大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

英文の宣伝文句で"fully branded experience"という表現を見ますが、これはどんな意味でしょうか。
辞書の「商標のついた」などではちょっと違和感が・・・

英語ネイティブのあるアメリカ人にきいたら「知らないなあ」。ソフトウェアとかネットショッピング関係で出てくることが多いので、あまり一般的でないのかも?

例えば
~ a solution that can be fully branded and customized to fit seamlessly into your Website.

パターンとしては、"fully branded user experience", "fully branded user interface" など。何かご存知の方、よろしくお願い致します!

A 回答 (1件)

 


これは興味深い質問だと思います。次に私見を述べますが、果たしてこれが妥当な理解かは分かりません。

「 fully branded 」とは何のことなのか、英米系の人も分からなくて疑問に感じるようで、次のページでは、「 fully branded 」とはどういう意味か、という質問が、昨日に行われています(この質問者が、あなたであれば、別に偶然の一致ではないことになりますが)。

http://www.eslcafe.com/help/index.cgi?noframes;r …

それはとまれ、branded という言葉を理解するには、その前に、「 branding 」という概念の理解が必要になると思います。次のページの説明文をよく読んでみてください:

> Insights - ECTips: Are You Fully Branded?
http://ecommerce.internet.com/news/insights/ectips
/article/0,3371,10380_2241321,00.html

(註:URLが長いので、/article で切っています。先に続けます。参考URLにはフルパスを入れておきます)。

わたしの理解するところ、というか解釈するところでは、まず、brand というのは、元々「焼く」というフランス語から来ており、「烙印」とか、動詞なら「烙印を押す」という意味です。この場合の「烙印」は牛などの家畜に押して、所有者を明確にする意味の「烙印」です。

ここから、「商標」の意味のブランドという使い方が出てきています。しかし、動詞として考えると、to brand とは、「刻印を押す」で、この延長で、「印象付ける・意識に刻印する」というような意味・用法が出てくるのだと思えます。

「 branding 」というのは、適当な訳がありませんが、暫定的に、「ブランド印象付け」という意味だと考えられます。「ブランドを消費者などに印象付け・心に記銘させること」を言うのだと思います。branding strategy というようなものも、実際に、言葉・表現としてあるかどうかは別に、考えられます。

そこで、上の参考URLでは何を述べているかです。タイトルが、「 Are you fully branded? 」ですから、「 fully branded 」とはどういうことか、この文章から読み取ることができるとも言えます。

大まかなところを述べると、次のような内容です。

--------------------------------

ここ数年の、オンライン・サイトでのブランディングの価値を眺めるに、オンラインでのブランドにとって重要な、幾つかの特徴があることが分かる。

1)Youthful Mindset

「若さの要素」というものがある。Yahoo! や Google や eBay は子供のブランドではないが、名称やロゴに若々しさがあり、イマジネーションや学習の要素がある。(成長の可能性という魅力を持っているのである)。

2)Cobranding Flexibility

オンラインでは、複数のブランドが同時に画面に出現し、印象を与えるということがあり、複数ブランドの結合について、オンラインは柔軟性を持つ。また非常に目立つ場所に宣伝があっても、ユーザーは気にしないという傾向もある。

3)Personalization

>The best Internet brands stopped offering what the company has to focus on what the consumer wants.

各ブランドは、消費者との「個人的関係」を築こうと努力している。

4)Spontaneity

「自発性」が重要な要素である。自発性を引き出すのに二つの方法がある。
一つは、情報や商品を、最新のものとして、顧客の関心をたえず自然に引きつけること。
もう一つは、アマゾンの「ゴールド・ボックス」が素晴らしい例であるように、顧客を驚かせ、関心を自発的に引き出すような方法である。

結論)以上の四つは、規則というほどではないが、この四つをうまく組み合わせると、ブランディングに成功することができる。

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これらの説明からすると、branding というのは、或る特定ブランドを、インターネットのユーザーや顧客に、どのように「印象付けるか」ということが問題になっていることは明らかです。

to brand が、「ブランドを印象付ける」という動詞として使われているなら、branded は、「ブランドを印象付けられた」という過去分詞か分詞形容詞です。

「 fully branded user experience 」とは、「十分にブランドをユーザーに印象付ける(た)経験」という意味になります。

検索で出てくる、fully branded experience は、以上のような「ブランド印象付け」という意味だと考えると、筋の通る理解が得られるように思います。ただ、この概念は、企業にとって都合のよい経験、という意味合いがあります。

先の四つの要素では、強制的な宣伝ではなく、ユーザーが自然に、自発的に「ブランドの印象」を持つようにする方法だとも言えます。(しかし、これは、用法の解析乃至解釈で、別の意味かも知れません)。
 

参考URL:http://ecommerce.internet.com/news/insights/ecti …
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この回答へのお礼

細かく調べていただき、ありがとうございました。
eslcafeへの質問は私の投稿です。すみません。回答がないのでこちらへ投稿しました。
自分でも引き続き調べたところ、ソフトウェア/Web業界独特の意味があるようです。
http://www.domainbank.net/affiliate_faq.cfm
によると、ユーザーインタフェースが「自社ブランド化」される、つまり、自社のロゴやレイアウトを使った画面をエンドユーザーに対して表示する、という感じです。
確かに、「ブランドを印象付けられた」が基本ですね。
基本概念についても大変参考になりました。

お礼日時:2004/04/19 15:12

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