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先日、83歳の義父が胃カメラ検査に行き、終了後に医師から説明があるとのことで診察室に本人と家族3人が入室しました。
そこでいきなり医師が本人を前にして「もう末期なのでなおりませんよ」「癌を治す為ではなく腫瘍から大出血すると危険ですから胃の全摘出はしましょうか。それともこのままにしておきますか」とズバズバはっきりと、もう一切見込みが無いことを告げたのでとても驚きました。
もしも非常に重篤な状態の場合は、まず家族だけに病状や治療方法などを説明して、その上で本人にどう告げるかの相談でもあるものだと思っていました。
私の思いが時代遅れなのか、最近の医師はこれで普通なのか常識なんでしょうか。
本人は相当ショックで気落ちしてしまっています。「がんばれ」という励ましも空しい言葉でしかなくなりました。
家族も「なんて冷淡な告知の仕方だ」と憤っていますが、医師と患者の関係ってこんなものですか。

A 回答 (6件)

その医師がハズレだったのだろうが、


今はそうなのか、
何を言っても、起きてしまった事はどうしようもありません。

となれば、今、考えるべき事は、今、何をするべきかです。
それは、医師を糾弾して、謝罪させることですか?
これが、今の常識だと知って、諦めることですか?
そうではないでしょう。

となると、まず、するべき事は、
御尊父様の精神的なケアをすることです。
それをしていますか?

サイコオンコロジーという専門用語があります。
日本語では、精神腫瘍学と言います。
がんと宣告されたら、精神的なショックを受けるのが当たり前で、
そのショック状態にある患者をどのようにケアするか、
という学問であり、治療研究です。
まずは、サイコオンコロジーに理解のある先生を探すことです。
サイコオンコロジーで検索をしてみてください。

もう一つは、医療コーディネーターを使うことです。
これも、医療コーディネーターで検索すればヒットしますが、
がんと宣告された患者だけでなく、家族の治療の相談だけでなく、
精神的な問題のケアの相談にも応じてもらえます。

医師を非難する事は、後からでもできますが、
御尊父様の問題は、今、解決するべきです。

ご参考に……
告知の問題は、個人情報保護法ができてから、
話が一段とややこしくなったのです。
本人に告知するかどうかを確かめて、本人が拒否した場合には、
家族に先に告知をします。
その本人の意思確認をせずに、先に、家族に告知するということは
なくなりました。
でも、現在の治療は、総合的な治療をするので、告知をしていないと
そもそも治療が成立しない、という場合もあります。
本人に、がんかどうか告知をして欲しいですか?
して欲しくないですか?
という質問をすること自体、ちょっと陳腐なので、
現在は、余程のことがないかぎり、告知をするでしょう。

でも、日本の医師は、そのような訓練を受けていないのです。
なので、ずばり言ってしまう医師も少なくありません。
また、後日、訴訟問題となることを避ける為に、
婉曲な表現も避けて、ずばり、事実を言う、という傾向も強いです。
ずばり言えば、患者が誤解する率も減りますから。

でも、その一方では、患者の精神的なケアが遅れているのです。
いいえ。遅れているというよりも、ない、と言った方が良い。
それをしているのが、サイコオンコロジーであり、
医療コーディネーターです。
システム上、そのようなケアがないから、医師から紹介もされません。

欧米、特に、米国では、完全にセットになっています。
突然、がんを告知された患者は、次に、サイコオンコロジーに基く、
精神的なケアをうけることになっています。

質問者様も、ケアを受けていれば、
また、考え方も違っていたと思います。
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この回答へのお礼

長文でのご回答いただきありがとうございます。
少しRE回答させていただきますと、
「医師を糾弾して、謝罪させることですか?」→私は糾弾したり謝罪させたいと言っていないしするつもりはありません。

「今の常識だと知って、諦めることですか?」→常識ならあきらめるしかないですよね。

「まず、するべき事は、御尊父様の精神的なケアをすることです。それをしていますか?」→もちろんそれしかできることがないのでそればかりやっています。

「本人の意思確認をせずに、先に、家族に告知するということはなくなりました。」→このことが現実あったので質問させていただいたのです。

「現在は、余程のことがないかぎり、告知をするでしょう。」→本人への告知は当然隠さずしていただいて結構ですが、その手順や言い方について疑問を感じたので質問させていただきました。

