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ここでいう「戦争」とは第二次世界大戦のことです。

また、「なぜ」というのは、ABC包囲網がどうの、とか、ハルノートで最後通牒が、とかといった話ではなく、日本は、第二次世界大戦で完膚なきまでに叩きのめされ、ほとんどゼロの状態にされたはずなのに、ここまで復興・発展したくらいなのだから、戦争などしなかったらもっと発展していたのだろうに、という意味です。

アメリカやイギリスとケンカなどしないで、今のように仲よくして発展をしようと当時は考えなかった結果だと思うのですが、なぜそうせずに戦争を起してしまったのか?という質問です。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (14件中1~10件)

>>補足



>>私の疑問にかなりストライクなのですが、私の質問が悪かったです。
>>もっとストレートに表現しますとこうなります。
>>「アメリカに負けて、無条件降伏をしたところから現在まで発展したのだから、戦争を起さずにアメリカの提案を受け入れても>>発展できたんじゃないか?」という疑問です。

 質問には、すでに「敗戦国の奇跡」として答えたつもりですが、若干補足します。

1)植民地の経営は、20世紀に入って破綻しています。軍備と行政の費用が、植民地経営の利益を上回るからです。特に、東アジアのように政治的経済的に進歩した制度を持つ国を植民地にすることは不可能と言っていいでしょう。このことは、イギリスとフランスの対応の違いがもたらした結果をみれば明らかです。

2)第1次世界大戦の終結から、わずか20年で第2次大戦が勃発したことは、戦勝国にとって生々しい教訓でした。第2次大戦後の世界経済の発展は、先進国と途上国の間の垂直貿易から、先進国相互の水平貿易の拡大によってもたらされたものです。

3)質問者は、軍国主義体制を軽く見ておられますが、軍官産の複合体は簡単には解体できません。民間が挙げた利益を国が集め、軍備拡張と軍需産業育成に投じる体制は強固で、高度成長を支えた民需拡大と耐久消費財部門の発展は敗戦を待たなければ実現不可能であったと考えられます。もちろん、戦争を回避したとしても、軍国主義体制はいずれ自壊する運命にありますが、社会主義体制の崩壊同様、かなりの犠牲を伴ったであろうと思います。
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当時は帝国主義の時代です。

 国際関係で武力がものをいう、弱肉強食の世界です。
自国の利益のために他国を侵すことが絶対的な悪だという意識はありません。
まだ核兵器がありませんでしたから、とことん戦争したら人類が破滅するという発想もありません。

弱い国は植民地にして利用する対象です。
すでにヨーロッパ列強はアフリカなどを植民地にしていました。
まだ、中国は眠れる獅子といわれて、その潜在的な力を恐れられていたため、欧米は手出しすることを控えていましたが、日清戦争などでその実力がたいしたことがないとわかると、利権争いの場所になってしまいました。そこに新参の日本も利権争いに参加しましたが、当然、列強と利害は衝突します。

この回答への補足

日本はどうして敗戦したのに植民地にならなかったのですか?

補足日時:2012/08/14 10:08
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http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7635971.html
ここのNO4とNO5に秀逸な回答で、この質問の答えにもなると思います。

一言でいえばアメリカが日本と争うことを望むから先制攻撃を行ったです。

もし戦争を行わなかったら、それはアメリカに対する屈服を意味しています。
その結果が中国権益を奪われるだけか、台湾も朝鮮も奪われるか、日本もアメリカの植民地となるのか、あるいは解体されてプエルトリコと同じ扱いになっていたか、アメリカの要求がどこまでこうじるかわかりません。
少なくとも繁栄などありえなかったでしょう。

この回答への補足

おおー、そういうことですか・・・かなりストライクなご回答で、納得がいきました。
それでもまだわからないのは、なぜ、無条件降伏というもっとも屈服した状態になったのに、中国権益を奪われ、台湾も朝鮮も奪われただけで、アメリカの植民地とはならず、解体されてプエルトリコと同じ扱いにもならなかったという質問になります。ごめんなさい。最初からそう質問すればよかったのですが、なにせ、ここに至るまでの知識が私にはありませんでした。よろしくお願いいたします。

補足日時:2012/08/14 10:07
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大日本帝国を検証するには、アヘン戦争までさかのぼる必要が有ります。


