プロが教えるわが家の防犯対策術!

49歳女性です。
先月、手足にぴりぴりした痛みとふらつきもあった為
脳神経外科のある病院に行きましたら高血圧脳症と診断され入院しました。

その間、血流を良くする点滴を2週間毎日して
同時にてんかんの発作とうつ病もあり投薬も受けていました。

退院後、一日中耳の付け根の上の方からキーンという耳鳴りがするようになりました。
入院していた脳神経外科の先生に相談しましたら、
一度耳鼻科で調べてもらってくださいと言われました。

耳鼻科で調べて頂きましたら鼓膜などに何の症状もありませんと言われ
脳からかストレスからか耳からではなく頭から鳴っているのではとも言われました。
耳鳴りを抑える薬を頂いたのですが、その後も耳鳴りが一向に止まりません。

脳から耳鳴りの様な音がする事はよくあるのでしょうか。
対処方がありましたら教えてください。
毎日の事なので仕事にも影響が出ている次第です。
ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

アメリカ(ロサンゼルス)に住んでいるので、日本との治療基準や医者の診断が違うかも知れませんが、最近あなたと同じような事があり、専門医に通い先週完治しました。


日本よりもこちらが断然長く拙い文章で大変お恥ずかしいのですが、
年齢も近いあなたに少しでもお役に立てばと思い書かせて頂きます。

あなたの耳鳴り発生状況が分かりませんが、私の場合はある朝突然起こりました。
その朝、一度だけでしたが、酷い目眩に襲われ、ベッドで横にならなければなりませんでした。
前夜までは何もなかったのに目覚めた直後、水の中にいるような感じであり、飛行機で上陸離陸時に起こるような圧迫感があり、その後、耳鳴りがひどくなりました。
人の話声も、部分的に「mmm~mmm~」という不快音でかき消されました。
冷蔵庫などのコンスタントな小さい騒音は全て消え、突発的な音しか聞こえない、
耳鳴りはあるものの、妙に静寂な世界に生きているような気分でした。
又、夜などは昼間のキーンという耳鳴りよりも何百もの鈴虫の鳴くような音に起きている間悩まされました。
どうもキーンという耳鳴りは、突発的な音に反応して起こっていたようで、
突発的な音が少ない夜間では耐えられる程度でしたが、
救急車や警察のヘリコプターが通ると夜中でも耳鳴りがしました。
圧迫感と耳鳴りは数日まるまる続き回復する気配もありませんでした。
脳から耳鳴りがするというのより、頭全体から耳鳴りしているという感じでした。

いくつもの検査の結果、Sensorineural hearing lossという診断が下されました。
突発性難聴の感音性難聴が発症する病気です。

自分では両耳・頭全体だと思っていましたが、検査結果では左耳の難聴度の方が高く出ました。
専門医は最初、溶連菌やムンプスウイルスなどの菌によるものを疑いましたが、検査では陰性。
神経系の難聴と診断され、Prednisoneというステロイド薬品を処方されました。
私は高血圧やコレステロールの問題はありませんが、糖尿病予備軍です。
このステロイド薬品は血糖値を急激に上げる副作用がありますが、現在の医療ではステロイドに頼るしか他ないようです。
短い投与なので大丈夫だと医者に言われ投与を決心しました。
私はいつも自分に処方される薬の件では主治医と口論になる程に慎重派なんですが、
今回の難聴は専門医と口論できるような他の選択肢もありませんでした。
ステロイドが効かなかった場合は手術しかないとも言われました。
投与により急激に上がった血糖値が肝臓機能を一時的に低下させ、軽い黄疸も出ましたので、
耳鼻科の難聴専門医と自分の主治医(内科)が同時に働き、投与期間は血液検査で肝臓機能もモニターされました。
勿論、Audiology(聴覚)の技術者も入った三人の医者のチームワークでした。
尚、ステロイド薬品は突然投与を止める事が出来ません。徐々に量を減らして完了する必要があります。

Prednisoneの後は、Fluticasone Propionateという鼻炎スプレーが処方されました。
耳なのに鼻炎の薬を鼻からとは一体?とも思いましたが、
サイト(米国)を色々読むと同じ治療を受けた感音性難聴の人達が沢山いました。
あるサイトによると鼻からスプレーした後に横になると効果的のようです。
投与期間はPrednisoneが一週間、鼻炎スプレーは今でも続いており、二ヶ月と医者に言われています。

専門医からの詳しい説明ですと、骨の間を通っている神経が高血糖値、高血圧、高コレステロールなどで炎症を起こし、
骨という硬い場所を通る神経は炎症が齎す神経の腫れで行き場を失ない、
神経が圧迫され難聴・耳鳴りを起こすそうです。
つまり、年齢的にも成人病の合併症だと考えられます。
(何でもかんでも更年期だから仕方ないと簡単に済ませるのは間違っていると私は思っています。)
ステロイドはその神経の炎症を抑え、神経が圧迫死する前に自然治癒できるチャンスを与えるもののようです。
(神経が圧迫死をしてしまったら完全に耳が不自由になってしまいます。)

完治したから医者から聞けた話かも知れませんが、私のように完治する可能性は30%、
完全に耳が不自由になる可能性が30%、部分的に難聴が残るケースが40%だそうです。
この明暗を分けるキーはステロイドをどれぐらい早く始めるか、だったようです。
幸い私は難聴が発生した日から投与を始めました。
帯状疱疹などもそうですが、神経系の治療は早期治療が大切なようです。
尚、前出の手術とは脳神経外科での手術の事だったそうで、難聴手術の成功率は5%だそうです。

ステロイド薬品の副作用に不眠症がありますので、午後の投与はお控え下さい。
最後に、一旦完治した場合、再発の可能性は低いようですが、3年間は注意しておいて下さいとの事でした。

どうぞお大事に。
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この回答へのお礼

丁寧なお返事有難うございます。
私も、もっと今の脳神経外科と耳鼻科との間で詳しく調べてもらった方がいいのですね。
難聴の症状はないと言われていますが、再度診察に行ってきます。
ご回答本当に有難うございました。

お礼日時:2014/04/06 10:40

ご丁寧にお礼状をありがとうございます。



そうですね。検査は大変疲れますが、あなたの大切な耳の為に頑張って下さい。
ステロイド薬品の副作用で血糖値が上がったのも一時的な事で、
薬の量が減った後は黄疸も消えて肝臓も元気ですから、
もしステロイドを処方されても余り心配しなくても大丈夫だと思います。
他の関連のお答えを読んでいると、神経性の場合は出来るだけ早期治療が必要ですが、
リラックス治療とか漢方薬とかあり、ちょっと心配になったのでお節介してしまいました。

お互いに成人病の方も気をつけましょうね:) 応援しています。
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