「患者の精神的なケアが遅れているのです。いいえ。遅れているというよりも、ない、と言った方が良い。」→そういうことなのでしょうね。

「質問者様も、ケアを受けていれば、また、考え方も違っていたと思います。」→一番ダメージを受けているのは当然私ではなく患者の義父です。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/28 14:05

はずれの藪医者に当たりましたね。

高齢患者を嫌う医師はおります。医療制度の不備でもあります。

患者自身への告知は一般的になりました。それにしても、
患者さんにショック・精神的なダメージを与えるような態度・言動をとる医師は、治療とは何たることかが全く分かっていないと言えましょう。

医師のすべきことは、できるだけ体を傷つけずに患者自身の治癒力・自己免疫力を高めることを補佐支援して元気を回復させてさしあげること、これが医師本来の仕事・役割・立ち位置です。下げるような行為は許されないはずです。
しかし、現実は案外逆ですね。
インフォームド(患者を気づかいながら詳細な説明をすること)もなく、手術・放射線・抗がん剤など患者さんの自己治癒力を奪う言動・施術をしがちです。治療とは言えない現代医療(西洋医学)の欠点です。

患者さんの立場で治療法や治療先をご案内している私も、告知には意見があります。

余命を告知するということは、その医者の技量では「治せない」ことをその医者自ら自白しているようなものです。威張る態度の医師も時折見受けますが、厚顔無恥そのものです。
「がん病巣がすでに広範囲にあり、転移していて私の力では治癒させられません。他の病院を紹介しましょうか。」と正直に話して患者を囲い込むことなく手放してほしいものです。

日本国内でも探せば胃の全摘手術をしないで、全快させられる医師はおられます。医師以外にもおられます。検査段階で諦める必要は全くありません。がんとは、そういうものなのです。

患者を脅して、私に従いなさいという態度を示す医者とは、さっさと縁を切りましょう!
 
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この回答へのお礼

長文でのご回答ありがとうございます。唯一残された「気力」っていう部分すら奪ってしまう心無い告知方法は本当に悲しくなりました。ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/27 16:42

言い方はちょっと思いますが最近は割と告知しますよ

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お父様がどんなにショックだったか、察するに余りあります。


どんなに年をとっていても、「死の宣告」は残酷で、たとえ積極的な治療方法がなくても、言い方があると思います。頭の悪い医者にぶつかった(事故)と思うしかありませんが、事故の傷は治っても、心の傷は治りませんよね。その医者は、よほど不幸な人生を歩んでいて、患者に当たり散らしていると思うしかありません。

ところで、このサイトでこのような質問をしても気分が悪くなるばかりです。
医療者が行うことは正しくて、患者はクレーマーという回答が目立ちます。
日本の医療は進んでいますが、医療者の質はどうなんでしょう。酷い人の割合が多いかもしれませんね。

今はショックが大きいと思いますが、医者を変えて、せめて安心して治療を受けられる体制を整えてあげてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。たしかに藪から棒というか本人にも家族にも心の準備がまったく無い状態で「もうだめですよ」と宣告されると絶望しかなく、どう気力を奮い立たせて短い余生を過ごせばよいのか途方に暮れています。おっしゃるように確かに言いようですよね。もう少し言い方に心遣いってないものでしょうかね。ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/27 16:38

どこが冷淡なのか?


死ぬのは本人だぞ。
自分が死ぬ事の自覚も無く死ぬなんてバカバカしい。

死ぬまでの覚悟をする時間を与えて貰う事が出来てラッキーぐらいだと思いますよ。

嘘っぱちを伝えられる事が本人の為と考える事に理解が出来ない。

余命を宣告する事の辛さから逃げる医療関係者は駄目だと思いますよ。
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昔は検査で癌が発見された場合は家族にのみ告知していましたが、現在では患者の知る権利を尊重して、検査書類に重大な病気(癌など)が発見された場合に告知するか否かを本人自身で決定できるようになりました。



今回、家族だけでなく本人に直接、癌告知されたのは本人の意思なのではないですか?

また、今日では治療方針や病期についてあいまいなことを言わずに、「現在はこういう状態なので、こういう治療をする」とはっきりと伝える動きがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。患者の知る権利ということで本人の意思にかかわらず告知されるということでしょうか。

お礼日時:2012/02/26 20:37

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