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高校生物の教科書に、
「アルコールは細胞膜の主成分のリン脂質を溶かす
 ので大変危険である。」
「肝臓の分解速度以上に体内にアルコールが入って
 くると、細胞膜がゆるみはじめ、特に神経細胞が
 ゆるむと異常に興奮しやすくなる。」
という書かれています。
このかんじだとアルコールはすごくやばい劇物の
ようなかんじがします。
そこで質問なんですが、ヒトの体の一部(腕とか)
をアルコールにずっと漬けておくと細胞がバラバラ
になるようなことになるのでしょうか?

また肝臓が働かない状態でアルコールを摂取すると、
体の各部の細胞や脳内の神経細胞はどうなってしまう
のでしょうか?

A 回答 (1件)

 リン脂質に対してはゆるめる(可溶化)する方向に働くと思いますが、細胞表面や細胞間基質のタンパク質に対しては、凝集沈殿(固定)の方に働きます。

細胞を漬けておくと、脱脂されますがタンパク質が硬化されるので、バラバラにならずにカチカチ(乾燥すればカスカス)になります。もちろん、アルコール濃度にもよりますが。

血中アルコール濃度が細胞を破壊するレベルまで上昇する前に、意識障害やその他の機能不全が起きて死ぬと思います。
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この回答へのお礼

詳細な回答ありがとうございました。
疑問がすっかりとけました。

お礼日時:2004/02/25 09:58

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