英語のやり直しを最近始め、子供が使っていた中学生用のテキストを使っています。そこで
It will rain. と It is going to rain. の違いで迷っています。
雨雲がかかっていてもう雨が降るのが確実なようだと be going to を使い、はっきりしない時は、willを使うということでした。
ところが、ネイテイブの方の著書の中では will を使ったら確実に降るという全く逆のことが書いてありました。 降るかも、と言う時は might を使う。とも書いてありました。be going to については記述がありませんでした。
ネイテイブの方が正しいとは思うのですが、どういうことなのでしょうか?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
中高生ようの参考書は専門家が書いたとは限りませんので注意が必要です。
大学教授は名前を貸しただけで、出版社の中で多少は英語ができるというレベルの人が書いている場合が多いようです。信頼をおけるのはやはりネイティブの著者によるものです。●will を「予測」と説明することが多いのですが、話している本人はその予測が外れることを念頭に置いていません。
(1)He will get better. (2)You'll win the 100 meters.
状況設定が必要ですが、(1)は、本音を言うと回復の見込みのない病人のいる家族に対して「きっと治るから、心配しないで」と、元気づける時の言葉だとしてください。たとえ建前であろうとも、自分の予測が外れる可能性を残しません。(2)は運動会でいつもビリの子に対して励ます時の言葉と思ってください。建前であろうとも「きっと勝てるから」と勇気づける言葉になります。
このように will は話し手の予測を表します。そして話している本人はその予測が外れることを念頭に置いていません。少なくとも建前では。予測の根拠の有無は無関係です。その点では非常に主観的な予測だと言えます。
will は断定が強過ぎるので、I think, I'm sure, などを前後につけ足したり、probably などを割り込ませたして断定口調を和らげることがあります。これは自分の予想が外れた時の批判をかわすためでもあります。
●be going to は客観的です。
(3)My room is going to get soaked. (4)We're going to die. (5)The tean D is going to win.
(3)は窓を開けっぱなしたままで外出してしまい、天気が急変した時を想像してください。家には家族はいません。部屋に雨が吹き込んで水浸しになるのは、個人的な「予測」の段階ではなく、客観的な「事実」になっています。(4)は極端な例ですが、飛行機に乗っている最中に両翼が突然もげてしまいました。数分後には墜落して死んでしまうのは確実です。(5)野球で10対0でDがリードしています。9回裏2アウトランナーはいません。「Dが勝ったな。」と日本語では過去形で言いたくなる場面です。個人的な予想ではなく、確実な事実になっています。
よく高校入試程度の問題で will = be going to というのがよく出題されますが、うえの説明のように、全くの別物です。つまり中高の先生程度の英語力では、冒頭に書いた「専門家」のレベルに達していないと言えます。
大変わかり易く説明して頂きありがとうございます。すっきりしました。
中学、高校の英語の授業でも、このような使い方の違いはきちんと教えてほしいですね。
No.2
- 回答日時:
腐りかけたものを食べて、「天気予報」と三遍唱えると「当たらない」そうです。
ことほどさように、人間の知恵は浅はかであります、したがって天気など降るか降らないか分かったものではありません。しかしそれは天気の勝手です。
1。態度1
人間の方は非常にはっきりしています。「降らざれ降らせてみしょうホトトギス」みたいな自信家は It will rain でしょう。あなたが何とおっしゃっても今日は降らせますから、見といてください型。
2。態度2
天気ってのはなるようにしかならない、降りたければ降る、降りたく無ければ降らない、しかし今日は降るよ、なら It is going to rain でしょう。傘持ってけよ降るぞ型。
3。態度3
降るかもしれない降らないかもしれない、まあ半分半分だな、なら It might rain 型。
僕はネイティブではありませんから、あまり英語も天気予報も当てになりません。何といおうと降る時には降る、降らない時には降らないと言う主義でして。
No.3
- 回答日時:
下記を御参照ください。
http://www.englishgrammarsecrets.com/goingtoorwi …
http://www.grammar.cl/Notes/Future_Will_vs_Going …
これによると
・will:将来確実に起こると確信している場合(現在そうだと示すものがなくても)、および何か将来に関することを決定する前などに使う
・be going to:現在の状況で将来起こるであろうことを示す何かがあった場合、および何かを決定した後その将来の決定について話す場合に使う
となっています。
雨雲がかかっていてもう雨が降るのが確実ならばbe going to でおかしくありません。
雲はないけど、例えば季節によって確実に将来雨になるならば、willが使えます。
とはいえ、私も留学先でwillとbe going toの使い分けについて英語の先生に聞いた時、この双方は、interchangeable、つまりどちらを使ってもそれほど問題はないと説明を受けました。
ありがとうございます。リンク先も読ませていただきました。結局”things we believe to be true about the future” の部分の理解が中途半端だったようです。
実際どうなるかわからないにしても、自分はそうなると信じる場合にはwill を使うのですよね?
No.4
- 回答日時:
No.1の方の説明が非常にわかりやすいと思います。
蛇足ですが、私のアメリカ滞在中(大学時代)の経験からすると普段話しているときにはほとんど
It's gonna rain.
が使われていました。
It will rain.
は会話中に聞いた記憶がありませんが、天気予報などでは使われていたかもしれません。
私がいたのはマサチューセッツ州で他の地域では違う可能性もありますし、アメリカの大学生の英語は結構適当だったので参考にならないかもしれませんが、一つの情報として。
ありがとうございます。
現地での情報はとても参考になります。留学されたのですね。羨ましいです。
確かに海外ドラマや洋画などでも、gonnaはよく使われていますね。
No.5
- 回答日時:
難しいのはwillだけ使っても、文章によってはその意味が弱められるためだと思います。
例えば、It will rain.とI think it will rain.を比較すると、後者はit is going to rain.と似た意味になります。これが混乱の原因と思います。
予測の場合はどちらでもいいという人もおります。
I think it will rain tomorrow. あるいは
I think it's going to rain tomorrow.
前もって計画していた事についてはBE going toを使用
A: Why did you buy that paint?
B: I'm going to paint my bedroom tomorrow.
自分の意思を表示する場合はWillを使用
電話が鳴った時にI'll get it!という表現など。
これも、人によって若干違いがあります。
No.6
- 回答日時:
be going to は進行形です。
つまり現在の状況の延長線上で雨が降るということを予言しています。「現在の状況」というのは話者が(見える、聞こえる、匂うなど)一定の状況証拠を持っているという意味での「現在の状況」です。 (It looks as if it is going to rain. みたいなニュアンス)will は話者の目の前に見えている現在の状況とは切り離して未来を予言しています。天気予報を伝えるようなときはどうかというと The weather report says it will rain tomorrow. と will を使います。
はっきりしない(#)ときは will というのはちょっと良くない説明と思います。話者にそれなりの確信があるから will なのです。電車のアナウンスで will stop at Kofu. などと言いますが、車掌さんは確信があるからそう言っています。I will wake up tommorow morning... と言うとき話者は確信(あるいは決意)を持っています。(予測というものの性格から will だからといって100%降るわけではありません。might よりはずっと確かというに過ぎません)
(#) 天気予報が根拠なのは目の前に見えている現在の状況に比べれば「はっきりしない」という言い分でしょうか。
ありがとうございます。
参考書によって解説のされ方も違い、微妙な違いがわからず、困っていました。きちんと意味を読み取らないと勘違いしてしまうこともありそうです。たくさんの回答を頂き理解が深まりました。
皆さんありがとうございました。
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