
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「多少の「絶対音感」はありません。
」という言い方は誤解を招きやすいと思います。絶対音感の鋭さには個人差があります。「何一つない無人島に行っても、ぽっと「ラ」が出せる」のを絶対音感だとすると,taropooさんも私もあてはまりますが,taropooさんは「そのラの音が440Hzか441Hzだか識別できる(できた)」のに対し,私は 「これなんとなく441っぽいかな?」とか「442ぐらいかな?」のようにクエスチョンマークが付きます。(でも気になってしまうので,常時電子音叉を携帯していつでも自分の音感を耳元でチェックできるようにしています。)
このような場合,taropooさんのほうが鋭い絶対音感をもち,私のほうが鈍いわけですが,「鈍い」の代わりに「多少の絶対音感を持つ」という言い方もできるのではないでしょうか。
また,taropooさんの回答にもあります通り,絶対音感の有無と,雑音の中から音程を聞き分けるのとは,別の能力だと思われます。
逆に言えば,絶対音感のない人でも,いったん音叉なり何なりで基準音を聞けば,雑音の中から「これはドとファ#と上のレが混ざった音だ」のように識別できる可能性はあるのではないでしょうか。
ただ,実際にそういう人がいるかどうかは分かりません。いたとしても少数なのでしょう。絶対音感保持者で,かつそのような能力も持つ人がいるのは事実でしょう。(最相葉月さんの「絶対音感」にも出てきます。)
(もっとも,絶対音感があって,かつ雑音まで含めてあらゆる音がドレミで聞こえたら,かえって疲れそうな気がします。)
最相葉月さんの本はノンフィクション大賞を受賞したということもあって,あちらこちらの新聞や雑誌などの書評で取り上げられていましたが,みんなべたぼめでした。しかし,私はあまり高い評価をしていません。
gomuahiruさんご指摘のとおり専門用語が多いし,そのくせ図は全然出てこないし,著者には失礼ながら本当に分かって書いているのかな?文献を丸写ししているだけじゃないかな?と疑いたくなりました。
また,内容的にも,前半ではいわば絶対音感とはどういうものかという話が中心で,絶対音感の謎と不思議がいろいろと展開します。
後半でその謎が解決されるのかと思いきや,実は全く違って,絶対音感保持者であるバイオリニストの五島みどりさんの生い立ちにかなりのページが割かれます。
最終的に,「絶対音感をもっている人は,本人の意志とは関係なく幼少時に絶対音感を身につける訓練を親などに受けさせられたので,いわばその烙印である」という印象を読者に強く与えて(明言はしていないものの)います。そうでない人だっているというのに。
というわけで,面白い事は面白いけれどちょっと要注意な本だと思っています。
「「絶対音感」はすべての音を西欧式の「ドレミファソラシド」に置き換えることのできる能力」というのも,ちょっと限定しすぎだと思いますが,質問者の質問内容からだいぶそれてしまいますので,このへんにしましょう。
ありがとうございます
どうも私の質問の仕方がよくなかったです(苦笑)
急いでいたのでお許しを・・・
でも皆さんに色々書き込こんで頂いたとがよかったです。
(どうやら絶対音感とはちょっと違う話みたいですが)
世の中のあらゆる音を
ドレミなりなんなりであらわそうと思えば出来るのか?
