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相関関係のレベルでいいのですが
インフレ、デフレ
国債発行の関係を知りたいです。
僕のイメージは
国債を発行すると、国内の貨幣量が減少する為
デフレになるというイメージです。
マクロ経済学のモデルの中にこの関係は
記述されていますか?

A 回答 (1件)

> 相関関係のレベルでいいのですが


> インフレ、デフレ
> 国債発行の関係を知りたいです。

いつからいつまでのことを考えているのかはわかりませんので、非常に分かりやすい例を出しましょう。

戦後の日本において、1955年から1964年まで、国債の発行残高はほとんど変化がなく、発行額は純額ではほぼゼロですが、物価水準は30%ほど上昇しています。

バブル直前からまっただ中の1980年代には国債は大増発されていますが、物価水準は20%近く上昇しています。

一方で、1991年から2000年までは、国債が大増発され、発行残高が2倍以上になりましたが、物価水準はわずか5%程度しか上昇していません。2000年代を見ればおそらく零かマイナスになるでしょう。

ということで、戦後日本のデータを見る限り、相関は「特定の期間を恣意的に取らない限り」有意なものではないでしょう。



ただし、日本の場合、戦後一貫してインフレであり、総じてみれば国債は発行されてきているので、残高でみれば「見せかけの相関」はありますし、インフレ率や国債発行額自体が単位根の問題をはらんでいます(単純に相関係数を計算することには意味がありません!)。

したがって、発行額とインフレ率に関して、単位根に対応するよう簡便に階差をとると、ほぼ-0.1程度になります。

参考URL:http://www.refe.co.jp/file/%92P%88%CA%8D%AA%8C%9 …
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