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このたびの東京都知事選で、すっきりしないこと、というか、どう考えても理解できないことがあり、質問させていただきました。

石原慎太郎を3期連続で支持・支援しました、自民党は。
そして都知事は石原慎太郎でした。
その石原慎太郎が後継都知事として応援したのが、猪瀬直樹で、この猪瀬直樹を支持・支援しました、自民党は。
そして都知事は猪瀬直樹でした。

このたびの都知事選において、石原慎太郎が自分の後継者として支持・支援・応援すると明白に表明したのは、田母神俊雄でした。

そこで、やっぱり・さっぱり解らないのです…。

石原都政から猪瀬都政を継続して支持・支援してきた公の政党として、自由民主党ですが、のはずですが、完全且つ確実に…。

で、石原慎太郎は自ら後継者は田母神俊雄と明確に表明しています。
にもかかわらず、自民党という政党は、この田母神俊雄とは主たる政策が合致しない別の候補を公に推薦するという挙動を取った?
これ、このことが、どうしても論理的に全く理解できませんので、質問させていただいた次第です。

この一連の自由民主党という公の政党が実際に取った結果を、この整合性を、論理的に、なるほどと納得させていただける説明を、是非ともお聞きしたく、どうぞ宜しくお願いいたします。

石原慎太郎を支持・支援・応援したことについて、そして、その後継者として、猪瀬直樹を支持・支援・応援したことについて、間違っていました、申し訳ありませんでした、という総括を公に堂々と発表した上での、このたびの都知事選の党としての推薦体制であれば、理解できるものの、全く事実上そうはなっていません。

教えてください。

A 回答 (5件)

以前、あなたの質問に回答させていただきましたが、理由は非常に単純です。


自民党としては、勝てる候補者を応援し、そのおこぼれに預かりたいのです。その理由については、以前の質問への回答で書いたとおりです。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8422182.html


そもそも、自民党は、最初から石原慎太郎氏を支持していたわけではありません。
1999年、石原氏が最初に当選した都知事選で、自民党が推薦した候補は国連事務次官などの経歴がある明石康氏です。その上で、自民党の国会議員であったものの、離党(除名)して立候補した元外務大臣の柿沢弘治氏なども現れ、自民党の支持者も分裂し、結果として、芥川賞作家で、運輸大臣などの経験もある石原慎太郎氏が圧勝しました。
つまり、最初の石原氏の当選というのは、自民党の支持とは全く関係のないところで起きたことなのです。

ただ、前の回答でも申したとおり、都道府県知事というのは圧倒的な権限を持っており、なおかつ、地元の新聞、テレビなどでも顔を出す機会が多いので、選挙において「現職」というのは極めて有利になります。
しかも、石原氏は常に高い支持率を維持していました。
結果、(元自民党の国会議員ではあるものの、自分勝手に離党したので)自民党とは無関係な石原氏を支援する側に回ってそのおこぼれに預かることを選んだわけです。

そして、猪瀬前知事が当選した選挙においても、副知事であり、作家として石原氏と同じく知名度が高かった猪瀬氏が当選する可能性が高いと見て支持していたに過ぎません。
別に石原氏の言葉がどうとか、というのはあまり関係ありません。
実際、猪瀬氏の問題において、自民党も厳しく追及していたわけです。これは、「できるだけ支援をするけれども、あくまでも自民党とは無関係の存在だから、追及すべきところは追及する」という考えによるものです。


今回、石原氏は田母神氏の支援を表明したわけですが、あくまでも自民党としては無関係の元知事が言っているだけに過ぎません。事実、現在の石原氏は、野党の代表でしかないのですから。
世間一般では、田母神氏など自衛隊の内部規約を無視した行動をとってクビになった元自衛官程度の認識しかないでしょう。勝てる見込みの薄い候補者を支援し、勝者に喧嘩を売ったとなれば、都政において冷遇されることになります。
田母神氏を支援するより、過去の遺恨があるとは言え、思想的には近く、勝てる見込みのある舛添氏を応援し恩を売る。
石原氏の支援、猪瀬氏の支援、そして、舛添氏の支援。それらは全て、あくまでも「外部の人間として支援し、勝ち馬に乗る」という方針であった、という点で考えれば、石原氏の支援と割れたとしても何も矛盾は生じないものと言えるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、ということは、都のことよりも党のことの方が大事、これが自由民主党という政党の物差しという理解でよろしいでしょうか。
情けない話ですが。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/19 09:39

