ギリギリ行けるお一人様のライン

大学の教授になるためには、修士と専門職学位のどちらの課程に進めばよいのでしょうか?

そもそもこの2つの決定的な違いって何ですか?

自分は、修論を書きたいので、なんとなく修士に進むべきなのかなって考えているのですが…。
この考え方は単純すぎですか?

A 回答 (10件)

 「補足」を拝読致しました。


>私は、現在、大学を卒業し、大学で学んだことを生かした職種で働いております。
そこで、様々な課題が見えてきて、少し今の仕事にブレーキをかけ、もう一度学びたいという気持ちがあります。また、院で学び、もう一度働いた後、いずれは、現在私が付いている職業に就くような若い世代を育てていきたいとも思っています。つまり、教授になり、自分の研究をして、その時代その時代に求められている力を明らかにしながら、それを若い世代に受け継いでいってもらう…そんなことを考えています。

 私も少なからず質問者様と似た学問遍歴を歩んだ経験があります。学部を卒業後、三年の勤務を経た後に現在関わっている学問領域の基礎を学ぶべく、他大学の学部に学士編入の形で入学し、その後別の大学院に入学。修士・博士の両課程を修めました。
 入学にあたっての選抜は社会人枠です。企業に在籍しながら一方で大学に籍を置くとの二足草鞋の形です。その企業には現在も在籍し勤務しております。
 実際の仕事とは関係のない分野を学びましたが、それでも学問を通じて良き師、良き友に巡り会えたことを現在でも感謝し、その恩返しの形で大学教員も務めさせていただいています。
 補足コメントの中で一つだけ気になったのは「教授になり、自分の研究をして、その時代その時代に求められている力を明らかにしながら、それを若い世代に受け継いでいってもらう」との部分です。
 特に先端工学などを領域とされるなら大学に留まりそこで後継者を育てるなどの必然性が認められないようにも感じられます。大学での基礎的研究が必ずしも実際のモノとして形とはならないケースも多く、そうした抽象的、あるいは言葉は良くないかもしれませんが、観念的で机上の論理を組み立てて自己満足する学者タイプを志すならば大学教員として大学に残る必要性がないのではなかろうかと考えます。
 大学はともすれは閉鎖的であり、その中でしか通用しない論理に囚われ、自らが現実と乖離した場所にいることすら気付かないとの致命的な状況を生み出しかねません。そうした問題に常に目配りをするとの意識を持ち続けることができるのであれば別ですが、人間はそうした「顧慮」を忘れがちです。
 私の専門分野は本来的には社会科学ですが日本では人文科学に分類されてしまいます。トータルとしての時代像を最終的には構築することを目的とする歴史学です。
 テクノロジーとしての技術を創造しそれを後の世代に伝えるならば、それは学者と言うよりマエストロ的な色彩が強いでしょう。マエストロは技を知り新たな技を探す見識を持ち合わせています。いってみれば「匠」であり「職人」的ともいえます。職人としての学者であれば、世間は認めますが、学問のための学問ならば何れは忘れ去られる可能性も多分にある。こうした「自己相対化」の姿勢は何れの学問分野にとっても共通であると考えられますが如何でしょうか。
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人に認められ,社会に認められる業績が残せれば,たとえ大学に定員空きが無くとも,招聘されて教授になることはできます.


大学教員に採用される場合に(また大学教員に採用される場合だけで他の場合には役に立たないのですが),博士,修士の取得が問われるのは,その人の業績が認められない場合や,能力不明だが,文科省の基準には合っているからとした場合や,比較して潜在能力があるかも知れないという場合です.
基本的に資格は基準になりません.

まず,人より抜きんでることを目指すことっです.資格を取るとか,どんな過程で学ぶかとかは,全く無関係です.自分の人生をどう生きるか,何を目指すかを考えるべきです.
そに結果で教授になれるかも知れません.
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多分、質問の仕方がおかしいのでは?


