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「設問

以下の空欄に当てはまるイオン反応式をいれなさい。

同物質量の酢酸と酢酸ナトリウムを含む混合水溶液に少量の塩酸を加えると
(ア)の反応が起こり、水素イオン濃度はほぼ一定に保たれる。

また、少量の水酸化ナトリウム水溶液を加えても(イ)の反応が起こり
水酸化物イオン濃度はほぼ一定に保たれる。」



「回答

アCH3COO- + H+ → CH3COOH

イCH3COOH + OH- → CH3COO- + H2O」



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
この問題のアは分かったのですが、イが分からないのです。
自分はこう考えました。


酢酸+酢酸ナトリウム+水酸化ナトリウム+水という系には
CH3COOH(電離していない酢酸)
CH3COO-(酢酸由来の酢酸イオン)
H+(酢酸由来の水素イオン)

CH3COONa(電離していない酢酸ナトリウム) (完全電離するかも?これは無いかも?)
CH3COO-(酢酸ナトリウム由来の酢酸イオン)
Na+(酢酸ナトリウム由来のナトリウムイオン)

Na+(水酸化ナトリウム由来のナトリウムイオン)
OH-(水酸化ナトリウム由来の水酸化物イオン)

H2O(電離していない水)
H+(水由来の水素イオン)
OH-(水由来の水酸化物イオン)
があります。

先ほどここでご教授いただいた水溶液中での酸と塩基の振る舞いから考えて
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7633169.html
反応するものはおそらく
OH-(水酸化ナトリウム由来の水酸化物イオン)
H+(どこ由来かはよく分かりませんでした)

反応はH+ + OH- → H2O
よってイの答えは H+ + OH- → H2O
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
しかしイの答えとは違っています。
なぜでしょうか?

A 回答 (2件)

No.1の解説の趣旨はよく理解しているようです。



H+はどこからきたものですか?
化学反応式のルールは左辺は反応前にある者、右辺は反応でできるものです。
H+が水溶液中に存在しないことは明白でしょう。

>H+(酢酸由来の水素イオン)
これは存在しないのです。
酢酸の電離は通常でもほぼ分子状態で存在します。
CH3COOH ←→ CH3COO- + H+ 
ここに酢酸ナトリウムを加えると、CH3COO-イオンの増加によって
平衡が左側に移動します。
よって、H+はほとんど水中には存在できないのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、酢酸ナトリウム由来の酢酸イオンによって
酢酸は殆ど電離できなくなるますね。

そうすると酢酸+水酸化ナトリウム+水の時と反応の事情が違ってくるのですね。

お礼日時:2012/08/08 19:54

緩衝溶液のpHを考えれば、加えた OH^- と反応するのに十分な量の H^+ が溶液中に存在しない事が分かるだろう。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ん~なるほど、すぐにH+が無くなり、CH3COOHがH+を供給することになりますね。
だから「CH3COOH + OH- → CH3COO- + H2O」という表記が正しいと。


しかし、一つ疑問なのですが、H+がすぐに無くなりCH3COOHがH+を供給しだしますが
起こっている反応はあくまで水素イオンと水酸化物イオンとの反応ですよね?
ですからH+ + OH- → H2Oという表記も正解で、なおかつこちらのほうがより正しいのでは?

お礼日時:2012/08/08 19:02

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