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「御紙面致拝見、如命快晴御同慶」
「拝読、如命残寒一層を増候」
「別紙奉読、如命先々都合ハ宜敷御坐候」
「万事無畏義、如命御国元大穏に候」

古文書にでてくる如命は「めいのごとく」と読むと思いますが、
どういう意味でしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

#2です。


>漢字源では、「命」を「おおせ」と読む例がありませんでした。

いわゆる変体漢文や候文の語彙・用法には、当時特有のものが多く、今日の一般辞書には不要として省かれたものがたくさんありますから、それなりの辞書が求められるでしょう。

おほせ【仰】オホスルコト。イヒツケ。命(「言海」ちくま学芸文庫)
【命】メイ(慣)・ベイ(漢)・ミヤウ(呉)。訓義(重要ゴシック) イノチ・オヒセ・ウン・(特訓)ミコト(「大字典」講談社)
【命】メイ(漢)・ミョウ(呉)。[解字]形声。令の転音が音を表わす。おおせ、または、教えを原義とし、ひいて、つげる意。(「角川 漢和中辞典」)
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#3の訂正です。



訓義(重要ゴシック) イノチ・オヒセ・
     ↓
訓義(重要ゴシック語) イノチ・オホセ・
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「命」は「おおせ」とも読みますから、「如命」もしくは「如来命」で「仰(おお)せの如(「ごと)く」と。

この回答への補足

ありがとうございます。
漢字源では、「命」を「おおせ」と読む例がありませんでした。
《常用音訓》ミョウ/メイ/いのち
《音読み》 メイ[漢]/ミョウ(ミャウ)[呉]〈mìng〉
《訓読み》 みこと/いのち/なづける(なづく)

補足日時:2011/11/16 03:13
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1。

  まず文脈を見ますと「、」の後に来ます。「、」の前は、先方のこと、「如命」の後は気候あるいは地元の状況です。

2。次に『日本国語大辞典』で「命」の項を見ますと、第一義が「まわりあわせ」となっています。2は「いのち」3は「いいつけ」です。

3。こう見ますと、話題を、尊敬語を使った先方から、一般的な話題に変える転機に使うもので、「まわりあわせのように」、今で言う「おかげさまで」という意味ではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
辞書で命をひくと、
「天からの運命」漢字源 
「めぐりあわせ」広辞苑
というのがありました。
ご指摘の通り、「おかげさまで」とか「幸いにも」という意味かもしれませんね。
参考になりました。

お礼日時:2011/11/15 20:19

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