原発と将来のエネルギー政策について

Question

原発と将来のエネルギー政策についてあなたはどう考えますか。
原発を将来的に廃止にする事についてどのような見解をお持ちでしょうか。
今日の国会で、みんなの党の議員質問に答えて、安倍総理大臣が「日本の原発基準は、世界一厳しい条件である。」答弁していました。
みんなの党の議員は、ようやく世界基準に到達したところではないかと追及していました。田中原発委員長は、日本はほかの国々に比べ、最も厳しい条件で、原発を運転しなければならないので、世界一厳しい基準にしているという意味の答弁をしました。
安倍総理は、自分の都合のよいところだけ切り取り、日本の基準は世界一厳しい原発の基準という。その基準の厳しい理由を考えれば、田中委員長のいうように、津波や地震など原発運転にとって世界一厳しく、困難な条件があり、そのため日本の基準が世界一になったとの論旨。原発が非常に多く現在稼働しているフランス、原発稼働をやめるドイツなどのヨーロッパ諸国には、原発稼働に不利な地震や火山など地殻変動は日本に比べほとんどない。
福島原発事故は、原発にとって世界一厳しくて困難な、火山や地震や津波など地殻変動列島の日本で、地殻の安定なヨーロッパ大陸並みの原発稼働をしたところに原因があると、私は考えます。
原発にとって、世界一厳しい自然環境の中で、原発を稼働する世界一危険な状況を示す、世界一厳しい基準を作ってまで、敢えて原発を稼働する意味を私は認めません。通常、世界一危険な状況で、原発稼働をするという判断は、常識と良識を備えた政治家であれば下せるはずがありません。

Toshi_mk2 · Accepted Answer

日本の場合、原子力発電所の技術が世界最高だとしても
それを扱う人間がバカなんです

と、言うのも高速増殖炉の「もんじゅ」にて、１万点以上もの
点検漏れが発覚しました

そりゃ、人間ですから失敗はしますし、ミスも犯します
ですが、１万点は、論外であまりにも多すぎます
ましてや、もんじゅはナトリウム漏れ事故を起こし
それを隠ぺいした過去もあると言うのに
あの時の教訓が全く生かされていません

危険な原子炉を扱う人間がこんなレベルで、安心出来ますか？

また、アメリカではスリーマイル島の原発事故を教訓に
原発は危険な物と判断し、原発に第三機関の安全管理者が常駐しており
原発の全ての施設に許可なく立ち入る権利を有しており
不具合箇所の是正処置を指示出来、抜き打ちの安全検査を行う事も出来ます

日本にも似た様な機関がありますが、常駐していないばかりか
点検の際には事前に連絡をする始末です
こんなので、本当に原発の安全管理が出来るのか、甚だ疑問です

少なくとも、再稼働を容認するのであれば、現在の安全管理体制を
０から見直す必要があると思います

あと、原発を廃止した場合の代替えエネルギーですが
洋上風力発電が挙げられます
↓
http://www.neomag.jp/newtopics/index_201311291.php

島国である日本は、世界有数の広さをもつＥＥＺを所持して居る為
そこに洋上式風力発電機を１００機ほど設ければ
中規模の原発に匹敵する電力を生み出す試算もあります

とは言え、数百機ともなると直ぐには無理でしょうから
一定期間を設け、順次切り替えて行く方法が良いと思います

ただ、この方向に舵を切ろうとすれば、既得権益に絡む
原子力ムラの住人が、全力で妨害するでしょうし
そちらの抵抗勢力を抑える力も必要ですね

shibamint · Answer

>原発と将来のエネルギー政策についてあなたはどう考えますか。
>原発を将来的に廃止にする事についてどのような見解をお持ちでしょうか。

電気というものに興味を持ってから、太陽熱による水素分解の実用化に
注目しています、すなわち水素による発電です。
今の時代になって、太陽電池の性能や価格も実用になって来たので
電気分解でもいいと思っています。

