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近年日本では歌手のことを「シンガー」と呼ぶよりも、「アーティスト」と呼ぶことが増えています。
英語圏の国でも、その習慣は定着しているようです。

そこで質問なのですが、

1.このような傾向は、英語圏の国々でも近年になって生じた習慣なのでしょうか?

2.「アーティスト」という単語に日本語で該当する単語というと、「芸術家」がもっとも一般的なことばだと思います。

ところで、日本人の一般的感覚では、ある人に「芸術家」の呼称を使用する際には、たとえば芸術関係で一定の功績や経歴を持つ人とか、少なくとも芸術により一定レベル以上の収入を得ることができる人に対して、ある種の「敬意」を付随させて使う呼称であると思います。

英語圏の人は、月に数回趣味で週末にテニスをする人でも、I am a tennis player. とか、 猫ふんじゃったを弾ける程度でも I am a pianist. とか言ったりするのを見かけることがありますが、英語圏の感覚として、 “ artist ” という単語には、一定レベルの敬意の感情が込められているものなのでしょうか。 それとも、月に一回公園で写生をするレベルの趣味の人にも He is an artist,とか言ったりするのでしょうか。

A 回答 (1件)

アメリカ在住です。



1.ここ十年ほどですね。その前はミュージシャンが優勢でした。自分で曲を書いて、演奏して、歌うタイプと、ほかの人の曲を自分で選んで、アレンジなどをしてゆくタイプと両方いますが、どちらもアーティスト、と呼ぶのが最近の傾向です。

マイケル・ジャクソンとか、ビアンセ、レィディ・ガガあたりは、自分を”総合芸術家”と捉えているふしがあります。

2.日本語の芸術家、というよりも、絵画や音楽、あるいは造形に興味があり、自分自身をそういった形で表現できる人のことをアーティスト、と軽く呼んでいます。”才能のある人”という感じです。たとえば、自己紹介のときに、”私は油絵を描きます”というと、”Oh, you are an artist!”とか、言われますね。ちょっとしたほめ言葉です。

貴方が音楽家で、いったいどのレベルなのかをきちんとアピールしたいときには、コンサート・ピアニスト、とか、ピアノ・ティーチャー、とか補足して行きます。アーティストは、日本で言う芸術家より、もう少し広い意味に使います。

ピアニストについては、猫踏んじゃったレベルなら、”I enjoy playing the piano, but I am a beginner./I am a beginner pianist.”ですし、テニスの場合は、”I am a tennis player.”でよいですが、プロのレベルなら、"I am a professional tennis player."と言うでしょう。
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この回答へのお礼

とても分かりやすいお答えをいただき、ありがとうございました。

そういえば、以前は musucian という表現が多かったですね

お礼日時:2013/05/20 14:40

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