根本的にアジア人を黄色い猿としか考えてないからだと思います。

散々にいたぶった中国と日本にヨーロッパが、今、助けを求めてます、
彼らには、誇りとかプライドなど無いようですね。
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この回答へのお礼

すごく共感できる回答でした。
しかし、それでも救いの手をさしのべる日本人はエライと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 10:01

 『統帥権の独立』のせいでしょうね。



 現在は、ほとんどの国が、一国の政治を運営する人間が、軍事を動かす権限を持っていますが、戦前の日本はそうではありませんでした。

 当時の日本の内閣には、「軍隊の指揮権」がなく、行政府の外交交渉や対外方針と並列で軍事権が存在して、天皇に直属していました。

 明治時代には、天皇を助ける機関として枢密院があり、明治維新において軍を指揮した経験のある政治家が、天皇の名前のもとで、陸軍・海軍・政府の政策調整を図っていました。
 しかし、大正・昭和期になると、軍隊指揮をしたことのある政治家が居なくなり、軍事と政治を統合した視野を持って、国を運営する人材が居なくなってしまいました。

 そのような状況下で、行政・外交とは独立して軍事行動が行われたため、戦争が拡大・長期化してしまいました。
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この回答へのお礼

これも別の視点ですね。
いろいろな角度でご回答いただけてありがたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 10:00

 まず戦前の状況を考えましょう。



(1)欧米諸国がアジア・アフリカ・南アメリカのほとんどを植民地として支配していた。
(2)よって、現代のように自由貿易ができるわけではない。
(3)自由貿易ができないので、日本国内で養える人口は最大6000万人程度。
(4)人種差別が現代の比ではなく、白人と有色人種は対等な立場ではない。

 日本が大東亜戦争(ケンカ)を起こさず仲良く(服従・支配される)すれば、
上記の(1)~(4)が継続されたため、もっと発展などするはずがありません。
現在の日本の発展は、アジア諸国が独立し、自由貿易が確立されたからであり、
大東亜戦争抜きには考えられません。

 また、戦争に負けなければ、軍国主義国家のままであるなどという意見がありますが、
あくまでソ連の共産勢力、満州地方の治安維持や、欧米諸国によるアジアの植民地化に
対して軍事力を高めたのであって、戦争に勝って、これらの脅威が取り除ければ、
日本は戦前から民主国家だったのだから、現在のアメリカ、イギリス、フランス程度の
自由や権利が日本国民には与えられたでしょう。北朝鮮のような国家にはなりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おかげさまで、無闇に反戦・反核を唱え、軍部ばかりを悪者にしてしまう風潮には少し慎重になとうと思いました。

お礼日時:2012/08/14 09:56

ブロック経済の方が有効であると考えたから。



個別の歴史的な事象を捨て去れば、20世紀の前半は、国家による管理・計画が試され推進した時代です。
第一次世界大戦があのような大規模かつ長期の戦いになったのは、国家によって国全体を動員できるようになったからでもあります。動員はできてもそれをうまく管理(終戦)できなかった。
なんせ、欧州の大国は、ドイツ帝国成立させた普仏戦争(1970)から40年以上正面切って戦ってなかったので、戦争の収め方ができなくなっていた。
また社会保障制度は、普仏戦争のあとだったり日本の厚生省が1938年だったりと、国家が個人レベルの行動に関しても管理すべき、管理することが良いとされる時代に入っています。
良いこと考えても、うまく管理できるかどうかは別の話。

経済行動に関して管理・計画を国家が主導するという意味では
1922年以降のソ連の成立 共産主義
1922年ファシスト党 ローマ進軍 政権を握る
1923年スペイン クーデターで独裁政権成立
1924年労働党マクドナルド首相 イギリス
1926年クーデター ポーランド
1926年軍事独裁政権 ポルトガル

1929年 大恐慌始まる

1932年オタワ会議 イギリス
1933年のナチス政権 ドイツ
1933年ニューディール アメリカ

1936年ロンドン軍縮会議から日本が脱退、海軍兵力における無条約状況へ

世界の有力国は、統制とか管理とか計画という経済体制に移行している、暴力的だったり、選挙によったりと手法は違えど。
そして、経済基盤の弱い国 旧ロシア、イタリアが経済統制に関して先行して突入していることがわかります。
※ ナチス政権が有名なので、大恐慌によってナチス(ないしそれに類似する政権が成立)というイメージがありますが、自由放任では経済がうまくいかないので、統制しようという流れは大恐慌の前から始まっていました。

