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x=rsinθcosφ
y=rsinθsinφ
z=rcosθ
というのが3次元における極座標表示のようですが、なぜこのような式になるんですか?

このような式にいたるまでの過程を教えてください。
できるだけ分かりやすく教えてほしいので、行列などを使っての説明はできるだけしないでください。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ANo.2です。



r=OP=√(x^2+y^2+z^2)
は原点からの距離だから0以上の実数値をとります。

θは図をかいてみるとよいです。0が北極、π/2が赤道、πが南極です。緯度です。

φは上から見たxy平面上での極座標の角だから一周2πで十分です。経度です。
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図を書けば一発なんですが.式でやりましょう.図を書きながら読んでください.



Oを原点とし,P(x,y,z)とします.

Pからz軸に垂線PHを下ろします.

∠POH=θ

ですから,

PH=rsinθ

z=rcosθ(第3式)

z軸の真上からPをみると,Pはxy平面上にあるように見え,そのときの平面極座標が(PH,φ)になります.

よって

x=PHcosφ,y=PHsinφ

となります.すなわち

x=rsinθcosφ(第1式)

y=rsinθsinφ(第2式)

この回答への補足

回答ありがとうございます。おかげさまで理解できました。
もう1点教えていただきたいのですが、
r、Θ、Φの範囲がなぜ0≦r<∞、0≦Θ<π、0≦Φ<2πになるのかわかりません。
教えていただけないでしょうか。

補足日時:2012/10/18 17:21
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/10/21 04:18

3次元の空間に点の座標A(x,y,z)が与えられているとします。



するとまず、原点OとAとの距離はr=√(x^2+y^2+z^2)で与えられます。
r≧0です。

r=0のときはφとθに意味はありません(なんでもいい)。

r>0のときは原点OとAとを結ぶ直線とz軸とのなす角度をθとすると、z=rcosθになります。0≦θ≦πとしてよいことがわかります。

このとき、点Aをxy平面(z=0)に射影したときの点をBとすると、原点OとBとの距離はrsinθになります。ここでθが0かπのとき、点Bが原点Oに一致するのでφに意味はありません(なんでもいい)。

0<θ<πのとき、原点OとBとを結ぶ直線とx軸とのなす角度をφとすると、x=(原点OとBとの距離)×cosφ=rsinθcosφとなり、y=(原点OとBとの距離)×sinφ=rsinθsinφとなります。0≦φ≦2πとしてよいことがわかります。

以上の様にして、(x,y,z)が与えられれば(r,θ,φ)が得られます。ただし上記説明にあるとおり、この対応は写像ではない((r,θ,φ)が一意的に得られるわけではない)ことに注意。

逆に、(r,θ,φ)からは質問文にある式により一意的に(x,y,z)が得られます。
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