
物価について質問します。
日本はGDPが高くて物価も高い、要は、給料高いけど、物の値段も高い国ですよね。
そしてGDPが低くて物価も低い、つまり給料安いけど、物の値段もその分、安い国。仮に日本の10分の1の給料だけど、物価も10分の1の国(以下A国)があるとします。
この場合、アイフォン5の価格はどうなるのでしょうか?
その国で採れるもの、例えば、大根(日本では500円)はA国では50円で考えるので、買う感覚的には、日本もA国も同じですよね?
では海外製品のアイフォン5の価格はどうなるのでしょうか、日本で買う場合、アイフォン5(日本で50000円)はバイトをしていれば、高校生でも買えます、
ではA国ではどうなるのでしょうか?
給料10分の1だけど物価も10分の1だから、アイフォン5の価格も10分の1になるのでしょうか?
それとも、海外製品の値段は、10分の1にならず、給料は10分の1のままなので、大金もちしか買えないものになるのでしょうか?
私個人的には、後者の考えなんですが、わかる人教えて下さい。
また後者の考えだとすると、経済の規模(GDP、ここでは給料と考える)と物価は高ければ高いほど良いということですよね?
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
> 経済の規模(GDP、ここでは給料と考える)と物価は高ければ高いほど良いということですか?
以下は、私個人の見方で、一般的な見方か否かは、わかりません。
一地域や国での絶対的な物価水準は大して問題ではないでしょう。
地域内での色々の商品やサービスでの価格差が、地域や国で違うと、相互に流通したり利用しあえるものであると、ある地域で相対的に高い価格のものは売れなくなり、地域相互あるいは全国的、世界的に(色々の商品やサービスでの価格差)は減る方向に動きます。(完全に同じような価格差にはなりませんが、数倍以内の価格差程度になります) (パソコンとガソリンと自動車の価格差のようなことをイメージしてください)
物価が上がるのは、買う側からみればきついことですが、生産したり供給する側からみれば意欲が湧くことでもあります。
物価が下がるのは、買う側からみれば嬉しいことですが、生産したり供給する側からみればやる気のなくなることでもあります。
物価が長期的に下がり続けるのではないかと思うと、事業拡大をする人が減り、店や工場を閉める傾向になり、多くの人が給料を失い、さらに売れ行きが悪化し、やがて経済が破綻することは多いです。
物価が長期的に上がり続けるのではないかと思うと、生活を維持するために販売や生産の拡大に向かう人や、今の物価で買おうとする人なども増えて、経済活動が活発化し、物価がさらに上昇し、物価が上昇しすぎると格差拡大などで破綻ししばらく不況や恐慌状態になりますが、また拡大に向けて経済が動き出します。
「物価が高いほど良い」ことはないと思います。
「物価が下がり続けるのではないかという懸念が蔓延する」のは良くないと思います。
「物価は少しづつ上がるだろうと多くの人がなんとなく思っている」のは良いと思います。
「物価は安定していて欲しい」という希望はあっても構いません。
「物価が安定している」状態は、考えにくいです。
携帯やスマートホン、加工食品、家電、自動車、靴、日用品でも、もっと良いものをもっと買いやすい価格でという期待を購入者が持っているので、生産者や供給者、販売業者は新製品・新サービスをだします。現行製品は値崩れし売れなくなります。新製品・新サービスをだす業者は売上高が前と同じならやる気はしません。事業が大きくなり売上が増えることを期待して新製品・新サービスをだすのです。売価が同じなら数量を増やす、数量が同じならコストを下げる努力をしています。コストが下がるということは、その業者に売っている人は売上が下がりますから、他の努力で新製品を出したり売上拡大に向かいます。それやこれやの動きがあるので、色々な商品やサービスの価格が長期間変わらないで販売され続けるということはまずないです。(個別の商品やサービスでなら、そうした事もあります)
「物価が急激に上がったり、下がったり」は良くありません。それで得をする人もいるでしょうが、急激な変化は歪みを大きくして、社会に悪影響をもたらすことが多いからです。何事にも適度ということが大事なのでしょう。
世界には沢山の国と地域があります。その国々や地域の間では、モノやサービス、おかね、人が移動します。 どこかの地域で物価が下がりはじめ、事業所や店がなくなり、働き口もなくなり、経済が縮小・破綻しそうになると、その地域からは人が出て行ってしまいます。過疎化し、出て行けない人がさらに苦しくなると思います。
上手にコントロールすることが難しいのですが、少しづつ物価が上がるようにすることは出来ないものかということで、多くの国が工夫をしようとしています。
No.3
- 回答日時:
No.2さんの回答にあるipod指数をみて考えた質問なのですか。
一人の給料が安いのはその人の働き方にも関係している。
一人あたりの給料が安いは、多くの人が安い給料で生活出来ている現れ。
『GDP』は一国の生産規模。
『一人あたりGDP』は一人あたりでみたGDP。
国民の80%の人が安い給料(100万円/年)で生活出来ていて、20%の人が平均的な人の給料の16倍(1600万円/年)稼げていると、『一人あたりGDP』は400万円/年。
国民の80%の人が安い給料(100万円/年)で生活出来ていて、20%の人が平均的な人の給料の20倍(2000万円/年)稼げていると、『一人あたりGDP』は480万円/年。
国民の80%の人の稼ぎ(140万円/年)で生活出来ていて、20%の人が(1840万円/年)稼げると、『一人あたりGDP』は480万円/年。
家族三人で、
ケースA:300万円/年(一人100万円/年)『一人あたりGDP』は480万円/年。
ケースB:420万円/年(一人140万円/年)『一人あたりGDP』は480万円/年。
ケースAよりは、ケースBの方がipodを買える可能性が高い。
一人あたりGDPをみただけでは、ipodが買えるかどうかはいえない。
