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大学2年経済学科
「経済政策、固定為替相場性・為替レート」の問題です
周りにも解ける友達が1人もいなく、困っています(;_;)
どなたか、少しでも分かる方、お願い致します(;Д;)

「大学2年経済学科 「経済政策、固定為替相」の質問画像

A 回答 (1件)

非常に面白いのは、我が国は最大の経常収支赤字国で莫大な赤字国債を発行しているにもかかわらず、ドル債権の保有を減らすことなく、円はドルと並んで最も安全な通貨だと見なされ、経済危機の時は資産の逃避先であるということです。

ですがこれには面白い理由があるので忘れましょう。
今A国の通貨をaとし、A国が経常的な財政赤字に陥っているとします。さらにA国はドル資産を失いつつあるとします。すると何が起るかというと、通貨aは信用を失っていきます。具体的にはA国債あるいは一般に通貨a建ての債権は価値がドルに対して低下し、それはa建て債券の利率上昇として表われます。慣れないと不思議に思いますが利率を考えれば簡単で、債権の表面利率が5%だった場合aの価値が(ドルが不動だとして)3%下がってしまったら、当初と同じ利益を得るためには5/0.97%の実質利率が必要になるからです。つまりその利率でないと債権は売れません。自国民でも誰でもA国債が価値を失ったとき同じ財産を維持したいなら米国債に逃避しますから、上記の実質利率になるまでA国債は下落し、当然通貨aの購買能力も低下します。為替レートが開放されていれば通貨aはドルに対して安くなります。
経済学者ではなくてただの投資家の常識の範囲なので、A国債と通貨aの厳密な関係については間違っていると思いますが、つかみではこんなところです。固定相場については考えて下さい、物が流れ出したり通貨逃避が起きたりします。
最後に南米の小国がこの状態に陥って幾度も国債がデフォルトになるのに、日本がなぜデフォルトにならないかという面白い問題ですが、実は日本国債は国内にしか流通していないからです。外国では利率がマイナスの国債など誰も欲しがりません。日本人は自分の国が潰れたら自分達もおしまいだと固く信じているので、利率ゼロの個人向け国債を買います、マイナス利率の国債もちゃんとうれて行きます、売価が100ではなく98だったりするからです。そのため政府は財政の均衡化と叫ぶばかりで全く具体的な施策は採りません、ただ単に採れないので、採ったら大恐慌になるでしょう。だから現在禁じ手の日銀向けに通貨を発行する、あるいは国債の期限を無限大にしてしまい償還しない、といった方法も出てきています。いずれにせよ赤字国債が幾ら膨らんでも構わないのです、利息のための国債まで出てきますが、辻褄が合えば良いのです。誰かが無理に経常収支を合わせようとしなければ世界は平和です、無理をしたら世界恐慌になるから、どの国も機関も日本に経常収支を合わせろとは言いません。
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この回答へのお礼

あ、あ、あ、あなたは天才なのですか?
今から読んで理解出来るか挑戦してみます。
お時間を割いてくださり感謝します(;▽;)

お礼日時:2018/10/01 21:04

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