No.1ベストアンサー
- 回答日時:
3資格とも受験経験が有ります。
まず、行政書士ですが、これまで資格取得の勉強をしたことが無い方が容易に取れる資格では有りません。
(法学部出身者等、資格取得以外のために、民法・行政法の専門的な勉強をしたことが有る方なら別でしょうが。)
と言うのは、出題範囲が広く、まだ過去問の繰り返しモードに入っていないので、どうしても、受験会場の場で考えて解答することが必要になります。
(平成18年度に試験制度の大改革が有り、それまでの過去問は易しすぎたり、範囲外・傾向外だったりして、ほとんど使えなくなったので、まだ日が浅いのです。)
そのような時には、主要な条文の趣旨を理解し、関連条文間の共通点や相違点を整理して覚えておくことが必要になるため、
単純な過去問暗記だけでは、まったく歯がたたないのです。
そのため、フルタイムで勉強出来る方でも、もうスタートしている必要が有るのです。
まあ、それはそうとして、質問にお答えします。
将来役に立つということの意味は、いくつかあると思いますが、…
自分自身が社会人として生きていくための必須の知識ということでは、FP3級。
企業するなら、簿記3級あるいは両方。
就職に役立つということでは、両者とも、2級が必要です、
が、どちらかと言うと簿記3級。
(ハロワの求人票を見ていると、FP3級だけで無経験でも入れる会社は皆無。
簿記3級+経験は、たくさんあるけど、
簿記3級だけだと、少しはあるけど、条件が悪い。)
行政書士の試験の役に立つかということでは、両方共あまり役に立たないけど、どちらかと言えばFP3級。
というのは、法律問題で1題は相続・婚姻関係の問題が出るし(昨年の問35)
一般常識問題の内1題くらいは、FP3級の知識が役立つ問題が出るから。(昨年だと、問51)
ただ、全60問の内、マイナーな出題範囲のために、FPを経由するのも、いかがなものかと思います。
それよりは、センター試験の政経の過去問を固める方が、よほど役に立ちます。
(一般常識の足切りは、ほぼ心配無くなる。)
あるいは、それに類似のニュース検定2級(6月簿記の翌週)
この回答への補足
ありがとうございます。
もし行政書士を受けるとしても今年ではなく来年を目標に考えています。
kuma8roさんは資格試験に詳しそうなのでお尋ねしたいのですが
行政書士は簡単に取れる資格じゃないとのことなんですが
私が取得しようと思ったきっかけは起業できそうだからです。
社労士も考えたのですが、就職して会社で働くイメージだから
視野から外しました。(就職できるなら、むしろ社労士にしたいですが・・)
私は若くないし30代後半で男性ということもありますし
今は工場の期間工として働いてますしその前はニート期間も長かったりと
とても資格を取得してもホワイトカラーの固い会社で雇って
いただくのは無理だと思います。
まだ学生とか20代とかならFPや簿記のスキルでもチャンスが
ありそうなんですが・・(ハロワで求人を見ました。中途採用は経験が5年以上とか
かなり厳しい条件のものしかありませんでした)
資格じゃなんともならないんですかね?
行政書士の方と話したことがありますがその方は資格学校で講師の
アルバイトをしていたり本業だけでは食べていませんでした。
持ってる資格も宅建やCFPや簿記2級だったような・・それだけあっても
資格では報われないんですね・・
No.3
- 回答日時:
行政書士の起業は、上手くいかないというのが、定説になっています。
なぜなら、人並み外れた営業力が無いと、仕事を取れないからであり、
未経験で資格だけ持っている人に、注文を出す人もいないからです。
従って、まずは、何らかの法律事務所に補助員として入って、
経験を積み、指名を受けられるようにすることが必要です。
質問の趣旨とは離れて、あなたにアドバイスするとしたら、
まずは今の工場で、契約期間が過ぎても、雇い続けてもらえるためには、
どうすれば良いか相談してみることです。
資格を取るより、よほど身につくものが得られることと思います。
No.2
- 回答日時:
> 将来役に立ちますか?
さあ、第三者には貴方がこれからの人生をどのように過ごしたいのか分かりませんので、役に立つのかも分かりません。
「簿記」検定は、あくまでも商売の基礎となる会計帳簿に関する知識を問う資格です。
FPは顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談に関する知識を問う資格です。
つまり、ご質問者様は行政書士として商売をされるのにお客様としてどのような人たちを相手に商売をする気ですか。
商売人(個人事業主や企業など)を相手にするなら、「簿記」検定は必要だと思います。
但し、株式会社を相手にしたいなら、簿記3級よりも簿記2級は取らないと知識不足だと思われます。
一般消費者相手ならFPは必要だと思います。
まあ、両方ともあくまでも行政書士試験を目指しているなら、合格後に取ればいいのではと思います。
「ビジネス実務法務検定」3級なら、行政書士試験の民法の基礎的知識レベルが出題されるので、こちらを受けた方が宜しいとか思います。
ちなみに「ビジネス実務法務検定」2級は行政書士試験の会社法・商法の基礎的知識レベルが出題されます。
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