確かオリンピックの新国立競技場建設の予算で


猪瀬元都知事は国と揉めてましたよね。
その他に都の税収を地方に回すことにも反対していました。

猪瀬知事「リーズナブルなら負担」 新国立競技場、本体工事費負担は拒否
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131108/oth1 …
地方法人税再配分巡り東京に孤立感 官邸で全国知事会議
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO62306560Y3A1 …

調べてみると石原都知事時代にも都の税収を地方に分配する件は
揉めましたようですが

『国が東京都外環状線の整備や東京オリンピック誘致に
 協力することを条件に、政府の申し出を一時的なものとして受け入れた』

だそうです。
猪瀬都知事は完全に突っぱねていましたよね。

しかも国土強靭化法ができましたが一番防災減災で税金を使うのは間違いなく東京です。
これで都の税収は都民の物では不満が出ても仕方ないかもしれないです。

これでは自民党内には顔を潰された人間もいるでしょうから
石原氏―猪瀬氏―田母神氏と繋がる候補者を嫌がる人も出てきても
不思議ではないかなとも思います。
舛添氏の方が話のわかる奴と思われたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、そういう見方もできるか、ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/19 09:41

自民党の舛添要一支援は賛否は横に置いといて。


質問者さんのように自民党を一人格で捉えてしまうと質問のような疑問にぶち当たってしまう。自民党はあくまで派閥に過ぎない。

石原慎太郎を自民党が支持・支援したのは、都知事選に於いて石原慎太郎を支持する状況が自民にあっただけの話です。
質問者さんが石原慎太郎の主義主張に焦点をあてて、嘗て自民党の石原支持を顧みれば、舛添要一支援には一貫性がないように見えますが、前述の自民党の事情という立場で考えると舛添支援でも矛盾はありません。

噛み砕いて申せば、要するに自民党の事情で候補者を支持してるだけです。

同じ自民党でも政権が替われば、政策もけっこう変わるでしょう?安倍政権と過去の自民党政権を比較してもかなり違ってるはずだと思います。
良く言えば柔軟性です。状況が変われば政治家は公約を守らなくても良いのです。
当然、状況の変化というのが妥当かどうかで正当性も変わりますので、自民党の舛添支援の賛否はあって然る可きだとは思います。
しかし、繰り返しになりますが、自民党の舛添支援自体と、嘗て自民党が石原支援してきた事とは矛盾しないです。
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この回答へのお礼

うーん、解ったような解らないような…
ということは、自民党という公党は東京都及び都民のことよりも自民党という政党ことの方を優先して物事を判断する、ということでしょうか。
これでは東京都民はたまったもんじゃないようなことになるのでは…
ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/19 09:31

残念ながら、そのような「総括」をキチンとした上で政策変更した事例は、我が国には有りません。



自民党と石原さんの関係は、石原さんが日本維新の会の共同代表になった時点で、形の上では切れています。
また自民党と猪瀬さんの関係は、猪瀬さんの5000万円問題への対応の時点で切れています。
だから、自民党は、石原さん、猪瀬さんとの継承のことは、何も考えていないという論理なのだろうなぁ、と理解しています。

そんなことよりも、除名処分となった舛添さんを自民党が押していることの方が、よほど不可解かと思いますが、…。
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この回答へのお礼

うーん、何も考えてはいないとは、情けなさ過ぎ…。
舛添候補を推薦の不可解さ、確かにそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/19 09:25

石原は維新という政党に所属しており自民党員ではありません。

維新と自民党で支持する候補が違ってもおかしくはありません。時と共に政治も政治家も変化します。一寸先は闇です。猪瀬のしでかした個人的問題は自民党にとっても迷惑でしかありません。
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この回答へのお礼

都知事選って、政党にしてみれば、そんな程度のものなんですか、残念なことです、ありがとうございました。

お礼日時:2014/01/19 09:22

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