ということです。
No.8
- 回答日時:
自然界における音はドレミ、いわゆる平均律だけではあらわす事は出来ません。
今の十二音階が広まったのは1850年頃、ピアノを大量生産(産業革命が背景にあった)するために効率性のいい、簡単な平均律が導入された、ということでだそうです。それ以前は純正律やピタゴラス音律その他の音階があったそうです。その辺の事は私は詳しくないのですが、純正律はかなり音が細かく半音という単位は存在しないそうです。1オクターブを1200の単位で分割します(セントと言う単位でこれが自然界の音に近いと言われます)。話しが長く、脱線してしまいそうなので割愛しますが、絶対音感の人の多くは平均律を基準にしているため雑音の音がわかっても正しくはないと思います。おそらくはドレミの音以外の音階では気持ちが悪くなると思います。純正律の訓練をしてる人はわかると思います。No.7
- 回答日時:
正におっしゃられている事をテレビで見たことがあります。
それはすごーく昔の”ごちそうさま”という料理番組に
矢野顕子さんが出たときの事です。
たしか鍋かなんかが当たったかなんかで、音がしたとき、
矢野顕子さんが反射的に[D]とか言ってしまい。
高島忠夫さんが、ピアノの人にその音を出してもらうと
まさしく正解なんです。それで高島忠夫さんが、おもしろがって、周りの鍋ややかんや食器などを叩きまくって、
出た音をすべて答えさせていました。
子供心にビックリしたことを覚えています。
ですから出来る人には、容易なことらしいです。
(もちろん雑音が、正確にDの音程なわけはないですが、)
(蛇足ながら私はA=440Hzだけは、体で覚えています。)
ども。
ありがとうございます
持っていない人は
絶対に「この音は?」ってしたくなります(笑)
関係ありませんが、
二人にしかポイントを出せないので困ってます(笑)
No.5
- 回答日時:
多少の「絶対音感」はありません。
「多少」のは単なる「音感」で私も持っています。「絶対」だから「絶対音感」なのであって、極端な話、何一つない無人島に行っても、ぽっと「ド」♪(音は何でもいいですが)~の音が出せる能力のことです。
自分で絶対音感の持ち主を自負する人は結構いますが、実際はそう多くないと思います。私は高校から「合唱」歴が長く、楽器がないところでも音を出す訓練をしてきましたが、(アカペラを歌う時など)やはり音に対して敏感なメンバーでも、一つの音をぽんとだしてみると微妙に「ピッチ」が狂っていたのを思い出します。
ですので、楽器がないところには必ず「音叉」を持っていって音をとりました。
下の方がおっしゃっている、最相葉月さんの著書は一冊読みきりましたが、なかなか面白かったです。
専門分野の突っ込んだ話や科学的なアプローチもしてあって骨の折れる個所も多かったですが。
誤解してはいけないのは、「絶対音感」はすべての音を西欧式の「ドレミファソラシド」に置き換えることのできる能力であって、これがないから音楽的に劣っているーということでは決してないということです。
楽譜が読めず、ドレミの観念のない歌い手でも素晴らしい、人に感動を与える歌を届けることはできます。
日本の民謡における「こぶし」などは正確に絶対音感をベースとする音階におきかえられないはずです。音楽は欧米のものばかりではないので、それ以外の地域の伝承の音楽を理解するには、かえって「絶対音感」が邪魔をするーということを最相さんも書いています。「絶対音感」はあればそれにこしたことはないが、かえってそれを固定観念としてもっていると音楽の理解の幅がせまくなるとー。
流れる水音、町のあらゆる雑音、それがすべて「ドレミ」の世界に置き換えられるのって(自分が意識してそうしている訳ではないですが)わずらわしいのではないでしょうか?
私はそこまでいかないので、町にワンフレーズ流れる曲の調をぱっと当てたり、踏み切りの音、道路に缶かなにか落ちた時の音はぱっと音階にできますが、日常生活すべての音にその「しばり」があってわずらわしいということはありません(笑)
下に最相葉月さんの本の簡単な紹介ページがありますので書いておきます。
詳しくお知りになりたければ、やはり一読をお勧めします。
参考URL:http://www.kitarou.net/book92.html
ありがとうございます。
ドとドのシャープの間の音とか
更にその間の音などもあるので・・・ということと、
(これはまた別の話のようですが)
一度にいくつもの音を聞き分けて音であらわせるのか
(雑音はそうですよね)
などということを思ったものですから。
No.4
- 回答日時:
絶対音感を持っていると確かにグラスをキーンって叩いた時それがどの音かわかります。
ただ、複数の音が混じった場合、その全てがどの音かを言い当てるのはまた別の能力になってきます。
6つのでたらめに選んだ音をピアノで弾いて、その全部を言い当てるのは、1つの音の高さを正確に言い当てるのとは別の能力と言う事です。
雑音の種類にもよりますが、洗濯機を蹴った時にどんな音が混じっているか程度なら
ある程度の絶対音感を持ってる人なら言い当てられるでしょう。
でも街の雑踏となると、混じってる音が多様過ぎて説明できないでしょう。
また、絶対音感と言っても本当に絶対でありません。元々人間の体内に時間を正確に刻む機構が出来あがっていないので、
体調や気温、湿度などによって多少影響されます。
さらに、私は絶対音感を持っていると信じていたのですが、D♭の曲を練習していたら音が高く感じるようになりました。
以前はラの音を聞くとそれが440なのか441なのかまで聞き分けられたのに。ちょっとショックでした。
やっぱり絶対と言っても絶対に絶対ではないんですね。

No.3
- 回答日時:
絶対音感といってもやはり人それぞれ違いがあるようですね。
普通の歌を聴く時に、実は歌詞の方はほとんど覚えていなかったとかいう話もあるそうです。まあ、下記は御参考までに。掲示板とか結構生々しかったりします。あと、前に話題になった最相葉月(だったかな?)の本はなかなか興味深かったです。参考URL:http://www23.big.or.jp/~feyse/www/zettai/index.htm
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