このサイトで、原子力発電についてYES,NO的な回答を求める質問者が
いますがナンセンスだと思っています。
火力、水力にしても100万kWクラスの発電所はそう簡単にできるものでは
ありません。
また、24時間365日運転するための燃料の輸入、貯蓄もしなければなりません。
また、諸外国の海域は不安定な箇所があり、自衛隊の警護により安全が
確保されている状態です。
http://www.mod.go.jp/js/Activity/Anti-piracy/anti-piracy.htm

原子力発電はコストうんぬんという事よりも、一旦燃料を装填すると
1年以上も燃料の補充なしで発電するというメリットがあります。
原子力空母はPWRですが、20年は燃料交換なしで発電し続けます。

我々は次世代に向けて新しい、エネルギーを開拓しなければなりません。
そのひとつとして、水素発電に期待しています。
水素にすれば燃料電池、火力、内燃機関といったさまざまな方法に
対応できます。
貯蓄技術もあります。
そのほか、無効電力を電気分解に使用しての回生?にも応用ができるかも
しれません。

水素発電の実用化、それまで私は原子力発電は必要と思います。

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2012/pr20120312/pr20120312.html
http://www.honda.co.jp/environment/future_tech/bb010000.html
http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2006/04/61_04pdf/rd01.pdf

cse_ri2 · Answer

＞日本の景気が後退するか、次の超大震災で日本が全滅するかのね。

東日本大震災でわかったことは、電源さえ無事なら原発事故は起きないということです。
電源喪失した福島第一原発は事故を起こしましたが、より震源に近い女川原発は事故に至りませんでした。

ですので、非常電源さえ守れば、質問者さんのいう「超大震災」が起きても問題ありません。

また、想定しても無意味というものもあります。
質問者さんのいう「超大震災」がどういう規模のものかわかりませんが、同じような被害として「中国からの核ミサイル攻撃で日本全土が灰になる」があります。

大規模な災害の被害を考えるんせよ、そういう規模の災害（核戦争とか、日本全土が木っ端微塵になるような地震とか）は考えるだけ無駄なのです。

＞結局は負の選択なんですよ。

どうせ負の選択なら、「目に見える脅威」を優先的に対処し、「頭の中だけにしか存在しない脅威」の被害を最小限にする方策を考えるのが、大人のやり方です。

「ＡかＢか」というのは、まあ民主主義の政治では取るべき方策ではないと思いますが。

ebigawasampo · Answer

原発はそれを必要としない技術が開発されれば必ず廃止されます。原発技術はそれまでは必要です。それまでは安全な原発技術を開発し原発を稼働していかねば、日本の産業が廃れ、国民の平穏な生活が脅かされます。よく原発即廃止論者は「昨年の夏の電力需要のピークが原発なしで乗り切れたじゃないか。だから原発はいらない」と言いますが、これは老朽化した火力発電所をだましだまし稼働させた結果で、まさに綱渡りの状態であったことを無視しようとします。マスコミはあまり報道しませんが、去年の夏は関西電力のみならず、全国はひやひや物だったのです。

私たちは長い間電力不足を経験してないので、電力のありがたさを身に染みて感じませんが、電力不足で大停電が起きれば冷暖房はもちろん、流通、通信、医療、水道、製造など国民生活のすべてに計り知れないダメージを与えます。

原発廃止に関連してよく言われるのが電力料金です。原発を全廃したドイツ、原発推進国フランスなどとの２００９年比較です。現在は当時よりユーロが約７％上昇していることを別途考慮してください。
　　　↓
http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/shiryo/110817kokusaihikakuyouin.pdf

ドイツの電気料金が非常に高くなっているのが判ります。そのドイツは電力が不足しており、原発国フランスから電力を買っているのが現状です。つまりドイツ各地で見られる太陽光発電や風力発電では電力が足りてないのです。日本がこういう状態ならどこから買えばよいのでしょうか。お隣の韓国、北朝鮮、中国も電力は不十分で、日本に電力を売る余裕など全くありません。

