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国の借金を返すために大量にお金を刷ってしまえばインフレになってしまいますよね。

では国の借金分だけ丁度お金を刷って、それを返済にあてるというのはなぜ駄目なんでしょう?

もしくは、いっぺんに借金分全額お金を刷らなくても、普段より少し多く刷ってそれを返済に加えるというのもなぜ駄目なんですか?
(例えば全部で100兆円の借金があるとして、年10兆円返すところを、お金を普段より10兆円多く刷って20兆円返していくみたいな…)

A 回答 (3件)

簡単に言えば際限がなくなるからです。



順に説明しますが、まず現在は政府が
そのようなことをしたいと思っても、法律上
難しくなっています。基本的に日銀の政策
というのは政府が決めるのではなく、日銀自信が
決定することになっています。なぜそうなって
いるのかと言えば、過去に日本やその他先進諸国
でそのような紙幣の乱発が行われ、過度のインフレを
招いた苦い経験があるからです。そのため、通貨の
安定化の管理などは日銀が独立して行うことに
なっています。

詳しくは「ハイパーインフレ」などで検索して
もらえばいくらでも出てくると思いますが、
世界対戦の頃、戦費の調達や借金の返済などを
目的としていろいろな国々でそのようなことが
行われました。

そのような際限のない紙幣の乱発を防ぐため
通貨の管理は日銀が政府から独立して行う
ことになっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2012/08/29 00:38

>国の借金を返すために大量にお金を刷ってしまえばインフレになってしまいますよね。



なりません(-_-;)。

>国の借金分だけ丁度お金を刷って、それを返済にあてるというのはなぜ駄目なんでしょう?
日本国政府に通貨を発行する権限はありませんから(政府紙幣は別)、そもそも「お金を刷って返済に充てる」という発想がおかしいです。

そもそも、もし大量にお金を発行しただけでインフレになるのなら、もうすでにこの国はとんでもないインフレになってないとおかしい。

よく言われる、「お金を刷る」という発想ですが、そもそも通貨を発行する権限を保有しているのは日銀であり、日銀が日銀券を発行しただけで、インフレになる、なんてそんな馬鹿なことはありません。

日銀券は、市場に流通して初めて物価などにも影響を及ぼします。

つまり、たとえ日銀が日銀券を発行したとしても、それが国債の買い取りなどに充てられなければ、これが物価に何らかの影響を及ぼすことなどありえません。

また、日銀が「債権を買う」という意味。これは、国債等債権を購入することで、「国の借金を減らす」的な発想を持っている人もいるようですが、それは「新たに発行した国債が売り切れない」場合にのみ通用する理屈です。

現在、日本の国債は、発行したその瞬間に売り切れます。しかもいったん売り切れたその国債を、額面以下の金額で買う人間(もしくは投資期間)がいるくらいです。

つまり、100万円の国債を、100万円以下の金額で買う人がたくさんいるってことです。

そんな国債を、日銀が「借金を返すため」に買い取るとか、そのようなバカなことがあり得るでしょうか。

あくまで日銀が国債を市場から買い上げるのは、「資金の流動性を高めるため」。
そもそも、市場にはわざわざ日銀が国債を買い上げずとも、たとえば、最も多くの国債を保有する「預金取り扱い期間」の資産だけで考えても、現金のままの状態で保有している資産が23年度末のデータで、177兆円。民間の金融機関や政府などに貸し出しているお金が650兆、株などの購入に充てているお金が40兆、株式や国債以外の購入に充てているお金が133兆・・・などなど、現在国債以外の形で保有している資産の総額が1308兆円です。

ちなみに短期を含む国債という形で保有している資産の総額が368兆円。

つまり、日銀がわざわざ国債を買い取らずとも、「預金取扱機関」だけで国債を含めて1700兆円弱も持っているのです。

問題なのは、これだけの資産の額がありながら、いつまでたっても物価が上昇する気配を見せないこと。つまり、国が発行した国債であったり、日銀が資金の流動性を高めるために行った買いオペであったり、という形で市場に対して投下された「資金」が、十分な形で消費に回されていないことにあるんです。

もし、日銀が買いオペを(たとえそれが国債の総額に上る額であったとしても)行ったとしても、結局これが消費、もしくは投資に回されない限り、(深刻な問題となるほどの)インフレが発生することはありえません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2012/08/29 00:37

あなたご自身が回答しておられるではないですか。


間違いなくインフレになります。
それを年20兆円も1万円札を刷っていたら、間違いなくハイパーインフレが起きます。
だから普通はまずやりません。と言うか出来ません。
しかしこういう説もあります。日本は今ひどいデフレで、企業の生産能力(供給)より消費(需要)がはるかに少ない。これをデフレギャップと言います。作っても売れないからGDPも伸びないし、景気も良くなりません。
このデフレギャップ分だけ1万円札を刷って市場に出しても、インフレにはならず、需要が回復して景気も良くなると言う説です。かなり本当です。そう言うことを言う経済学者はたくさんいます。
今のデフレギャップは約40兆円です。1万円札を40兆円刷ってもインフレにはならないというわけです。
震災復興には税金を使わず、この方法でやろうという話もありましたが、インフレが死ぬより嫌いな日銀がうんと言わず、実現できませんでした。
消費税増税に繋がった遠因の一つです。
しかしこの話は刷った金を実需に使う(例えば震災復興)なtら意味がありますが、借金返済に廻したら、需要は増えず、景気も回復せず、インフレになるだけで、まったく意味がありません。
お金は天下の回りもの、生きた使い方をしなければ駄目なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2012/08/29 00:38

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