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私は現在慶應大学文学部2年で、英米文学を専攻しています。来月、大学の交換留学に応募するために、志望理由書&留学計画書を作成中です。
私は将来国際機関で働くことを目標としており、留学先では国際政治学や国際関係学を学びたいと書類に書こうと思っています。でも、自分の専攻とまったく関係のない分野を学びたいなど、矛盾しすぎではないかと不安になっています。やはり無理をしてでも自分の専攻分野である、言語学や英米文学を学びたいと書くべきなんでしょうか?みなさんの意見をお聞かせください!

A 回答 (2件)

7年前に慶應義塾大学の交換留学でアメリカに行き、海外勤務を経て、大手総合商社で働いている者です。

米国駐在中は、国際機関とも関わりがありましたので、国際機関で働きたいとのあなたの夢、ぜひ応援したいと思います。

慶應義塾が派遣すべき交換留学生とは、10年、20年後に国際的に活躍し、その結果として義塾の国際的プレゼンスの向上に資する素養のある学生です。面接官も、基本的にはそのような視点、すなわち将来国際的にバリバリ働くタイプなのかという視点で選考していると思います。(ただし、大学教員が面接官になることから、中には社会経験がなく、研究しか知らない人も多いため、そういう面接官だとアカデミックな留学計画を好む可能性もありますが。。。)

すなわち、あなたの夢(国際公務員になること)、交換留学で学びたいこと、そして今の専攻(文学)が、首尾一貫しており、あなたを交換留学に派遣することで、その夢が叶いそうであることを示せるのが理想です。

現在の専攻と、交換留学で学びたいことが全く違うことは当然望ましくありません。しかし、それ以上に面接官が知りたいのは、あなたの夢と、交換留学で学びたいことの整合性です。現在の専攻(文学)との整合性に拘って、わざわざ交換留学で英米文学を学んでも、それが国際公務員の採用に役立つとは思えません。むしろ、キャリアビジョンを明確にし、それに不足するものを交換留学で補うと言って欲しい。だからこそ、先輩交換留学生で、国際的なキャリアを築いた人の事例(http://www.keiointernational.com/career/)等をリサーチし、交換留学をあなたのキャリアにどう活かすのか、それを徹底的に考え抜くことが最優先と思います。

一点気になるのは、国際公務員は修士が必須であり、時にPh.Dすら求められることです。私が面接官であれば、「交換留学ではなく、海外の著名大学の修士課程に進学すべきだ」と判断すると思います。過去に、「交換留学ではなく、海外の大学院に進学した方が良い」という理由で落とされた学生は多く、なぜ正規留学でなく、交換留学を目指しているのかも、説明できるようにしておくべきでしょう。

もし正規留学する意向があるならば、交換留学で留年せず、ストレートに行く方が(より若い内に就職できるため)有利です。あなたはお若いから実感がないかもしれませんが、20代後半の社会人経験がない人の就職活動は相当厳しいです。ですから、本当に交換留学があなたにとって良い選択かも含めて、慎重に判断してください。

国際公務員への夢、ぜひ実現させてください。応援しています!

参考URL:http://www.keiointernational.com/career/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。実際に慶應の交換留学を経験なさった先輩からこのような回答をいただけて本当にありがたいです!とっても参考になりました。やはり、現文学部生が国際公務員になるために交換留学制度を利用するのは色々な面で矛盾していることが分かりました。もう一度これからの計画を考え整理し直してみたいと思います。

お礼日時:2013/09/10 00:39

在学している学部の専攻範囲内の科目を選んでおいた方が良いのではないでしょうか。



そう思う理由は。。。
1.交換留学には、定員があると思いますので、専攻には教授会の推薦が必要なのではないでしょうか。
そうすると、文学部としては、国際政治学や国際関係学という異分野の科目を選択する学生は推薦し難いのではないかと思います。

2.交換留学の提携校は、大学が行っている場合と学部毎にで行っている場合がありますので、学部毎の提携校ですと、他学部の学生には回って来ないのではないですか。

3.交換留学先の大学で取得した単位は、卒業単位に認められる(30単位まで?)ようですが、他学部の単位ですと、卒業単位には認めれないでしょう。
もっとも、交換留学期間外の3年間で卒業単位を取得出来れば問題ないでしょうが。

それと、慶応大学の学生のように優秀な人には、取り越し苦労かも知れませんが、基礎的知識のない科目を英語で学ぶという事は、苦労が多いのではないですか。
特に、1年間という短期間ですので。。。

唯、留学先で専攻科目以外にも、他学部の科目(国際政治学や国際関係学等)を学ぶ余裕があれば、留学先の交換留学担当者に相談して見ては如何ですか。
案外、希望は適うかも知れません。

と、思うのですが如何でしょうか。

確実な情報は、慶応大学の国際センターへの問合せ:http://www.ic.keio.ac.jp/aboutic/inquiry.html や留学説明会http://www.ic.keio.ac.jp/event/guidance/index.html を利用して情報収集した方が良いのではないですか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!とても助かりました!!交換留学を応募するにあたって、まだ知らないことがたくさんあることが分かりました。国際センターに行って一度詳しく話を聞きに行こうと思います。

お礼日時:2013/09/10 00:44

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