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先日、OXFORD現代英英辞典で不定冠詞のaを調べていたところ、
下記のような説明がありました。

used before uncountable nouns when these have an adjective in front of them, or phrase following them
 
例文として以下の二つが載っていました。
 
a good knowledge of French
a sadness that won't go away

この説明だと、例え不可算名詞でも形容詞か形容詞節などがくれば、aかanが必要だということになります。
しかしこれだと、good water(いい水)や、great care(細心の注意)などでも不定冠詞がつくはずですが、実際にはついていません。

元々は不定冠詞がついていたものが合理化されて抜け落ちたのでしょうか?
それとも別の法則から、不定冠詞がついたり、つかなかったりしているのでしょうか?

ご存知の方がいたら、ご回答宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

結局,説明の仕方の問題です。


a がついているということはそれは不可算でなく,可算,
正確には可算化している。

例に挙がっているように,形容詞がつくことで抽象的な名詞が具体化する,
物質的な名詞が1つの物体となる。

have dinner だけど,have an early dinner

ただ,すべての不可算名詞が形容詞がついて a がつくわけではありません。
good weather
easy English
make great progress
(make a great advance)

形容詞がつくと具体化する。
あと,物質名詞でも種類を表せば,可算化というのもあります。

こういう,具体化,種類を表すことにより,不可算名詞が可算化する。
これを可算名詞と説明するか,不可算名詞に a がつくと説明するか。

本来,どの名詞が可算,不可算と決まっているわけではありません。
不可算的,可算的に用いる,と柔軟性を持って考えてください。
実際,辞書を見ても,半分くらいの名詞は C, U のようにどちらでも使う表記になっています。

確かに,どうみても可算,実際,ほぼ可算で使う語,
あと具体化していて a がつきそうでも,なかなかつかない不可算性の強い名詞もあります。

前者は boy, book のような語,
後者は information, advice のような語です。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

形容詞がつくと具体化するというのは、とても勉強になりました。

>本来、どの名詞が可算、不可算と決まっているわけではありません。
 不可算的、可算的に用いる、と柔軟性を持って考えてください。

やっぱりそうですよね。
完全にはっきり決まっていてくれたら、さぞかし楽なのですが…

お礼日時:2012/04/08 18:55

 不可算名詞をさらに細分し、抽象名詞には質問文のような用法があります。

ただ、これがすべてに当てはまる法則ではないという点が言葉の難しいところです。
 「一回ごとの…」「今回に限っては…」「この度の…は」みたいなニュアンスが想定される単語には a が付く傾向があるようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「一回ごとの…」「今回に限っては…」「この度の…は」みたいなニュアンスが想定される単語には a が付く傾向があるようです。

このようなヒントがあるだけで、大分使い分けが楽になると思います。
とても参考になりました。

お礼日時:2012/04/08 20:14

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