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日本語動詞のアスペクトの特徴ってなんでしょうか?できれば、アスペクトから詳しく教えていただきたいです。

A 回答 (1件)

アスペクトとは、「動詞の表す動作を、その動作が時とともに展開してゆく過程においてとらえたときのさまざまなあり方、およびそれを表現する組織的な文法形式」です。



例えば、「食べる」という動詞は、
  今ご飯を〔食べている〕。
という、動作が「進行(継続)」中である状態を経て、
  もうご飯を〔食べた〕。
という、動作が「完了」した状態へと移行していきます。

一方、「開く」という動詞は、
  ドアが〔開いた〕。
という、完了の状態から、
  ドアが〔開いている〕。
という、動作・作用が終わった後、その状態が「結果」として存在している状態へと移行します。

このように、述語動詞の表す動作・作用についての、「完了」「継続」「結果」などの概念、及びそれらの表現形式をアスペクトと呼ぶわけです。テンス(時制)とは全く違った概念です。

このアスペクトの観点から動詞の分類が行われます。以下ほんの一例です。

1、状態動詞…「ある」「居る」のように、「ている」が付かずに「状態」を表すもの。
2、継続動詞…「読む」「見る」などのように、「ている」が付いて、動作が進行中であることを表すもの。
3、瞬間動詞…「死ぬ」「付く」などのように、「ている」が付いて、「結果」をあらわすもの。

ほとんど説明になっていませんが(本気で回答しようとすれば膨大な量になってしまいますから)、なんとなく雰囲気を感じてくだされば幸いです。「ないよりはましか」ぐらいのつもりで回答いたしました。参考URLは、(3)アをごらんください。

参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%BD …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私もいろいろな文献を調べて、少しずつ理解はできたのですが、他の言語と比べて、日本語のアスペクトの特徴ってどういったことなのでしょうか。よかったら、教えてください。

お礼日時:2004/03/07 17:40

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