決しました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/09/16 14:31

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