原発を廃止してからこれらの事実に気づいても手遅れなのです。原発即廃止はその顔ぶれを見ると日本の発展や真の国民の幸せを願っていない売国政党だけであることが判ります。原発反対だけで後は全く内容の無い山本太郎はこんな反日暴力団と結託していることが明らかとなりました。
　　　　↓
http://www.youtube.com/watch?v=9Ytre-effXk

技術は必ず進歩します。明日の原発は昨日の原発とは違います。日本の真の発展、国民の真の幸せを考えるなら、原発に頼らなくても済む技術開発をしながらそれまでは原発の技術も維持発展させるというのが本来のやり方です。テレビがブラウン管から液晶画面に変わったとき、液晶のコストパフォーマンスがアップすると、ブラウン管は自動消滅状態でした。原発に代わる技術が開発されれば、原発は自動消滅します。それまで待つのが一番良いのです。

かつてマルクス主義者はいずれ資本主義社会は社会主義、共産主義に変わるるのだからと、暴力革命で資本主義社会を破壊しようとしましたが、良識のある人々は、暴力革命を批判しました。しかし発展した資本主義国が本当の社会主義や共産主義に変わった例は一つもなく、発展未熟な国が「社会主義・共産主義」を詐称するインチキ政治家に政権を乗っ取られただけで、それら国民は辛酸をなめました。電力の供給もこの様なことがあってはいけません。

msky-m · Answer

私はいい加減だと思われるかも知れませんが、どちらとも言えません。
原子力発電に代わる発電方式を発明できるわけではありませんし、かといって福島の状況を考えるといらないのでは？とも思う。
資源に乏しい日本では、原子力に頼るのは仕方のない事ですし、実際原油高で電気料金が上がっています。
明日の事だけ、自分の事だけを考えれば原発さまさまなんです。
自分の子や将来的にはいらないとも思います。

逆に思うのは、かの有名アーティストが反原発を唱えていますが、彼は原発フル稼働時に電気を使って音楽をつくり、儲けていたのでは？電子音楽の先駆けじゃないの？彼の自宅、スタジオが仮に自家発電したとしても、レコード、ＣＤ、音楽媒体は電気なしでは聴くこともできませんでしたよね？
自分はもう稼げるだけ稼いだから良いの？

また、近隣諸国が見る日本の原子力開発は、弱点としてだけ見てはいないと思います。

一応、日米安保でアメリカの核の傘の下にいるわけですが、日本だって核開発できますよって見せる意味もあると思います。

日本は世界唯一の核被爆国です。あってはならないことですが、中国や北朝鮮が核を持つ限り、このスタンスは崩せないと思います。

廃炉するにも何十年もかけて行うのですから、じゃあ明日から無しよってわけにもいかないし。

難しい問題だし、答えはないと思いますが。

ichikawaseiji · Answer

>原発稼働をやめるドイツなどのヨーロッパ諸国には、
ドイツはフランスから電力を輸入しています。
中国やロシアから電力を輸入しますか？

＞敢えて原発を稼働する意味を私は認めません。
認めないのであれば、それに代わる電力の供給方法をご提示ください。
電力なしに日本経済を維持する方法をご提示ください。

＞常識と良識を備えた政治家であれば下せるはずがありません
実社会は悪さ加減の選択という選択の基に運営されています。
悪さ加減を少しでも減らそうと、日本の自然環境に応じた規制基準を決めています。
物事の結果だけを見て本末を転倒されないようにして下さい。

今回の原発事故は東京電力という組織が引き起こした人災だということにお気づきでしょうか。
更に菅直人という人物が事態の収拾を遅らせ悪化させました。
過日お亡くなりになられた吉田 昌郎氏が事態をなんとか食い止めたことをどのようにお考えでしょうか。
以前のＪＰ西日本が引き起こした事故も今回のＩＲ北海道の事故も、各々の運営会社の組織がもたらした人災です。
採用する技術の問題とそれを運用管理する組織の問題を精査区分してお考えになられることをお薦めします。

