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某文法書に、

過去分詞が主語になるのは。述語動詞が不完全自動詞の場合である
が, be, become, getなどにつく場合は受動態になる。

と書いてあったのですが、beの場合は分かりますが、
become, getなどにつく場合も自然と受動態と見なす
という意味ですか?

A 回答 (2件)

1)その文法書の著者は、



 受動態= be + p.p.(「~されている」) で、受動の意味での変化(「~される」)を表したい場合は、become + p.p.、get + p.p. とする、という受験英語の公式から、その説明をしているわけです。

2)例えば freeze で

  The meat is frozen. (その肉は冷凍されている)
  I got frozen. ([冷凍されたみたいに]凍えてしまった)
  The lake becomes frozen in winter.(その池は冬には凍結する)

 のような用例を考えてみますと、たしかに「凍らせる」という他動詞の受動の意味で使われています。ですから、1)で述べた受験の公式の説明として間違っているわけではありません。

3)問題は、過去分詞というのは、他動詞の場合、本来受動の意味なのです。ですから、受動態のときもそうなら、補語として使われた時も、例外なく受動の意味で、それと受動態との区別は明確に線引きできません。

  たとえば、I came back frozen. といえば、「私は凍えて帰宅した」で、SVCです。(frozen が補語です。)これを受動態とは言いませんね。でも、これと

  I was frozen. や、I got frozen. と比べみると、文法的に線引きする意味はあまり感じられません。大きな差はないのです。

4)したがって、正確に言うと次のようになります。

 「他動詞の過去分詞は、受動の意味を持つ。形容詞の資格を持つので補語として使うことが出来る。補語として使われたもののうち、be + p.p.、become + p.p.、get + p.p.などは受動態という文法事項として処理されている。」
  
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>過去分詞が主語になるのは


補語ですよね。

そもそも,補語をとる場合を不完全自動詞といいますので,
この記述には何の意味もありません。

be interested
be tired
be excited
be married
こういう be 動詞の場合さえ,過去分詞は形容詞とみなされます。

ここでの回答者の多くは,こういうのでなくても,
過去分詞は形容詞,とみなしているようです。

私としてはそこまでは行きすぎで,普通の be 過去分詞は受動態でいいと思います。
ただ,上であげたように,be の後でも形容詞とみなされるものがあるわけだから,
get や become ならなおさらです。

それに,become/get という動作的なものでなく,
lie/remain (stay) のようなものも受動態,と説明されることもあります。

形容詞か,過去分詞か,どこかで線引きも必要だし,区別があいまいなものもあります。
まあ,思い切って分詞は形容詞,と言うのも一つの手なんでしょうね。

過去分詞では区別できませんが,
He is studying English.
こういう進行形の ing 形まで形容詞としてしまうと,
English を目的語とする説明が成り立ちませんので,
やはり動詞が進行形になった,とすべきで,現在分詞なら即,形容詞
というのは言いすぎでしょう。
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