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iphone5が中国製であったとしても、販売する価格を決めるのは米アップル。
ある国にiphone5を使える環境がなければ、販売展開しない。(その国民は他国から買えるだけ)
ある国にiphne5を使える環境が出来ているとすれば、その国民はiphone5を買える給料があり、買う気もあるということで、米アップルはその国民が買ってくれ、米アップルも儲かる価格で販売する。(為替レートはその判断の中で考慮される)
米アップルは2012年内に100カ国以上に販売地域を広げる計画がある。
一人あたりGDPには、世界で大きな差がある。
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
米国や日本のの1/10、あるいは1/50の一人あたりGDPの国でも、それなりにipone5の市場があると、米アップルはみているのでしょう。
一人あたりGDPをみても、iphne5がその国で販売されるか、買えるかはわからない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
携帯電話やスマートフォンを生活上必要とするかどうかは、その社会でも、個人でも違います。年寄りはもともとさほど必要としません。子供にそうしたものを持たせない社会はたくさんあります。普通の大人でもそうしたものを必要とするかどうかは所得の問題と言うよりも、生活スタイルの問題です。
携帯電話は利用するが、画面で色々出来ることを必要としないと思えば、スマートホンは売れません。
貧困者が増加し格差が問題になる一方で、子供や学生、フリーターまでipone5を持つ社会があるとすると、そこには(iphone5と通信費に所得の大半つぎ込む人)(所得がないのに親から買ってもらう人)もいるということです。
iphne5を買えるか、買うかは、所得や一人あたりGDPの問題ではないことがわかります。
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私の住んでいる地域で大根が500円になったことはないと思います。150円くらいかな。
地域によっては生活の大部分を自給しているところもあります。そうしたところでは所得もありません。GDPはほとんどなくても生活が可能です。そうした地域で余剰農産物や地下資源を他国に輸出すると外貨が稼げます。生活は自国の自給自足で大部分をまかなえるとすれば、外貨を家電製品、iphone5や情報通信機器、外国製衣料品など自国では製造していないものを輸入するのに使えます。その国民はほとんど所得がないはずですが、農業や鉱業関連で稼いだ所得はあるので、そうしたものの購入に使うことも出来ます。
ブータンは一人あたりGDPが日本の1/20以下ですが、(2011年9月)携帯電話加入者約42.8万加入、人口普及率約61%とのことです。Facebook、SMSも増えているそうです。現状、ブータンのインフラが違ってiphone4、iphone5は使えないようですが、遠からず使えるようになり、普及する可能性もあるのではないでしょうか。
http://www.thimphutech.com/2012/09/will-new-ipho …
一人あたりGDPをみただけでは、iphone5が買えるかどうかはいえない。
http://www.icr.co.jp/newsletter/global_perspecti …
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1)給料10分の1だけど物価も10分の1だから
⇒ そのようにはなりません。為替レートで換算して国別に比較した場合、給料水準と物価水準は単純には並びません。そのため為替レートで換算して給与を比較しても生活とかけ離れるので、生産コスト比較などの目的を別として、そうした比較をしません。
http://www.kokudokeikaku.go.jp/share/doc_pdf/336 …
2)アイフォン5の価格も10分の1になるのでしょうか?
⇒ 流通販売政策もあるので、製造原価や輸入価格が市販価格と比例するとは限りません。
3) 海外製品の値段は、10分の1にならず、給料は10分の1のままなので、大金もちしか買えないものになるのでしょうか?
⇒ 給料の額に対する(iphone5価格+通信料)の高さは普及には影響しますが、多くの場合、賃金等がない学生や賃金が低い若い人での保有使用が多いことからもわかるように、経済的負担が重いので(大金持ちしか買えない事態)にはなりません。
No.2
- 回答日時:
ある商品に関して、どれだけ働けば購買できるか?
全商品に関して計算したのが 一人当あたり購買力平価
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE% …
これだとなんかわからないよなぁというので、一時流行ったのが ビッグマック指数
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83% …
IPhone5 という電話機だと、通信費との関連(端末ゼロ円とかいうやつ、通信会社が端末料金を負担して、通話料金に乗せるというアレ)もあるので、IPOD指数というのが質問者の Iphoneの価格で・・・というのに近い
http://www.citymayors.com/economics/usb-ipod-ind …
一人あたりGDPが高いというのは、平均的には その国の生産性が高いということになります。
No.1
- 回答日時:
基本的には、後者でいいでしょう。
しかし、売っている会社の儲け(日本で言えば、ソフトバンクなど)の値段が違いますから、日本よりは安いでしょう。ーー経済の規模(GDP、ここでは給料と考える)と物価は高ければ高いほど良いということですよね?
これで今日本は苦しんでいる
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