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どこかで読んだ気がするのですが出所はわかりません。この国では、飛鳥の地表を掘っていくと、上から順番に、明治、江戸、戦国、平安、平城・・・と文明が積み重なっているという趣旨のことが書いてあった記憶があります。なんとなく意味はわかる気もしますが、もう一度、その本を確認し、日本では、風水害や地震が、結局、文明を土砂で覆い、その上に新しい文明が成立していくことをもう少し詳しく知りたいのですが、参考文献等を教えてください。。

A 回答 (6件)

日本に限らず全世界がそうです。


前政権や文化を土砂で埋めることもありますが、都市や村が放棄されて遺跡となると次第に埋まっていく、そこ新しい都市や村が作られると自然に古いものは下層に、新しいものは上層に作られるだけのことです。
ローマの遺跡でも現代の都市の地下にありますよ。

この回答への補足

ありがとうございます。
しかし、すっきりしないのですが、火山噴火や洪水による場合は納得できますが、通常、この国の飛鳥のように千数百年で、文明が埋まってしまうというのがどうも現実的にわからないんです。その土はどこからくるのか。数万年とかのスパンだったら、大地震や大津波も考えられますが。いま、わたしたちの住んでいる場所もいずれ地層になるのでしょうか?

補足日時:2013/02/09 13:20
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>文明を土砂で覆い、その上に新しい文明が成立していくことをもう



風水害の泥土や地震の崩壊土、宇宙からの塵、黄土などもありますが、本来自然(の植物や微生物、みみずなど)は新しい土を地表にせっせと積み上げています。進化論のダーウィンが研究しています。風土や地形、気候、雨の多少などで大きく変わりますが、イギリスでは平均100年に1センチから2,5センチ上積みされるそうです。古代の遺跡が土に埋まっているのはこのせいでしょう。(土の文明史 D・モントゴメリ 築地書館)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/09 13:14

地層と言うものはそういうもので、スパンは違いますが上から順番に地層が積み重なって行き、指標となる化石(時代を特定する生物等の)がでれば、その地層は何千年あるいは何万・何億年の地層として考えられています。



勿論地殻変動により逆転する場所もありますが、全世界的に照合が行われて「この地層は何時のモノ」という特定が普通に行われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/09 13:13

 お尋ねの件は、地質学における層位学(層序学ともいう)に準じた研究法ですが、次第に考古学的知見が蓄えられて埋没遺跡遺物の相互関係の法則が樹立されました。

簡単な解説を見るにははWIKIが便利です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%A4%E4%BD%8D% …
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/09 13:13

ANO.4 の方の『層序・層位』は,早くから確認され,地質・古代史研究の初歩的知識です。


火山活動や巨大隕石の衝突によるクレーター,飛散物の堆積痕から有史以前の生態系の研究など,『層序・層位』は,基本的解読手段でもあります。
中国や世界各地の砂漠・高山・密林地帯などから,古代の驚くべき文明や生物の化石が発見され,生物学や古代文明の解明に貢献した例は,枚挙に暇がありません。特に中国での恐竜化石の大量出土は,鳥類の祖先が恐竜であったらしいことを証明してきました。
ヨーロッパでは,古代都市の上に新都市が建設され,またその上にといった人為的階層,序列の明白なものも少なくありません。
中国古代文明は,黄河流域と長江流域を中心に発達しましたが,両大河とも氾濫を繰り返し,その都度埋没遺跡を残しました。殷・夏の文化も,発掘され層序的に確認されています。
日本は活火山の多くが,古代人の生活痕を覆い隠してきました。河川の氾濫も同様です。地震・津波の痕跡などは,防災上の観点からも宝物です。
層序学に加えて炭素14法など,放射性同位元素を用いたり,地磁気の痕跡などから年代を特定する物理的年代測定法も進歩し,層位・層序学との整合が立証されてきています。
長くならない内に失礼。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。飛鳥のように短い年代で文化が埋まっていくことについては、いかがでしょう。ひょっとすると同じ地層の範囲かもしれませんが。

お礼日時:2013/02/24 09:43

No.1の続きです



●この国の飛鳥のように千数百年で、文明が埋まってしまうというのがどうも現実的にわからないんです。
○どこかで「廃虚」をご覧になるといいかと思います。
 十数年も放置していれば草だらけ、何十年も放置していればちょっとした森になって埋もれていきます。
 樹木や草木に覆われれば葉や枝などが落ちて腐って土化していきますし、根が張ることで土が溜まりやすくなります。
 発掘調査では1面で出てきてしまっても実は何世代、何十年の間の遺構重なっていることもあります。

●その土はどこからくるのか。
○都会ではそこらじゅう舗装されてしまって土が露出しているところは少ないですが、田舎や古代では無舗装で土がむき出しです。雨風で流されて柱穴などの退くところに集まりますから埋まるのは意外と早いです。
 「洪水」を想定しなくでも「大雨」や「台風」などでも十分な力があります。
 もし質問者さんがご自分の土地をお持ちなら底に穴を掘って放置してみればわかります。浅い穴なら数年で埋まってしまいますよ。


●わたしたちの住んでいる場所もいずれ地層になるのでしょうか?
○その土地が「ずっと使われ続けている」ならそうはなりませんが、放棄されればいずれはそうなるでしょう。
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この回答へのお礼

わかりました。しかし、飛鳥地方なんかは、ずっと人が住んでいたようにも思います。それでも埋まっていくことは地質学的というより、文明史的にどういうふうに考えたらよいのかを悩んでしまいます。

お礼日時:2013/02/24 09:41

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