ソ連の計画経済やナチスの経済政策が成功したように、国家内で管理するうちは経済はうまくいく事が証明されました。
が、国際協調で経済がうまくいく事は証明されていない。
証明されていないならば、なるべく自国政府で管理できる領域を広く取れば、管理範囲内ではうまくいくわけで、管理範囲を広める動きが具体的には戦争だったりします。

国際協調がベターだというのは、すでに経済学者は唱えていましたが、そんな小難しい話は、国民は耳を貸しません。

例えばケインズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4% …
ヴェルサイユ会議におけるドイツへの莫大な賠償金を課したヴェルサイユ体制に対し「平和の経済的帰結」(全集では2巻、東洋経済新報社)を出版し大反論キャンペーンを行った、このケインズの考えは政策担当者・諸国民から強烈な批判をあびることとなった

以上引用

ということで、第二次世界大戦前の段階では 国家による経済管理およびその延長線上でのブロック経済がうまくいくという考えのもと、ブロック拡大競争の時代であった。これには、各国指導者の個人的な倫理観とかそういったものは関係ないわけです。
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この回答へのお礼

経済的側面からの詳細なご解説、ありがとうございました!

お礼日時:2012/08/14 09:46

 逆説的ですが、戦争に負けたから経済的繁栄を実現できたとみるべきではないでしょうか。



 アメリカ、イギリスが中国を見捨て、日本が東アジアに広大な植民地を有する帝国を建設したらどうなっていたでしょうか。歴史が教えるとおり、時代遅れの植民地モデルは遠からず破綻し、漠大な軍事費のために経済は疲弊したと考えられます。

 質問者は、第2次大戦で日本は完膚なきまでに叩きのめされ、ほとんどゼロの状態に陥ったと認識されていますが、それは偏った見方です。沖縄(そしてヒロシマ・ナガサキ)を除けば日本は戦場になったわけではなく、軍需工場や主要都市の市街地は破壊されたものの、道路、鉄道、電力、水道などの社会インフラは修復が可能でした。

 現代では考えられませんが、ハンマー1本、鍬1丁あれば原始的ながら生産再開が可能でした。なによりも、兵役から解放された膨大な労働力が復興の原動力になりました。少年だった回答者自身が目撃者です。

 こうした敗戦国の「奇跡」は日本だけでなく、ドイツでも同じでした。国土が戦場になったドイツの方が、日本以上にいわゆるゼロからの出発を経験しましたが、高い教育の水準と勤勉な国民性は敗戦でも破壊されることはありませんでした。それどころか、日本では軍部や封建遺制の崩壊、ドイツではナチスからの解放がいい効果をあげました。

 戦後の経済成長については、ここの回答範囲を越えているのでこれ以上触れませんが、戦争がなければもっと発展していたとは言い切れないことに注目してほしいと思います。もちろん、回答者は戦争を肯定しているわけではありません。

この回答への補足

私の疑問にかなりストライクなのですが、私の質問が悪かったです。
もっとストレートに表現しますとこうなります。
「アメリカに負けて、無条件降伏をしたところから現在まで発展したのだから、戦争を起さずにアメリカの提案を受け入れても発展できたんじゃないか?」という疑問です。
もしかして、日本は戦争に負けたとは言っても、かなりアメリカを苦しめた。だから、アメリカも戦争を起こす前ほど日本に好き勝手を言えなくなった。だから、やはり日本は負けたと言ってもアメリカと戦争をしておいてよかった・・・ということなのでしょうか?・・・ということです。

補足日時:2012/08/14 09:45
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幕末の長州藩や土佐勤王党と構図は一緒。



戦いたくてしょうがない若い衆を抑えられず、
結果クーデター(2.26&5.15)が起こってしまった。

プラス三井や三菱等の財閥が武器売って儲けたかったから。
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戦争してなきゃ いいえ 負けてなきゃここまで発展してません

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この回答へのお礼

やはり、そうなんですか・・・
では、戦争は不可避でしかも肯定されると。
日本人が反戦・反核を叫んでいるのは、非常に虫がよすぎますね。
悲しいけど、それが事実なんですね・・・
簡素ながら明快なご回答をどうもありがとうございました。

お礼日時:2012/08/14 09:39

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