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沖縄の返還記念だそうです。米軍は、沖縄に【オズプレイ】を配備したいようですが、先日も海外で墜落し、米軍兵士二名が亡くなったらしいのですが、何故、米軍はそれほどまでに【オズプレイ】にこだわるのでしょうか?沖縄は反対は当然です。いつ墜落するかわからないものが、頭の上を飛んでいるのですから、堪ったものではありませんが、米軍自体も身内を失い、残った家族も保証しなければならないリスクを背負いながら、それほどまでに飛ばそう、配備しようとする意図は、何なのでしょうか?それほど垂直離着陸機は魅力があるのでしょうか?

A 回答 (7件)

先ず言葉の誤ちから・・・オズプレイではありません。

オスプレイまたはオスプリーです。
源語は「OSPREY:みさご」です。・・・最後が REY ですのでレイではなくリーに近い発音ですし、厳密には OS もオスではなく、オスとアスの中間ぐらいの発音になります。

Helicopter は直径の長大な回転翼があることから Speed を上げようとしても容易に回転翼の先端が音速を突破してしまって回転翼が破壊されてしまいます・・・昔 Propeller 機で超音速を狙って Propeller が吹き飛んだり機体が空中分解したのもそのせいです。

このため Helicopter は 370km/h (200knt) 以上で水平飛行できるものがありませんし、殆んどの Helicopter は 250km/h ほどしか出せません。

一方 Propeller 機は回転翼 (Propeller) 径が比較的短いので高速回転させることができ、高速の空気を後方に押し出すことによって比較的高速で巡航できます。

現在も厚木基地に配備されている日本製の YS-11 は 450km/h 以上での巡航が可能ですし、世界一高速の Propeller 機である Russia の Tu-95 は 925km/h もの最大巡航速度を持っています。・・・厚木基地には米軍の F18E/F Super Hornet 戦闘機なども離着陸しているのですが、P3C Orion や C130H Hercules などの Propeller 機よりも 40 Phone 以上喧しい F18E/F の飛行音に較べると YS-11 は殆んど無音とも言いたくなるほど軽やかな飛行音で元気に飛んでいます(汗)。

V22 Osprey は 550km/h (300knt) の最大巡航速度を持っているそうでし、空中給油も行えますので航続距離は何千 km にも及びます。

300km ほど先の地点に 2 時間近くかけて人員や物資を運ぶのと 1 時間以内に運んでしまうのとでは大違いですので、安全性さえ向上すれば民間の救急 Helicopter にも欲しいくらいですね。

実際、下記参照 URL に示した V22 の原型とも言える実験機の XV-15 は三菱 MU-2 Business Propeller 機の Body を流用していて、離島の救急 Helicopter にでも使いたいほどの大きさでした。

V22 Osprey も当然、救急 Helicopter として優秀な可能性を秘めていますので、海兵隊では HV-22B という救難機の配備を予定しています。

HV-22B ならば従前の HH-60H Ocean Hawk Helicopter では届かない 400km 以上先の海上に墜落して脱出・漂流している Pilot を 1 時間以内に助けに行けますし、空中給油を行えば空中給油で長大な距離を進出する空軍機の Pilot も助けに行けます。

Helicopter は大きな固定翼がありませんので空中に浮かぶ力の殆んどは回転翼で作り出さねばなりませんが、V-22 Osprey は巡航状態になると Propeller 固定翼機と同様に大きな翼が揚力を発生してくれますので Helicopter の倍以上もの長時間飛行し続けることができ、空中給油によって更に航続力を延伸することができます。

このことから充分な長さの滑走路や Catapult 発進装置を持たない艦船から飛び立って長時間の哨戒捜索任務を行うことができますので、軍隊としては 2~3 時間ぐらいしか飛べない Helicopter に代わって様々な用途に使いたいところでしょう。

ただ、Pilot にとっては Helicopter の操縦技術と固定翼機の操縦技術の両方を要する機体ですので、今までに想定しなかった状況での対処まで訓練過程に盛り込まなばならないでしょうし、自動化すべき部分の Programming も非常に高度なものになるのでしょうね。

先日墜落した通算 6 回目の墜落事故は未だ原因がはっきりしていないものですが、その前の事故 (2010 年) では夜間暗視 Scope を付けて真っ暗な砂漠に降りようとしたら砂塵で周囲が見えなくなって Balance を失うという超大型 Helicopter ならではの原因だったようで、新しい形式の飛行機を新しい用法で運用しようとするとそれなりに様々な想定外の状況が起きるようですね。

しかし V-22 Osprey が Widow Maker (後家さん作り) と酷評されたのは試作機段階の 2 回と低率初期生産段階での 2 回の合計 4 回の墜落事故を起こした際のもので、初期のうちはむしろ欠陥をさらけ出してくれた方が改良して安全性を高められることからも、死傷者が出ないような事故であれば早めに起きて欲しいものなのですが・・・通算 6 回の死傷事故が起きてしまったのは残念ですが、この程度で「いつ墜落するかわからないもの」と言ってしまうと民間機 (Helicopter も含む) はそれこそ殆んどのものが「いつ墜落するかわからないもの」になってしまいますよ(汗)。

>それほどまでに飛ばそう、配備しようとする意図は、何なのでしょうか?それほど垂直離着陸機は魅力があるのでしょうか?

