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当方、入社して間もない機械設備設計エンジニアです。
今度現場での機械立上げ・試運転を担当することになりました。受電⇒IOチェック⇒アクチュエータ単体動作確認⇒操業連動確認 の一連の工程を全て担当します。

電磁弁IOチェックにおきまして、出力はPLCのDOカードより電磁弁のコイルを励磁させにいっているのですが、現場では具体的にどのようなチェック方法が一般的なのでしょうか?
私の先輩は「油圧源を断ち切って(ポンプを止めて)、アクチュエータが動かないようにして、電磁弁を空打ちする」というのですが、この「空打ち」とはどういう意味でしょうか?

PLCから確認した電磁弁へ強制的に励磁信号を出し、励磁させること?そしてその際に、油圧源を断ち切っているため流体が電磁弁に流れないことを「空打ち」という解釈で宜しいのでしょうか?また、このような使い方をして電磁弁は壊れないのでしょうか?(流体がない状態でコイルを励磁させたりしても大丈夫?)

A 回答 (2件)

本題はANo.1さんが回答されているので、補足的に。



ANo.1 さんへのお礼文。
>「空打ち」とはこういう業界の方の間では、
>一般的に使われていない言葉なのでしょうか?

電気屋です、「空打ち」(からうち)は、当方でも使いますよ。
遮断器などの動作試験で、上位の遮断器をOFFにしておいて主電源が無い状態で遠方または自動制御で入切信号を出して機器の動作を確認します。

辞書的には、「制御対象物(油とか電気など)に影響を与えない状態で機器に対して制御信号を与える」って感じでしょうか。

ただし同じ状況でも機器本体の手動スイッチで操作した場合は「空打ち」とは言わないです、「打つ」というのは離れたところから制御信号を与えるというイメージですね。
制御盤とか中央監視室からの操作ですね。


あと、すでにOFFになっている機器に対して切指令を与えたりした場合も「空打ち」と呼んだりします。(ONの機器に入指令の場合も同様)
この場合は機器の動作すらも無い、何も無い →「からっぽ」→「空打ち」、という連想です。
 
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この回答へのお礼

この業界では一般的に使われる言葉なんですね。
御教示頂きありがとうございました!

お礼日時:2012/04/15 08:12

こんにちは。



1.油圧源を切ってから行うのは、もしソレノイドへの結線が違っていたり、
  操作を誤ったりして、目的以外のアクチュエータを動かしてしまうことを
  防止するためです。
  破損や、事故を防止するために。
  電磁弁は動かすけど動作する機器(アクチュエータ)は動かさないので、御社では
  「空」と表現されてているのではありませんか。
 
  自分の場合、手動モードに各アクチュエータ(シリンダ)の手動スイッチを
  つけますので、この手動スイッチで操作します、手動モードのチェックを兼ねて

2.油圧なしで電磁弁を励磁しても壊れません、空圧弁でも同じです。ご心配なく。

3.現場での駆動部IOチェック手順(事前に回路図、ラダー図チェック終了として)

  (1) 質問の「空打ち」をして結線が合っている事を確認する。
  (2) アクチュエータ(シリンダ)もしくは電磁弁のスピードコントローラを
    絞っておく
  (3) 油圧(空圧)を繋いでから再度、各電磁弁を操作してアクチュエータを動かし
    前進、後進端のセンサーの位置を確認調整し、PLCへの入力番号も確認する。
    その後、スピードコントローラを調整して目的の動作速度に合わせる   
 
 ではないでしょうか。
  
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この回答へのお礼

油圧無しで電磁弁を励磁しても壊れないんですね。安心しました。御教示有難う御座います。
「空打ち」とはこういう業界の方の間では、一般的に使われていない言葉なのでしょうか?
(私の会社だけ??)

お礼日時:2012/04/01 11:06

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