プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は30代半ばから5年間、アメリカ・カナダに留学していました。現在40代前半です。

現地では最初の数年間は、日系コミュニティや日本人との接触を一切断ち、日本への電話以外は日本語を使わないという生活をしていました。

そのせいなのか、2年前に帰国してから日本語がうまく使えなかったり、適切な表現を思いつかなかったりということが多く、とてももどかしい思いをしています。

私は子どもの頃から読書量は非常に多く、10代の頃には文芸創作の分野でかなりいい線まで行くなど、日本語力には自信がありました。会話で敬語が上手に使えることでも、目上の方から褒められることが多かったのです。それなのに・・・

せめてその分、英語が上達していればいいのですが、お恥ずかしい話、日本語断ちをしてまで努力したにも関わらず、リスニングがどうあがいても改善されず、英語力は頭打ちでした。

結果的に、今は日本語も英語も中途半端で、とても落ち込むことが多いです。

日本語をもう一度流暢に使えるようになりたいです。読書は心がけていますが、若いころのようにスムーズに頭に入ってこないのでもどかしいです。

こんな私にアドバイスをいただけましたら幸いです。同じような思いをした留学経験者の方はいませんか? 私だけなのでしょうか?

A 回答 (2件)

お礼でコメントをいただいたのでもう一度回答させていただきます。



質問者様のおっしゃる通り、日本にいたころと比べれば多少日本語力は落ちましたし、適切な表現がぱっと出てこないことなんかはよくありました。

時間の経過とともに元通りになりましたけどね。

というか私はかなり若いころに海外に行きましたので、そこまで日本語が達者ではなかったのかもしれません(笑)

職業柄ハーフの方や海外在住経験が長かったり、インターナショナルスクール上がりの方たちと接する機会が多いですが、彼らは人生の大半を日本に住んでいながら、今一歩うまい日本語が使えていないことが多いです。

これは単純に言葉を知らないということもありますが、一度覚えても忘れてしまうことが多いのでしょう。実際私の知り合いも覚えては忘れてを繰り返してきたと言っていました。

読み書きも大事ですが、それよりも実践の中でいかに意識して自分の理想とする日本語を使っていくかを試していかなければいけないと思います。

おそらく質問者様は日本語を操ることに関して自信を持たれていたのですよね。

英語習得に関しては、その「日本語力」が仇になった可能性があります。

「正しい言葉づかい」を気にされている方ほど、外国語習得に苦労する傾向はあります。

これが文書作成などの堅い英語を使う場であれば役立たないこともないのですが、日常的な会話においては日本語と英語は文法も感覚も違いすぎるので、英語のフランクさや文化的背景の違い、学校で習った英語が全く出てこないといった状況に対応できず、思ったように上達できない方が多いです。

新たな知識や考え方というのは、それを得ていくことで成長できる反面、それに伴って柔軟さを失っていくことも多いです。

外国語習得には柔軟な発想というのが不可欠ですからね。

話がそれてしまいましたが、何語であろうと考えずに適切で気の利いたリアクションをしたり、自分の言いたいことを自由に表現するには会話を繰り返しやっていくしかないので、常に言葉に対する意識を持って生活をしてみてください。

あとは英語習得中にされていたかもしれませんが、日記やブログをつけてみるといいかもしれません。

頑張ってくださいね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再度の丁寧な回答ありがとうございます。同じような経験をなさった方と出会えてよかったです。やはり複数の言語を使いながら生活するというのは、ある限界があるように感じました。私はやはり日本語が好きで、日本語を使った仕事で勝負していきたいと考えて帰国したもので、日本語を忘れてしまったことは大変大きな痛手になってしまったのです。

私はちょっと変則かもしれませんが、自分で言うのもなんですが英語の話す、書く力はかなりレベルが高かったのです。(もうだいぶ忘れ始めていますから、過去形ですが) ただ、相手の言っていることが聞き取れる耳が最後までできませんでした。

赤ちゃんもそうですが、会話から語彙を増やしていくので、リスニングができないとある程度のレベル以上には上達しないんですよね。だから日本語断ちをしてまで英語漬けになろうとしたのですが、結局うまくいきませんでしたね・・・ その上、日本語力まで落ちてしまったので、行かなければよかったなあとすら思い始める昨今です。(苦笑)

お礼日時:2014/04/14 09:13

留学をされたのでお気づきかと思いますが、英語の本を読めば会話の中で英語を流暢に使えるわけではないのと同じように、日本語の本を読んでも読む力や書く力はつけど、会話力には直結してこないでしょう。



質問者様は例えるなら、5年間無人島に漂流していたのです。

5年間も言葉をろくにに発していなければ忘れてしまったり瞬発力が鈍くなるのは当たり前で、じゃあどうやって取り戻していけばいいかと言えば、実践しかありません。

うまく使えなくて落ち込んでいることそのものが、実は日本語力を取り戻す過程になっているのです。

また、うまく言葉が出てこないという状況に遭遇することが「自分はこの言葉を忘れていたんだ」ということを認識することになるので、これぞ失敗は成功の母と言えるものでしょう。

落ち込んでしまうことも多いと思いますし、質問者様の年齢であればなおさらかと思いますが、今の自分を認め、恥を捨ててとにかく会話し続ければ、取り戻す日はそう遠くはないでしょう。

以上、同じような経験を持つ若造から先輩へのメッセージでした。少しでも参考になれば。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。kajukazu22さんも、ご帰国されて日本語が出てこなくて苦労されたのですか? 英語を忘れてしまったという人はよく聞きますが、日本語まで忘れてしまったという話はあまり聞かないので・・・

お礼日時:2014/04/13 07:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!