
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
everyoneは、oneとある以上、単数形なわけです。
そこで、男性優位であった昔は、he (his, him, himself, his [所有代名詞])で受けていました。ところが、なぜ、heなのか、女性は無視されるのか、といった、性差別という観点からの問題提起がなされ、ことに1960年代のウーマンリブ運動で言語が槍玉逃げられ、いくつかの候補がでてきました。また、心理学的な方面からは、子供たちがheだけを代名詞として使う場合、女性は引け目を感じるなどの調査結果がまとめられ、heではだめだという論者の具体的な証拠となりました。
そこで、以下のようなものが提案されました。しかし、どれをとっても問題は残ります。
(以下、主格のみの記載とします)
1. he or she
2. s/he
3. they
4. 同じ文章ないでバランスよくheとsheを使う
5. 教育関係書物なら、ことに初等教育など、女性教員の割合が多いので、こういう場合はshe
問題点
1. he or she
→なぜheが先に来るのかという問題が生じます。そこで、he or sheとshe or heとバランスよく使うことも試みられましたが、とにかく読みにくいのです。私もそういう本を読んだことがありますが、はっきり言ってダメです。けれど、he or sheというのは、heが先に来ても、現代にも残っており、これを使うこともよくあります。(heが先であることの問題は、ladies and gentlemenならladies が先という苦しい考えも成り立ちますが、ladies and gentlemenの成立事情を歴史的に見ると必ずしもバランスがいいとは言い切れません)。
2. s/he
これは書き言葉としては面白いのです(よく考えたものでした)が、発音上無理があり、また、やはり今までにないような表記法で抵抗があり、今は使われなくなりました。
3. they
これは、単数を複数で受けるという点で、抵抗があります。非文法的ですが、少しずつ浸透し、現在も使われています。
4. 同じ文章ないでバランスよくheとsheを使う。
こういう本を読んで思うのは、分かりにくいということです。この方法はまた、いきなりsheになり、結局何をさしているのか、その本の著者の立場を知らないとわかりにくいということになり、今は使われなくなりました。
5. 教育関係書物なら、ことに初等教育など、女性教員の割合が多いので、こういう場合はshe
これも、最近は見なくなりました。
ということで、he or sheとtheyが、それぞれに欠陥があるにせよ、現在に残り、heのみというのは大分なくなってきたと思います。
現代は
he (少ない)
he or she (順は替えない、つまりshe or heにはしない)
they
の3通りが使われていると考えられます。
以上、ご参考になればと思います。
さまざまな例、歴史的背景なども説明してくださって、とてもすっきりしました。
特に、s/he は面白い発想ですね!
現代の用法もまとめて下さってありがとうございます。
おかげさまで、今後、everyの受け方で悩むことはなくなりそうです。
どうもありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
だって、ロングマン英語辞書みたら、
everyone = 誰でも って書いてある。
誰でもってことは、誰でも(一人以上の意味が含まれています)
だから使えるわけで。
多分、聞きたいことは、文法的なことであって意味じゃないんだよね。
歴史でもない。
Everyone IS IS なのに、 なんで、後に、 They attend と複数の名詞と動詞扱いになってんだ?
ってことだよね。
多分、 Everyone are ... They attend ならば、まだ納得いく法則だって思っちゃいがちなのかも知れません。
ここで、決定的な決まりごと、
everyone, everybody, everything などは、全部一人称単数形の動詞を必ず、かなラーズ伴うのです。
嘘だと思ったら、ロングマン英英辞書をミルだ!
そして、受け止め方としてはだな、
エブリワン=その中のそれぞれの誰もが、 と考えると、それぞれの誰もが なのだから、単数でいいじゃないかと
理解しやすいかも知れません。
その中のそれぞれの誰もが 集まると、全体では、 彼ら なわけです。
わかるかなあ、わっかんねーかもなあ。
この回答への補足
この場をお借りしまして、締め切りの連絡をさせて頂きます。
締め切りにあたりまして、No.4のHim-hymnさんのご回答をベストアンサーとさせていただきます。
理由は、背景と現代の用法について書いてくださったからです。
「Singular they」についてリンクをお示し下さった、No.1のd-yさんのご回答もとても参考になりました。
皆さまのご好意に大変感謝いたします。
またお世話になることもあるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
「Everyone IS IS なのに、 なんで、後に、 They attend と複数の名詞と動詞扱いになってんだ? ってことだよね。」
そうです、そうです!
主節の動詞はisだから、単数形ということを明示しているようなものなのに、指示代名詞で受けるときは、theyという複数形で受けてるのは何故? と、違和感を感じたのです。
ロングマン、見てみました。
eachの方に解説と用例がありました。
『But you can use 'they', 'them', 'their' etc when you do not want to say whether people are male or female
• Every child has their own room.』
この用例も動詞はhasなのに、theirで受けるという面白い使い方ですね。
(あ、「面白い」というのは、私にとって、ということですが…。)
なんとなくですが、全体を指すというのもわかった気がします。
どうもありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
以下、⇒のあとにお答えします。
>everyone を受ける代名詞
>表記の件についてお伺いします。
>Everyone is nervous when they attend a job interview.
>この一文では、everyoneをtheyで受けていますが、どのような場合に複数形で受けるのでしょうか?
>文法的に、もしくは、具体例を用いて、教えていただけないでしょうか?
⇒everyone は、例えば、
Everyone Knows this story. のように通常単数扱いをすることが多いようです。
しかし、複数として扱うこともありますね。
そこで、ご質問文の場合、なぜ複数扱いをしたのでしょうか?
次のような理由が考えられます。
(1)発話者が、evryone の中味として「複数の人」をイメージしている。
(2)単数で表現する場合は、
Everyone is nervous when he or she attend a job interview.
のように、「( he or she の部分が)「変な言い方になる」と感じたのかも知れません。
(昔=いわゆる "affirmative action" 「差別撤廃運動」の起こる前は、heだけでよかったようなのですが…。)
以上、推測含みながら、ご回答まで。
皆さんにご回答頂いて、改めて自分自身「何で受ければいいのだろう?」と考えたときに he だと確かに問題に発展しかねませんよね。
they で受ける理由がしっかりと見えてきました。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
When a pronoun or possessive is used in a clause or refer back to 'every(one), the later word can usually to be either singular (more formal) or plural (less formal)
なんて説明が Practical English Usage って本に書いてあった
But if we are talking about something that concerns every member of a group at the same time, a plural word is necessary. だそうだ
まさに、
But if we are talking about something that concerns every member of a group at the same time
このことですね!
もう少し具体例を知りたいと思ったのですが、英文による説明は、なんとなく実感が湧くものですね。
ご回答、ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
昔は、こういうのはheで受けることになっていたのですが、今は、それでは文法的には正しくても、政治的・倫理的には差別的で正しくないということになりました。
ということで、文法的には多少怪しいところがあっても、theyを使うようになってきたのです。
これをSingular theyと言います。
http://www.asahi.com/english/weekly/0311/04.html
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