情緒的な反対論は誰でもできます。
実社会では、対案のない反対論や実現性の乏しい理想論は退けられます。
民主党政権がなぜ崩壊したのか、なぜ未だに民主党は立ち直れないのかお考え願います。
これが実社会の現実です。

現在の日本経済の構造が続く以上は原発を採用せざるを得ません。
経済構造を抜本的に変えた暁には原発は不要となるでしょう。
国民の生活水準を変えずに経済構造を変える為には１００年単位の年月が必要です。しばらくお待ち願います。

Mokuzo100nenn · Answer

原子力の平和利用反対派は、地震列島の日本で岩盤に固定する現状の原子力発電所のイメージから抜け出られない人が多いですね。

原子力平和利用は地球規模での人口爆発と、その人々の生活を支えるエネルギー源をどこに求めるか、の回答（一つの回答）であります。

そして、原子力平和利用は技術の進歩によって、地上の岩盤固定型から、海上浮揚型へと進化し、最終的には深海沈潜型が主流になると思われます。

世界有数の造船技術と原子力安全技術を有している日本企業が、海上浮揚型原子力発電所を大量生産し、インドや南米など、人口急増地域の都市の沿岸部に曳航し、そこで固定して約４０年間電力を供給し、役目が終わった海上浮揚型原発は、日本の造船所に曳航し、安全に解体するまでのライフサイクル技術の確立を目指します。

人間がメンテナンスする必要があるうちは、海上浮揚型です。
しかし、ロボット・メンテナンス技術と超伝導送電技術が発達して人間のアクセスを必要としない時代になると、原子力発電が酸素を必要としない物理的事実を利用し、台風や海流・津波の影響が皆無である深海に沈潜させて、そこで耐用年数４０年の発電をすることになります。

このような技術の発展によって、人類社会に貢献できる機会があるのに、その機会に日本人が挑戦しなくてよいなんてどうして断言できるのでしょうか？

原子力の平和利用否定派の人々は、インドや南米諸国の人々が電気の恩恵を十分に受けることなく死んでゆく社会が良いとおもっているのでしょうか？

自分たちの安全と保身だけを重視し、他国人に対して非情な決定ができる人は、人類社会に貢献することはできません。

dEiiEb · Answer

原発は今後は技術革新によりできる限りの無害化を図る必要があります。
廃炉技術もしかりです。
どの国も　”来年からいっさいやめ！”　という具合には現在の原子炉ではできません。

素人がいくらいきり立って考えても無理なものは無理ということだけはわかります。

発電側を止めていても、原子炉側は運転せざるを得ないということらしいですから。

cse_ri2 · Answer

で、代案は？（苦笑）

原発稼動、認めないなら認めないでいいのよ。
実はかくいう私も、中・長期的には原発なくしてもいいと思っています。
なぜなら、現在の技術の原発では、中国からの核ミサイル攻撃に耐えられないから。

地震や津波は天災ですが、戦争は人災です。起こそうと思えば、いつでも起こせます。
ですので、核ミサイル攻撃に耐える原発を作って切り替えられないならば、廃炉もやむなしかと。

しかし、短期的には必要だと思います。
なぜなら、現在、原発停止に伴う燃料費の急増で年間５兆円もの国富が、海外に流出しています。
これ、長ければ長くなるほど、日本の富が減り、景気回復どころか後退につながっていくでしょう。

昨年末に、貿易赤字のみならず経常収支すら赤字になりました。（貿易収支と経常収支の違いについては、自分で調べてね）
この問題を解決しない限り、中・長期的に日本経済を復興させるのは、はなはだ困難であると言わざるを得ません。

原発事故による死者はほとんどいませんが、長引く不況は国民の生活を苦しめ、かつ自殺者の増加へとつながります。

と、以上の内容を鑑みて、原発廃止に伴う代案を出してください。
質問者のみならず、全ての反原発論者にお願いします。

原発と将来のエネルギー政策について

日本の場合、原子力発電所の技術が世界最高だとしても