政治的意図は知る由もありませんが、今までの倍以上の速度と航続距離を持つ Helicopter と考えれば離島救急 Helicopter や海洋事故救難機として民間でも欲しいものですし、小型機ができれば海外の富豪 Businessman のみならず日本でも報道 Helicopter として TV 局がこぞって買い求めそうなものですね。

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Bell_XV-15
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この回答へのお礼

ありがとうございます。非常にわかり易く、感謝します。何でもそうなんでしょうが、特に多方面に渡り、利用価値がありそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/16 12:57

 魅力については他の方が詳しい回答をされているので。



 航空機の世界に詳しいものからすると、「危険」と反対する根拠がわからないらしい。確かに試験飛行中の事故は多かったし犠牲者も多かったが、軍用機が試験中に墜落すること自体は特に珍しいことではない。オスプレイは試験中の事故は確かに多かったが、実戦配備後の事故は確認されたものは2件だけ、事故率はむしろ低い(海兵隊が運用する航空機の中では)という報告がある。
 →http://www.defpro.com/news/details/22095/?SID=bb …

 オスプレイをして「いつ墜落するかわからない」ってまで酷評するのであれば、そう主張する側が事故率の高さを証明する必要があるし、その根拠は配備後の飛行時間あたりの事故率になるのが真っ当な線だとおもうのだけれど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。取り上げられる回数の違いでしょうかね?当方らには、いつ、どこで、何が墜落したと言う事が印象に残らないのでしょうか?その点ではオスプレイは目立っています。この違いなんでしょうね?

お礼日時:2012/05/16 13:14

オスプレイより墜落しているヘリコプターなら良いのですか?



オスプレイは大型ヘリ(沖縄国際大学に墜落した奴です)のどちらを選択しろな訳ですが、どちらが良いのですか?

1機や2機落ちるのは航空機の宿命です。軍用兵器なら尚更です
オスプレイの配備に反対している方々は、オスプレイに反対しているだけではありません。

米軍出ていけ
自衛隊は憲法違反
不審船や中国の漁業監視船は歓迎

な人たちです

あなたもその仲間ですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。当方は単に聞いているだけです。

お礼日時:2012/05/16 13:37

逆に言えば、何でオスプレイに反対するんだろうね。


米軍の事細かい装備品まで取り上げて。

オスプレイに反対なら別の航空機ならば賛成するのか?
オスプレイ配備にそれ相当の理由があれば賛成するの?
オスプレイが改善されて安全性が高まったら賛成するのか?

そんな反対派はいないよね。
とにかく何でもかんでも反対で。

オスプレイ配備が斯く斯く然々の理由で反対ならば、それが解消されたら賛成しなければ論理的におかしいわけで、
事細かい装備品まで取り上げて反対するのは非常に奇妙。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに他の戦闘機は聞いた事がありません。まぁ当方の知識の無さと思いますが。

お礼日時:2012/05/16 13:41

> 何故、米軍はそれほどまでに【オズプレイ】にこだわるのでしょうか?



軍事的な側面だけからいえば、相当に魅力的です。

オスプレイが沖縄に配備された場合、現状よりも格段に展開能力が向上します。現行のV-107(CH-46)と比較しても、航続距離も速度も二倍以上です。

沖縄を中心とした半径約1800km(現地での作戦等を考えれば1500km程度)が作戦半径であり、これは台湾はおろか、フィリピン、韓国までの全ての島嶼部が作戦半径内に収まります。

巡航速度は時速500km以上であり、24機で600名を送りこむことができます。つまり、例えば尖閣諸島であれば、沖縄から片道50分程度であり、補給等を含めて2時間ごとに600名を増派できます。沖縄の海兵隊全員(そんなに尖閣諸島にスペースがありませんが)でも50時間程度で移動可能です。

しかも、垂直離着陸が可能ということは、現地に飛行場がなくても問題ない、ということを意味します。


このことは、沖縄からフィリピンまでの島嶼部に対する中国の上陸作戦を難しくします。
例えば中国から尖閣諸島まで最短距離から船団を出したとしても、尖閣諸島との距離は300km以上あるので、船では約8時間、高速艦でも4時間近くかかりますが、上陸するまでに1000人以上の兵がお出迎えすることになりますからね。


> 米軍自体も身内を失い、残った家族も保証しなければならないリスクを背負いながら、それほどまでに飛ばそう、配備しようとする意図は、何なのでしょうか?

戦死自体は、軍であればオスプレイに限らず当たり前にあります。オスプレイだけを特別扱いするような根拠は特に見当たりません。


問題はこの機体が街中を飛ぶという点ですが、自民党政権下で合意していた辺野古移設・V字滑走路では、海上のみを飛ぶ形だったのでクリアできていました。
街中を飛ぶようにしたのは、民主党・鳩山政権です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。正直【えっ?】と言うのがホンネでして、まさかここで【鳩山】が出て来るとは思ってもいませんでした。つい最近なんですね。よくまぁ沖縄に行けたものです。人間の感情がわからんのですね、あのアホには。

お礼日時:2012/05/16 13:10

オズプレイではなくオスプレイ



垂直離着陸・ホバリング・超低空での地形追従飛行をこなしつつ、通常の固定翼機のように高速移動かつ長い航続距離が可能なので、戦略上に有用だから

いつ墜落するかわからない物はそこらじゅうに飛んでいます、日本の民間航空会社が採用してるジェット旅客機や民間のヘリコプターもそうです。

沖縄が反対しても配備するでしょう。
楽しみです、実機を見に行きたいな(^_^)v
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/05/16 13:15

沖縄なら落ちても民間人で死ぬのはjapだけだからどうでもいいんでしょ。

猿が何匹死のうが、、
兵士は別だろうけど、ま、沖縄へ飛ばされるような奴はどうせホールドアップかなんかやって本国に居られなくなった奴ばかりだから大した事ないし。兵士は死ぬためにいるんだからどうでもいいんですよ。
オスプレイじゃなかったっけ?
そりゃ、海兵隊にとっては欲しいでしょうよ。ヘリじゃ遅いし、普通の飛行機じゃ空軍と海軍の縄張りだし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。オスプレイでした。

お礼日時:2012/05/16 13:17

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