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私は科学に関する知識がありませんが、それを前提に質問させて頂きます。
宜しくお願いします。

よくタイムマシンはアインシュタインの相対性理論によれば理論上は実現可能と言われていますが、現在の科学力で実行に移そうとしても微小な量子のようなものをようやく過去に送れる程度で、漫画のように人間や物体を転送するということは非現実的でしょうか。

もう一つは反重力推進機についてです。
こちらも漫画や映画ではよく目にしますが、タイムマシンと同じぐらい非現実的なものでしょうか。私の考えでは、地球に走っている磁場と相反する磁力(と一口に行っても超強力なものが必要でしょうが)を使えば空中に浮く事ぐらいはできるような気がしますが、やはり反重力もタイムマシンと同じように実現不可能な代物でしょうか。

タイムマシンか反重力推進機であればどちらが実現可能だと思いますか。

A 回答 (2件)

タイムマシンで未来に行くことは可能ですが、


過去に行くことは不可能です。

過去は記憶の中での出来事であって、
現実には存在しないからです。
存在しない時代には行けません。

それならまだ反重力装置でしょう。
地球に走っている磁場で反発して浮くというのは間違っています。
物質は重力に引っ張られているので、
相反する磁場では浮けません。
重力に逆らう(この場合重力を限りなく0にする)
ことができれば反重力装置を使わなくても浮きます。

どうやって浮くかは分かりませんが、
光速や超伝導が解決するかもしれませんね。
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この回答へのお礼

>過去は記憶の中での出来事であって、
現実には存在しないからです。
存在しない時代には行けません。

哲学的で大変興味深いです。


反重力の原理に関してはリニアモーターカーのそれをそのまま拡大解釈していました。

地球の遠心力が重力そのものであることを忘れていました。


タイムマシンは非現実的でも反重力推進ならまだ可能性がありそうですね。


回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/29 23:42

 未来に行くタイムマシンは原理的に可能です。



 過去に行くタイムマシンですが、これを過去へ通信を送るとすると、できるかもしれません。
 お聞きになったことがあるかも知れませんが、タキオンと呼ばれる特殊相対論の範囲内であり得る超光速物質があれば、可能になります。

 ただし、その場合は、原因の後に結果があると言う「因果律」は保証されないことになります。

 また、宇宙には「ワームホール」と呼ばれる、近道になり得るような抜け穴(虫食い穴)があり得るとされています。これを使えば、ワームホールの外から見ていれば、一種の超光速になりますが、さらに工夫すると、人間が過去に行けるタイムマシンを作れる可能性があります。これは、キップ・S・ソーンという物理学者の考案です。

 反重力は、それを示唆するような物理学理論・仮説がありません。
 一番大きなのは、一般相対論の基礎となっている等価原理に反することです。
 等価原理では、「加速度と重力は区別できない」というものです。
 もし、地球上で、地球の重力に反発して浮上して行くような反重力推進器があるとします。
 それを無重力空間にあるロケットの船内に置き、ロケットが1Gで加速するとします。
 このロケット船内の状況は、地球地表にいるときと区別はできません。それなら、反重力推進器はロケットに対して、ロケットが加速度を受ける向きと反多方向に、加速しなければなりません。ちょうど、地球地表で浮き上がって行くのと同じようにですね。

 この状況を、無重力空間で加速せずに眺めてみたとします。反重力推進器だけに注目するとしましょう。なぜなら、一般相対論では重力とは空間の歪みですから、無重力空間にいる人からしたら、ロケットが加速しても空間は歪みません。従って、重力場が無く、重力源もありません。
 それなのに、反重力推進器が加速してしまうことになります。それは考えられない、とされています。

 しかし、重力を推進に使えないか。そのアイデアを出した人はいます。
 負の質量の物質(エキゾティックな物質)というものが、物理学理論的にはあり得ます。これは発見済みの反物質ではありません。未発見です。

 もし、負の物質のりんごがあったとして、それを地表のある高さで、普通のりんごと同時に落とせば、どちらも同じように地表に落ちます。負の質量のりんごが浮き上がることはありません。
 これは、負の質量のりんごには、りんごに働く万有引力と逆の方向の重力(つまり斥力)が働くんですけれど、質量が負のため、加速度の方向が逆になり、逆の逆ということで落ちてしまうのです。

 しかし、地球との間には斥力が働いているため、負の質量のりんごが落ちてくると、わずかとはいえ地球は反対方向に動きます。普通のりんごなら、互いに引き合う方向に動くのと状況が違います。

 もし、無重力空間に負の質量のりんごと普通のりんごを置けば、負の質量のりんごは地球に落ちるのと同じように普通のりんごに近づいて行きますが、普通のりんごは負の質量のりんごからの斥力で逃げて行きます。

 二つのりんごを眺めていると、二つがまとまって、どんどん加速して行くことになります。

 もし、非常に密度が高くて質量が大きな普通の物質と負の物質があれば、燃料無しの重力推進機関とすることが可能です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

タイムマシンも反重力もSFでは当たり前ですが、現実としては未だ実現が難しい技術のようですね。

お礼日時:2012/05/03 21:06

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