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携帯電話を買い替えました。アプリの中に今まで無かったゴルフの残ヤードアプリが入っています。個々に勝手に行くゴルフなら大丈夫と思うのですが、コンペ等で、残ヤードアプリを使用するのは、やはり駄目なのでしょうか?

A 回答 (1件)

距離計の使用は、以前は規則14-3【人工の機器、異常な用具と用具の異常な使用】で一切禁止されていましたが、14-3条に『委員会はプレーヤーが距離のみを計測する機器を使用することを認めるローカルルールを制定することができる』との注が追加され、ローカルルール(あるいは競技規則)で認められている場合にのみ使えるようになりました。

(原則は使用できないが、例外的に使える場合があるという意味です)

ただし、どんな距離計でも認められるのかというとそうではなく、ゴルフ規則裁定集とJGA裁定集に次のように載っています。

裁定集14-3/0.5【距離計測器の使用を認めるローカルルール】
質問: 委員会はローカルルールで距離計測器の使用を許すことができるか。
回答: 許すことができる。委員会はプレーヤーに距離のみを計測する機器の使用を許すローカルルールを制定することができる(規則14-3注参照)。しかしながら、プレーヤーのプレーに影響を及ぼす他の状況(例えば、風や傾斜)を計測するようにデザインされた機器の使用は、たとえそうした追加的な機能が使用されなかったとしても認められない。
このようなローカルルールがない場合、距離計測器の使用は規則14-3の違反となる。

JGA裁定集14-3/9【高低差を計算して残り距離を計測する機器の使用】
質問: ローカルルールで距離計測器の使用を認めている場合、球からホールまでの距離を高低差を含めて計測する機器を使用することは認められるか。
回答: 認められない。ローカルルールは距離についてのみの計測をする機器を認めているのであっても他の条件を含めて計算する機能を持つ機器の使用は認められない。

この規則により、各社の『ルール適合』を謳ったGPS距離計が表示する距離は高低差を考慮しない「水平距離」となっています。
質問にあるアプリがコンペで正式に使えるためには、(1)コンペの規則で距離計の使用を認めている、(2)アプリ自身が『ルール適合』の認定がある、の二つの条件が満たされる必要があります。
アプリがルール適合となるためには、水平距離のみを表示するようになっていて、かつ高低差や傾斜度合、グリーンの方向、気温、湿度、気圧、標高などを表示する機能が無いことが条件になります。

プライベートなラウンドでの距離計の使用に関して、JGAのハンディキャップ規定の説明の中に次のように書かれています。

(5)距離計測器を用いて出したスコアは、JGAハンディキャップ査定用として受理されます。
注) 但し、距離の計測に加え、プレーヤーのプレーに影響する可能性のあるその他の状況(風向きや勾配など)をも測定・計測できる機能を併せ持った距離計測器を使用して出されたスコアは、たとえそうした機能がオフになっていたり使用されなかったとしても、JGAハンディキャップ査定用として受け入れられません。

なお、上記の距離計測器に関する各規定は、乗用カートに装備されたナビシステムの距離表示機能についても同様に適用されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。残ヤードのみですので、助かりました。まぁ残ヤードを携帯で教えて貰ったところで『それがどうした』の腕前しか持ち合わせておりませんが。

お礼日時:2011/11/22 13:25

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