今の研究や成果を修論としてまとめたいので大学院にと理解しました。

その領域に精通している第一人者であれば学位は無関係。オリンピック金メダルを取った人は教授として招聘される可能性があります。
世界的に評価される建築を残せばこれもその可能性があります。その成果自体が博士号に値するからでしょう。専門職の学位は評価されるかどうかわかりませんが一般的には評価される論文が必要だし、理系は論文に加えて博士号が必要になります。でも助手・助教などのプロセスを経て機会があれば教授が一般的かもしれません。修士に入学して修論、博士課程に進学して課程博士を目指されるか、今では少なくなっている論文博士を目指されてはいかがでしょうか。文系は論文博士が多いように思います。

夢は大きく持ってまい進することが楽しいかもしれません。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%82%E9%96%80% …

専門職学位ってのは基本的には 大卒後の専門学校。
専門学科と言い切るのは、研究者を育成することを目的としていないから。

だから 教授になるのに専門職学位に進むことは、基本的にはありえない。

基本的にありえないというのは、極論を述べれば、学校を出ていないくても教授になれる

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4% …
工業高校卒業だが、東大の教授。この場合の教授というのは特任でも名誉でも客員なんでもなく、普通の教授
というような例外は常に存在するものであるから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>専門職学位ってのは基本的には 大卒後の専門学校。

「専門学校」。すごくわかりやすい!!
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/22 22:33

訂正


誤:卒研
正:修論

なお、わたしの回答は質問者さんが理系であることを前提にしています。
文系の場合は、また状況が違うと思います(文系は博士号必須ではない)。
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1番だけど



> 院で学び、もう一度働いた後、いずれは、現在私が付いている職業に就くような
> 若い世代を育てていきたいとも思っています。つまり、教授になり、自分の研究
> をして、その時代その時代に求められている力を明らかにしながら、それを若い
> 世代に受け継いでいってもらう…そんなことを考えています。

それじゃまずはあなたの研究生活のお手並み拝見といきましょう。
ここの回答者の全員がそう思っているのでは。
まだ卒研さえ終わっていない状態で、ずいぶん意欲満々ですね。

あなたは今、研究者の卵にさえなっていない状態なのですよ。自分のような
プロの研究者生活を一度でも経験した人たちから見ると、
世間知らずだなと思いますね。

ま、それが若い人の向こう見ずな特徴でもあるんですけど。
それだけの希望に燃えているなら、アドバイスできることもないので、
ご自由にがんばってください。
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>また、院で学び、もう一度働いた後、いずれは、現在私が付いている職業に就くような若い世代を育てていきたいとも思っています。

つまり、教授になり、自分の研究をして、その時代その時代に求められている力を明らかにしながら、それを若い世代に受け継いでいってもらう…そんなことを考えています。

じゃーその職業何よ?って話になるわけで、
ニーズがあればチャンスがあるかもしれません。
ひとりよがりじゃ難しいでしょう。
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 「教授」には客員教授も特任教授もある。

かならずしも博士号を有している者とは限らない。ただ一つ求められる要件は「ある領域で特筆すべき業績を残している者」との規定であり、もう一つは現実的に「ポストに空席があること」だけである。
 そも「修論を書きたいので修士課程に進む」これは順序として逆転している。研究成果を反映させるものとして「修士論文」および「博士論文」がある。
 文面から推察したところでは質問者が学部の後期課程に在籍していると受け取れるが、卒論や卒研に未だ着手していないならばこの質問はいささか性急である。

この回答への補足

みなさま、回答ありがとうございます。

私の質問内容に多々、不足がありましたようなので、いくつか補足させていただきます。

私は、現在、大学を卒業し、大学で学んだことを生かした職種で働いております。
そこで、様々な課題が見えてきて、少し今の仕事にブレーキをかけ、もう一度学びたいという気持ちがあります。
また、院で学び、もう一度働いた後、いずれは、現在私が付いている職業に就くような若い世代を育てていきたいとも思っています。つまり、教授になり、自分の研究をして、その時代その時代に求められている力を明らかにしながら、それを若い世代に受け継いでいってもらう…そんなことを考えています。

補足日時:2012/07/22 08:32
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文系の方でしょうか?


私は理系なので文系業界はあまり知りませんが、
博士号が必須ではないでしょうか。
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まず修士号とること考えないと



次は博士号とること考えないと
あなたはここまでこれるかな。

その次はポスドクしながら、学振の予算を獲得して少なくとも給料もらわないと
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